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おそらく最も安価なボディカメラ [身辺雑記]

以前、ウォーキング・レコーダーという記事で紹介した装置の改良版です。これについてはフェイスブック1/27の投稿でその画像を使い、作り方をコメント欄に書きました。
JRC2396.jpg改良点は、レギュレーターのICを低ドロップアウト型の"2396"に変え、Ni-H電池6個で間に合うようにしたということです。この石は入出力の電圧の差がわずか0.2Vで作動する優れものです。実際にADR-300Sというドラレコで試して見たところ、1時間は十分に持ちました。通常の乾電池だと4個で済むと思われます。

pwr-supply2396.jpg前回、ゲートに立った警備員の人たちはヘルメットに立派なカメラを装着していました。おそらく相当高価なものでしょう。車にドラレコを後付けしている人は、簡単に取り外しができるので、とても安上がりにボディカメラを携帯できます。もし何かトラブルが起こりそうな状況、例えば「転び公妨」などの恐れがある場合、装着した方がいいかも知れません。

右が回路図です。

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「独裁国家か民主主義国家か」ではなく、「独裁度」のアナログ指標が必要 [メディア・出版・アート]

Bill-Emmott-240317.jpg昨日(3/18)の毎日の、ビル・エモット氏の論旨、想像通りというか、中・露を独裁体制、日・欧・米を(暗黙に)民主体制とする、二分法をベースにしている。なるほど近似的にはそう言えるだろう。しかし、例えば、日本の今の政治状況はどうか。検察が立件もしなかったため、留置場に入るべき連中が内閣・国会に居座り、政倫審という茶番劇に国会もメディアも占拠される。おかげで(今回に限ったことではないが)予算審議の中見、金額内訳も報道されず、イスラエルのジェノサイドも審議されない。街頭デモの報道も皆無に近い。つまり、そのようなメディアに囲まれて過ごす国民はVR(仮想現実)の世界に閉じ込められているようなものだ。(日本の2023年の「報道の自由度指数」は63.95で、欧米からも水を開けられている。)

したがって、国家体制の評価を、独裁か民主制かの単純な2分法ではなく、アナログ量*として評価すべきであろう。つまり、ジェンダー指数とかジニ係数とか、社会をアナログ量で評価する数値があるように、「独裁度指標」が必要だろう。政治学会かどこかの大学の政治学の研究室で、評価方法を考えて欲しい。これは、NHKの「100分de名著」の、ジーン・シャープの本「独裁体制から民主主義へ」を取り上げた回のテキストの序文に中見真理氏が書いたことにも通じる。ただそこでは、アナログ量のパラメータとしてではなく、民主から独裁への「相転移」としての議論に限られてはいるが。
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-09-14#domestic
・・・この本は強権的な独裁体制下で無力感に打ちひしがれていた世界の多くの人々に読まれ、希望を与え、彼らが独裁体制から抜け出すための導きの書となりました。
このようなことは、平和な日本に暮らす私たちには、一見無縁な話のように思われるかもしれません。しかしそうではありません。民主的な手続きを経て独裁政権が生まれることもあるように、どの国の民主主義も決して安泰ではありません。独裁者の台頭を許さぬために、私たちは常日頃から民主主義の基盤を強くしておかねばなりません。したがって『独裁体制から民主主義へ』は、軍隊や独裁者が政権に居座るような国の人々に限らず、民主主義国家に暮らす人々にも読まれるべき一冊なのだと思います。
私は、日本の独裁度指標はと聞かれれば、ヤマカンで60%と評価しておこう。

ところでこのエモット氏の評論には、見逃せない重大なメッセージがさりげなく挿入されている点を指摘しておきたい。末尾に結論的に書かれてはいないので目立ちにくいが、次のように日米の軍拡を主張・正当化している。いや、声高にあからさまに述べていないことで心理的な浸透力は強いだろう。
だからこそ、日本の防衛力増強や、米国が台湾防衛のために軍事介入するとバイデン大統領が明言したことは重要だ。独裁者が壊滅的な過ちを犯すのを防ぐには、強さと政治的意思を明確に示すしかない。静かな外交では不十分なのだ。
ウクライナの例のように、アメリカが中国を挑発しているという要素は皆無なのか?有名すぎる、アイゼンハワーの「軍産複合体演説」(→全文訳)は過去のものなのか?これらはエモット氏の視野の外にあるようだ。また、「民主主義国」の軍備であっても、上に引用した中見真理氏の指摘のように、その国が将来独裁化しない保証はない。そして、もしそうなった時に、それを自動的に無力化するような「サーキットブレーカー」は軍備には全く装備されていないのである。
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* あるいは、独裁か民主主義かの1ビット情報ではなく、せめて4ビット(16段階)で表現すべき、というべきか。
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共産党の予定候補を応援する会でアンジー・ゼルターの本を紹介・佐賀オスプレイ反対運動も [反核・平和]

埼玉14区の日本共産党の予定候補・苗村京子さんを応援する「語ろう会」に、友人からスピーチの招待を受けました。アンジー・ゼルターの本の紹介と、その「応用問題」としての佐賀オスプレイ基地建設阻止行動について、質疑応答含め1時間ほど話をしました。さっそく主催の大津留公彦氏がYouTubeに上げているので、紹介します。苗村候補ほか、共産党の塩川鉄也衆議院議員も出席されました。
私の話を聞いて、苗村さんが、「まだ少ししか読んでいなかったが、豊島さんの話を聞いて、俄然読みたくなった」と言ってもらえたのはうれしかったです。話を聞いていただいた皆さんありがとうございました。
以下、各パートにリンクします。

塩川鉄也衆議院議員の挨拶とQ&A 開始1分後
私の話 19分38秒後
佐賀のオスプレイ阻止行動 46分15秒後
Q&A 56分後
スライドはこちらに置きました。https://ad9.org/osprey/315slide.pdf

05m13s.jpg26m37s.jpg
塩川議員の挨拶              アンジーの本の紹介(原書と訳書の表紙)
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本の内容紹介から           8章などにある"ファスレーン365"の日本チーム
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佐賀オスプレイ反対運動の紹介       基地建設ゲート封鎖の様子
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佐賀県公安委員会に「再質問」を提出 [反核・平和]

saga-pref-police.jpg昨日の県公安委員会への「再質問」の報告(暫定版)です。
3月13日午後、豊島ほか1名で佐賀県警本部を訪問しました。1/9 の「苦情申し出」への回答が不十分なため、再度回答を求めるためです。

前回(1/9)と同じ男性警察官C氏と、女性職員1名が応対されました。以下、やり取りの要約です。録音は断られたので、記憶とメモによります。

C: 公安委員会付き職員(警察官)
A: 9条実施アクション佐賀

A: 別紙3月13日付け公安委員会宛文書を提出し(末尾にテキスト)、前回が「答えになってない」ことを簡潔に説明。
C 結論は「警察官の不適切な対応はなかった」だが、口頭で補足的な説明をする。
A 警察が対応していない、つまり不作為そのものが「不適切」だ。そのことは前回も言った。
C 不動産侵奪罪に関しては、申し出者が当事者ではないので、対象にならない。第三者による告発なら、捜査部門へ申し出るべき。
A しかし、前回は「苦情申し出」として受け付けたではないか。
また、憲法違反の件については回答がない。仮にこれを、上と同様に捜査機関に申し出たとして、果たして捜査をやりますか?このような政治的な問題に末端レベルが対応するとは到底思えない。だから、上位機関であり、県警を「管理」する公安委員会に申し立てた。きちんと答えて欲しい。

C氏から、委員会の審議経緯などが次のように説明された。
本件の委員会での審議については、申し出の翌々日、1月11日の会議で報告があり、2月29日の会議で審議され、結論が出た。後者の議事録が出るのはひと月後になる。
1/11 議事録
2/29 議事録(暫定版)

委員会の傍聴(公開)については進展がありました。当初、公開の規定がないこと、個人情報も扱うことを理由に「非公開」と言っていました。豊島が、「行政委員会が全面非公開はおかしい、例えば教育委員会は、人事案件などの議題では、傍聴者を退席させるなど非公開とするが、一般の議題では公開されている」と指摘すると、「なるほど」という態度を示しておられました。繰り返し要求すれば、傍聴に関する規定が作られ、公開が実現するのではないかという感触を得ました。

最後に、文書の末尾にも書いた、過去2回の抗議行動の際の抗議者に対するハラスメント行為について、もし現場に警察官がおられたら、彼らに注意・警告するよう依頼しました。

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佐賀オスプレイ基地阻止行動のチラシ裏面です [反核・平和]

今度の3月20日の佐賀オスプレイ基地阻止行動のチラシをすぐ前の記事で紹介しましたが、その裏面に印刷する、趣旨、行動内容などを説明した文書です。PDFはこちらです(自身をダウンロードするQRコード追加)。テキスト(html)はオスプレイストップ!9条実施アクション佐賀のブログにあります。
no-osprey-enforce-art.9saga.jpg
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今度の佐賀オスプレイ基地阻止行動は3月20日13時50分集合です [反核・平和]

peace9.jpg「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」の試験的ロゴマークです。イギリスCND(核廃絶キャンペーン)に起源を持つ世界的なピースシンボルに、斜めの縦棒を加えて、「憲法9条」の9と読んで下さい。

これに、日本語と英語の文字を組み合わせました。

logo-1.jpglogo-2.jpg

0320flyer2QR.jpg今度の佐賀オスプレイ基地阻止行動は3月20日13時50分集合です。右がそのチラシです。春分の日の午後になります。つまり、週末も祝日も連日工事が進められているということです。
今回は時間的にも、前2回と違って、おそらくダンプが動いている状態への介入ということになりそうです。(前回2月24日の、有志による「延長戦」で部分的には経験済みではありますが。)
もっと仲間が増えれば抗議行動、阻止行動の頻度も増やせると思います。





0310explanatory.jpg(追記)明日10日は、この工事に関して、佐賀県が防衛省に約9億円もの県有地・土砂を無償提供している問題についての住民監查請求の說明会です。
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