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ウクライナ戦争と「台湾有事」、日本にとっての決定的な違い / War Incitement in Japan in the Wake of the Ukraine War [反核・平和]

(English translation below.)
ウクライナ戦争を機に、北東アジアでも軍事緊張が高まり、日本でも軍拡論が勢いを増しています。ここで、日本にとっての、ウクライナ戦争と台湾戦争との根本的な違いを整理しておく必要があると思いました。

前者(ウ戦争)は一方的に侵略を受けている国への、方法はどうであれ、支援と、ロシアの侵略行為を止めること、そして出来るだけ早期の和平実現の努力という問題ですが、後者は、中台戦争(90%内戦の性格)の、そしてそれにアメリカが参戦した場合の、そのとばっちりを受ける日本(特に琉球弧)、と言う問題です。もし、台湾とアメリカによる「正戦」に日本が積極的に参戦する、という前提があるのでなければ。

この、「日本が台湾防衛に積極的に参戦するべきかどうか」という問題が明確に意識されもせず問われてもおらず、むしろ、おそらく意図的に隠蔽されているようです。「とばっちり」であれば、それを避け、被害を最小限にする最善の方法は「中立」(少なくとも自衛隊の不参加)であり、地域の非武装化でしょう。

    ↓↓こちらに、これまでの「島々シンポジウム」の動画があります。↓↓
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この、差し迫った、日本にとっての戦争と平和、特に台湾に近い南西諸島、沖縄にとっての死活問題をめぐって、次のようにzoomウェブセミナーが行われます。以下、日時、登録アドレスなどの情報をお知らせします。

9/23(金・祝日)15:00〜17:30
●パネラー
・迫川浩英さん(馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会事務局)
・三宅公人さん(馬毛島情報局)
・長野広美さん(西之表市議)
・和田香穂里さん(前西之表市議・戦争をさせない種子島の会会員)
●司会 
・FUJIKOさん(うたうたい、島じまスタンディング) 
・石井信久さん(島じまスタンディング)
●解説 小西 誠(軍事ジャーナリスト
●登録リンク
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_QzYB3LT_QR28nuBpILHMpw

*主催 第㈼期「島々シンポジウム」実行委員会
*寄付・カンパのお振込み
(現地の人々にお渡しします!)
・郵便振替 00160-0-161276(名義・社会批評社)(「島々基金」とお書き下さい)
*クレジットでのカンパができます(ただし、9/23(日)の20:50までの受付です。
イベント終了まで)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02u09anevzi21.html#detail
(以上)
次は英訳です。本当は中国語も、と行きたいところですが、さすがに自分でチェックできない機械翻訳をそのまま、というわけにも行きません。

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