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ドイツと日本の国会の落差、日本凋落の原因 [メディア・出版・アート]

けさ放映のドイツと日本のテレビニュースから2項目紹介します。
まず、ドイツZDFの昨夜のニュースのNHKによる翻訳レピート。ドイツ議会での秋のコロナ対策の審議の様子。オリジナルはこちらです。

マスクの義務化条件についても詳細に議論されています(末尾にその部分の書き起こし)。対策の中身についての妥当性など詳しいことは分かりませんが、対するに日本の国会の惨状が目立ちます。憲法で義務付けられた会議すら開かず、その代わりに「閉会中審査」として時間を費やしているのは、政府の違法・違憲行為のせい。これをなんとか食い止めるため必要とは言え、本来必要なコロナ対策や経済対策は無策放置のまま。

次はテレ東の「モーサテ」から。ゲスト解説者が最近の円安の意味を語ります。

解説者が言われるとおり、政策の変更、それも根本的な変更が必要です。それは現在の自民党政権では無理。
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* ZDFのニュースで、マスク義務化の部分の書き起こしです。
10月1日より、全国の医療機関、介護施設、長距離列車で、高性能のFFP2マスク着用が義務付けられますが、飛行機の機内は除外されます。
FFP2とはヨーロッパが定めたEN規格に適合したマスクで、米国規格のN95、日本の防じんマスクのDS2に相当するものとのことです。このようなマスクの詳細についての議論を、日本のメディアではまず見かけません。そのためか、効果の少ないウレタンマスクも結構見かけるようです。

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「中国が南西諸島に侵攻する」のか? - 平和のためのメモ - [反核・平和]

(末尾に筆者の関連投稿へのリンク 9/11 最後の節に少し加筆しました。青色部分。9月12日英語バージョンを作成しました。)
国際政治や軍事問題の専門家でもない私が、東アジアの軍事緊張についてコメントしても、テレビのワイドショーでのタレントの発言と同じで、ほとんど誰にも真剣には読んでもらえないでしょうが、自分自身の備忘として、まさにウェブ・ログとして、書いておきたいと思います。(この部分、本文冒頭の繰り返しです。)

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「中国が南西諸島に侵攻する」のか?
- 平和のためのメモ -
要約
台湾"有事"を契機として日本国内で戦争が起きる可能性とは、いきなり中国が南西諸島に侵攻することが想定されているのではなく、懸念される台湾戦争に米・日がどういう形であれ参戦することで、その反撃(もしかしたら予防攻撃)として想定されるものであろう。

現在有効な日中間の条約や共同声明を前提とすれば、台湾戦争はあくまで内戦であり、これに日本が介入することはこれらを破棄することなしには出来ない。アメリカも今のところ「一つの中国」の立場であるから同様である。

内戦であれば、それへの軍事介入には国際法上の根拠がない。主要メディアではアメリカの介入がさも当然のように語られるが、その法的なベースについての議論を見たことがない。

現在進められている南西諸島のミサイル基地化は、このような違法な軍事介入の準備であり、「安全保障のディレンマ」のメカニズムによって中国の警戒感を高め、軍拡を助長する。

「抑止」による平和は不安定で、戦争の延期に過ぎない。ユネスコ憲章前文にある、「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」を想起すべきである。これは精神論でも理想論でもなく、恒久平和への唯一の道であろう。

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中・台・米の軍事緊張、日本との関係についての基礎知識 [社会]

aso220831.jpg中国と台湾との緊張に絡んで、2日に報道された自民党・麻生副総裁の「日本国内で戦争が起きる可能性」発言に突出して表れたように、戦争の危機を煽るムードが高まっています(写真はその記事-評論家ではない、政治権力者のこのような危険な発言を「あたりまえ」のように報じる朝日もひどいものですが)。また、南西諸島に自衛隊のミサイル基地が次々と新設されているのに、県知事選の中で「オール沖縄」も、これに公然と反対を掲げられないほど、この自衛隊軍拡を容認するムードも世論にあるようです。

しかし、もし中台関係をめぐって戦争になれば、そしてそれにアメリカが介入すれば、この沖縄県の島々は日本国土の中で真っ先に戦場にされるでしょう。

m-asai.jpgこのような情勢下で、日本と中国の関係についての、いわば「基礎知識」を提供し、それに基づいた理性的な議論を誘う貴重な論説に出会いました。「思想運動」という月刊の新聞に依頼原稿*を書いた縁で毎号送ってもらっているその新聞の最新号付録に掲載された、元外交官で国際政治学者の浅井基文氏(写真は機関紙連合通信社)の「中国との友好関係阻む日本の執拗低音ー国交回復五〇周年、日中関係の未来を探る」という論説(講演要旨ーでも長い)です。日中関係を考える基本となる法的なバックグラウンドが詳しく説明してあり、歴史認識の問題も解明しています。
shisoundogogai220901.jpg
この、今まさに貴重な文章を何とか広く共有できないかと、同紙編集部に問い合わせたところ、間もなくウェブで公開するとの情報、心待ちにしていたところ、2日ほど前から公開されています。次のリンクです。是非お読み下さい。
中国との友好関係阻む日本の執拗低音ー国交回復五〇周年、日中関係の未来を探る

中国をめぐっては、ウイグル族弾圧問題をめぐっての国連の報告のニュースが1日に流れたばかりですし、また少し前には、香港をめぐっての「一国二制度」の約束を破っての民主主義抑圧など、人権状況は評判がよくありません。(もちろん我が国も、よその国のことをとやかく言える状況でもありませんが。)しかしこの問題と、戦争と平和の問題は明確に分けて考える必要があります。
* 7月4日にブログに転載
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マックのマウスのコード取替え / Mac mouse cord replacement [身辺雑記]

マックの有線のマウスのコードの取り替えをしました。使い古してコードがボロボロになり、何箇所か「添え木」をして使っていましたが、限界。数日前、次のサイトで分解の仕方が分かったので、着手。
http://inufuna.way-nifty.com/rouhi/2007/05/post_ea13.html
無線マウスは便利ですが、電池切れ(充電)の心配が面倒です。それで有線タイプは捨て難い。参考になる人が日本中に1人でもいるどうかわかりませんが・・・。

下側の細いリングをこじ開けて剥がす。接着剤でつけてあるので、割らないように。ここが一番の難所。/ Pry open the thin ring on the bottom side and peel it off. It is attached with adhesive, so be careful not to break it. This is the most difficult part.
IMG_3812.jpg
リングを外すと上下に割れます。爪を壊さないように。(2日朝、上の窪みが汚いので画像を「掃除」しました。)/ When the ring is removed, it splits up and down. Do not break the nails.
IMG_3814r.jpeg

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