Fridays For Future Fukuoka のデモに参加

久しぶりに、と言うより初めて、若者たちのデモに参加しました。昔参加していたデモは若者が主体だったので、「初めて」はおかしいですが・・・。

Fridays For Future Fukuoka の、福岡・警固公園での集会、天神一周のデモは、明るく斬新で、参加者誰もがエンパワーされたと思います。
https://twitter.com/fff_fukuoka/status/1704480172567892367
参加者に配られたパンフレットが洒落ています。その裏のページ。

ママへ
地球を救わないといけないので
へやのそうじは
できません。

実際、地球破壊の影響を最も被るのは、いまの子供たち。たしかに、彼らにへやのそうじなど、している余裕などない！！

そして、地球をここまでボロボロにしてしまった責任を、大人たちは負わなければならなりません。

賑やかな天神一体を行進するのもとても気が晴れるものでした。コールも、日本語と英語で交互になされました。通行人の少なくとも数パーセントは外国人でしょうから、実際的にも意味のあることです。そして歌も、荒木栄ではなく、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」。前からこれを使うべきと思っていましたが、さすが福岡の若者たち。

実は、目下、翻訳出版準備中の本"Activism for Life"の付録７は「気候変動」。XRのデモで逮捕されたアンジー・ゼルターの法廷での証言です。恐ろしく説得力のある文章です。絶好のチャンスと、沢山ではないが日本語訳のプリントを用意してきて、参加者に手当たり次第に配りました。もちろん翻訳出版のPRも入れています。（9月23日の「ZOOMセミナー」参加よろしく。）
こちらにそのPDFファルを置いています。
英語のオリジナルはイギリスXR (Extinction Rebellion)のサイトにあります。
https://extinctionrebellion.uk/2019/06/25/witness-box-statement-angie-zelter-hendon-magistrates-court-25th-june-2019/

世界中で起きている洪水や山火事、そして猛暑、もはやこれを単なる「異常気象」と考える人は少ないでしょう。「温暖化」、むしろ、国連事務総長も口にした「地球沸騰化」と結びつけて考えるはずです。

私の地元で起きた、全国ニュースにもなった久留米市田主丸町の土砂災害、ようやく数日前、現場近くに行って写真を撮りました。自宅からわずか８キロほどなのに、ボランティアでもないのに、復旧工事の邪魔になってはいけないと、これまで近づきませんでした。現場付近の道路は今も封鎖され、バスも迂回します。その迂回路から望遠レンズで撮った写真です。画面右上にうっすらと見えるの山頂付近の崩落が引き金となって、画面左下への大きな土石流になったと思われます。このような災害も、いずれ温暖化の犠牲者とみなされるようになるのでしょうか？

コメント 2

市民生活を考慮して、あの最過激派だったビル・ゲイツが気候変動問題でUターンしたらしいし、
毎日新聞「スナク英首相、気候対策に後ろ向き　背景に「早ければ来春」の総選
によれば、元英国首相ボリス・ジョンソン辞任の補欠選挙で本体なら圧倒的に不利な保守党が勝利して原因は労働党の過激な気候変動対策が、有権者の怒りを買ったから。
スナク首相もビル・ゲイツの気候変動Uターンを真似て総選挙での敗北を回避したいらしいのです。ＬＧＢＴ騒動でもスナク首相は方針転換を行った模様。気候変動でもＬＧＢＴでも同じで実際に行ったら一般市民が大迷惑する。残念ながら今の日本共産党（志位和夫）ですが今の方針のままでは間違いなく選挙で敗北します
by 宗純 (2023-09-30 10:56) 

「ティッピング・ポイント」を超える、超えたかも知れないという深刻な状況。その認識を広めることが重要ですね。
by yamamoto (2023-09-30 11:34)