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映画「はりぼて」とテレビドラマ「半沢直樹」 [メディア・出版・アート]

まず映画「はりぼて」。今日、福岡のKBCシネマまで見に行った。数年前、富山市で議員の大量辞職という事件があったことは記憶の片隅にあったが、これは地元のテレビ局の記者たちが、徹底的に市議や行政の不正を暴いた結果だった。その奮闘ぶりが、登場する2人の記者(一人はニュースキャスターでもある)自身が監督して作り上げたドキュメンタリーとして描かれる。取材相手の市議たちの、時に滑稽な様子も。いわば、テレビ局スタッフによる「自撮り」でもある。今まで見たことのないスタイルの映画だ。

東京新聞の望月記者を対象にした「i 新聞記者ドキュメント」の系列につながるとも言えるが、本作では監督は専業の映画監督ではない。

優れた作品、絶対にいま見る価値のある作品。意外な結末も、まさに今のリアルである。まさに、安倍・菅政権とメディアの「縮小版」と言ってもいい世界が富山市にあった。

映画サイトのストリーム映像から。スタッフ全員が若い。
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もう一つは、この日曜に完結したばかりのテレビドラマ「半沢直樹」。これも久しぶりに骨太な社会性のあるドラマだった。最後の2回しか見ていないが、十分に楽しめたし、パワーを受け取った。決して「ガス抜き」ではない。翌日の「NEWS23」によると、なんと3,300万人が視聴したという。
IMG_1849.jpg
私も含め3,300万の人たちの多くは、半沢による「叛逆」の勝利に快哉を叫んだはずだ。
一方で、まさに半沢の「敵」とも言うべき人たちが作っている内閣の支持率が6〜7割というのが本当なら、それらの積集合、つまり半沢に快哉を叫び、かつ菅内閣を支持する人たちというのはどういう思考をしているのだろうか?このドラマが現政権・現体制の腐敗のメタファーであることを全く理解しない、またはそう受け取らない人が非常に多いということだろうか?

平野啓一郎氏と、それを引用した、ブロガー村野瀬玲奈さんのツイートを引用:
muranose-hirano.jpg
平野啓一郎
@hiranok · Sep 27
半沢直樹に快哉を叫んで、戦後最悪の腐敗政権を「継承する」と宣う現実の政治を歓迎してるんじゃ、世話ないわ。。。

KBCシネマの「はりぼて」は今週金曜(10月2日)までのようです。
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「インターナショナル」 [メディア・出版・アート]

「起て飢えたる者よ」で始まる革命歌「インターナショナル」、70年前後までは学生運動でもよく歌われた。その後は全くと言っていいほど聞かれなくなり、まさに「前世紀の遺物」のように見なされていたと思う(実際には前々世紀、19世紀後半に作られたのだが)。しかしYoutubeなどで検索して見ると、今も盛んに歌われていることがわかる。むしろ「リバイバル」しているのかも知れない。
次はフランス語の原詩のカラオケ。画像には最近の「黄色いベスト」運動も使われている。


次は"Modern Rock Pop Version"と銘打ったフランス語・中国語のバージョン。Shanghai Orient Media Co.Ltdというクレジットが入っている。まさにロックでポップ。2016年。

私も歌っていた70年前後は、「"飢えたる者"って誰?」という感じだったが、「新自由主義」こと、過激派資本主義が跋扈するようになって社会にひどい格差が生まれ、この歌の歌詞のような現実が再来している。今や全く「新しい」歌になった。

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いきいきサロン [身辺雑記]

自治会長は無事に年度で交代できたが、どうしても決められなかった委員ポストがあり、結局は自分がやることになってしまった。高齢者を中心としたイベントの企画係である。コロナもあるので人が集まるイベントは無理かと思っていたが、social disanceを取りつつ、感染対策して実行すべし、ということに。確かに引きこもってばかりも健康に悪いので、どんなテーマがいいかと頭を悩ましていたが、市の出前講座のメニューに面白いのが見つかった。来年が有馬家の久留米入城400年にあたり、その関連企画として、文化財保護課の人による歴史講座というのがあった。

その一覧表の「内容」の欄には、「江戸時代の城下町の成り立ちや有馬家の歴史などについて学ぶ」とあったが、殿様の話だけでは面白くない。私は個人的に、ブログでも再三書いたように(例えばこの記事)、全国的にも有数の規模であった「宝暦一揆」に興味があったので、「領民の暮らしのことにも触れていただくよう」と注文をつけておいた。しかし開けてみれば、話の重点はまさに享保、宝暦の2つの大規模な一揆のことで、私自身は大満足だった。他の参加者の人たちも、テレビでは聞けない郷土の歴史の話とあって興味津々だったようだ。講師の話が1時間に対し、質疑応答は30分にも及んだ。

どうやらほとんどの参加者にとってこの一揆の話は初めてのように思えた。実におかしな話ではある。たしかに学校でも全く教えないし、歴史資料を展示する施設でも見た記憶がない(ただし「久留米市史」には詳しい記述がある)。こういう私自身がこの史実を知ったのがわずか1年少し前のことだ。どうやら権力側による意図的な隠蔽の感じがする。一揆の研究をする歴史研究者がこの数十年来皆無という話も、ある大学関係者から聞いた。

IMG_1843c.jpgところで、この一揆の原因を作った7代君主、有馬頼徸(よりゆき)さんだが(講師が「さん」付けで呼んだのでそれに倣って)、和算、つまり数学の達人だったということは知っていた。しかし、それまで関家の秘伝であった和算を、この頼徸さんが慣習を破って公開した(何冊もの本にした)ということは知らなかった。いわば、数学を公共財に、つまり「学問」に変えたのである。そういう意味ではいわば「反逆者」であったわけだ。

この君主は、人頭税(人別銀)に代表される領民への過酷な支配という悪い印象しか持っていなかったし、それは事実に違いないが、このようにまた別の分野では別の顔を持っていた、ということだ。

ちなみに、ブログでも宝暦一揆のことしか書かなかったが、それに先行する享保一揆も非常に興味深い。それは、完全非暴力(打ちこわしも打ち崩しもなし、事後の農民側の処罰もなし)で行われ、しかも農民側の完全勝利に終わった一揆ということだ。完全非暴力の一揆といえば唐津の虹の松原一揆があり、またこれも領民側が要求を勝ち取ったが、しかし犠牲者は出ている。
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安倍政権の多くの疑惑について候補者に問わないメディア [メディア・出版・アート]

DSC_4737.jpg史上初めての「前任者の不正を隠蔽するためだけの総理大臣」として、菅氏が自民党総裁に選ばれようとしている。安倍政権の多くの疑惑について、事実上の首相候補である3氏に対してメディアは一切問わない。

先週相次いで放送された、スタジオに3候補を招いての質疑を、NEWS23(右の写真)とテレ東WBSについてチェックしてみた。どちらも30分弱の長さのスタジオ録画を放映したが、キャスターらは、どちらの番組でも、モリ・カケ・桜・1.5億買収資金など、数々の安倍政権の多くの疑惑についての質問を一切しなかった。それぞれの局が少し前までは追求していた努力も、まるでなかったことのようである。(例えば2年前のWBS参照)
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8月30日の投稿で、イスラエルの反ネタニアフのデモを報じるRFIの記事を紹介し、その写真に安倍首相の顔をコラージュして掲載した。このような状況では何度もこれを再掲しなければならない(右)。 #スガはやめろ




元ネタの、反ネタニアフのデモの写真はこちら。↓
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雨戸のないガラス窓の保護 -- 台風対策 [身辺雑記]

今週のはじめ(9/6-9/7)に九州を襲った台風10号は、事前の警告のほどには強くはありませんでしたが、今後、これと同じかそれ以上の台風に見舞われる恐れが強いので、備忘として今回の対策をメモしておくことにします。もし他の方の参考にもなれば嬉しいです。

タイトルのように、雨戸のないガラス窓を簡単に厚手のベニヤ板(コンパネ、というようです)で簡単に保護できました。網戸の代わりにはめ込むという方法です。
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ホームセンターで5ミリ厚のベニヤ板を、縦を網戸のサイズに、横は窓全体をカバーできるサイズにカットしてもらいます。大型の機械があり、無料でやってもらいました。ポイントは縦を正確な長さにすることです。今回これに失敗して、少し短めになってしまい、金属の「足」を2箇所継ぎ足すことになってしまいました(上の右の写真)。

別の窓は、売っている定尺の短辺より窓の縦が大きかったので、2枚をネジで継ぎ足しました(次の左の写真)。また、この窓では板をはめ込む上の溝の幅が広く遊びができたため、風でバタバタと振動しそうだったので、隙間にくさびを打ち込みました(写真右)。
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そのくさびに何がいいか探していたらいいものが見つかりました。木の洗濯バサミを分解、逆向きに束ねるとぴったりでした。終わった後は元の洗濯バサミに戻します。
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DSC_4696w1200.jpg古い車庫のドアは、内側にストッパが付いていないので風で煽られると小さなラッチはもぎ取られそうに思えたので、臨時に木の棒で固定しました。(ちなみに白いラッチは取り付けが裏表が逆でした。ネジ頭が見えてはダメです。)

結果的にはこれらの対策なしでも無事に済んだ程度に、コースが西に逸れてくれました。言い換えれば、この方法で風速40mや60mに耐えられたかは不明、ということです。
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アサンジ氏の英国での裁判開始にあたり、メランションがマクロンにフランスへの政治亡命の許可を要求 [社会]

ジュリアン・アサンジの英国での裁判開始にあたり、メランションがマクロンにフランスへの政治亡命を要求。
メランションの声明を、グーグル翻訳をベースに、訳してみました。(太字は引用者)
https://melenchon.fr/2020/09/07/la-france-doit-accorder-lasile-politique-a-julian-assange/
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フランスはジュリアン・アサンジに政治亡命を認めなければならない

ジュリアン・アサンジの英国での裁判が本日始まります。 イギリスの司法は、175年の懲役刑を受ける恐れのあるアメリカ合衆国への彼の引き渡しを受け入れるかどうか決定しなければなりません。

ジュリアンアサンジは自由の戦士です。彼のおかげで、世界中の米軍によって犯された多くの戦争犯罪が明らかになりました。 彼はまた、フランスのすべての指導者たちが私たちのいわゆる同盟国であるアメリカによって体系的にスパイされた方法を示すことによって、私たちの国に素晴らしい貢献(service)をしました。これは特に、NSAによって盗聴されたシラク大統領、サルコジ大統領、オランド大統領の事件でした。

2010年以来、ジュリアン・アサンジはアメリカ帝国によって手配されてきました。 彼はロンドンのエクアドル大使館の9平方メートルの部屋で難民として7年間過ごしました。 彼は1年半の間、英国の刑務所で苦しんでいます。

私は長い間、フランスにジュリアン・アサンジに政治亡命を認めるよう求めてきました。 2019年4月11日、現在のエクアドルの大統領が彼をイギリスの警察に引き渡すことを決定したとき、私は再びこの要求を正式に行いました。 法務大臣は、アサンジの弁護士のメンバーだったときも、ロンドンの隠者(reclus)に亡命を許可するよう私たちの国に積極的に働きかけました。 彼が大臣になった今、彼がこの正義の戦いを忘れていないことを願っています

したがって、私はもう一度エマニュエル・マクロンに厳粛に要求します。ジュリアン・アサンジに亡命を許可して下さい。フランスは、自由と独立を支援する人々を見捨ててはならない。
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