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地域の「九条の会」でスピーチしました [反核・平和]

今日(25日)午後、ちっご(筑後)九条の会で、「ロシア・ウクライナ戦争と核、平和憲法」というタイトルで話をしました。多くの方が、政治や軍事問題のしろうとの話に1時間も付き合っていただきました。
こちらにレジュメ(4頁)とスライド(実質19枚)を置きました。
http://ad9.org/pdfs/publish/y2022/chiggo9jo/resume220625.pdf
http://ad9.org/pdfs/publish/y2022/chiggo9jo/slide220625.pdf

出席された皆さん、主催者の方々にお礼申し上げます。

当ブログの読者の方にとってはさほど目新しい話はありません。
なお、スライドは個々のpdfやjpegを繋ぎ合わせただけなので、ブラウザで見るとサイズが不揃いですが、ビューワーで「全画面表示」で順送りすれば問題ありません。わざわざ「パワポ」などを使うのは、むしろ不便だと思っています。

スライドの中から2枚。(クリックで拡大)
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ウクライナ平和主義者運動の声明 [反核・平和]

ユーリー・シェリアジェンコ氏らが設立したウクライナ平和主義者運動が戦争の「永続化」に反対する声明を4月15日に発表しています。とても重要で示唆的な文書だと思います。小さな文字にすればA4サイズで1ページに収まるほどの長さですが、1行だけ引用するとすれば、ここでしょうか。
私たちは、法律は戦争を煽るものではなく、平和を築くものであるべきだと信じている。また、歴史は、戦争を続けるための言い訳ではなく、人々がいかにして平和な生活に戻ることができるかの戒めとすべきであると考えている。
原文:We believe that the law should build peace, not incite war; and history should give us examples how people can return to peaceful life, not excuses for continuing the war.
全文はこちら:https://worldbeyondwar.org/statement-of-the-ukrainian-pacifist-movement-against-perpetuation-of-war/

訳文は、小倉利丸訳
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/blog/2022/06/14/ukrainian-pacifists-war-crime-against-humanity_jp/
と、太田光征訳があります。
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/487316788.html
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「ロシア・ウクライナ戦争と二重の核の脅威」-『反戦情報』5月15日号掲載分 [反核・平和]

『反戦情報』5月15日号に掲載された、拙稿「ロシア・ウクライナ戦争と二重の核の脅威」を転載します。6月15日号が発行され、旧号となったためです。

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ロシア・ウクライナ戦争と二重の核の脅威
             豊島耕一(発行後校正あり)
ロシアのウクライナ侵攻、プーチンによる核使用の脅し、そして原発までが戦火に襲われるという事態は、我々にあらためて戦争と核の問題を突きつけている。核兵器と原発という二つの核技術は、戦争によって想定される被害を桁違いのものにしている。核兵器についてはあらためて言うまでもないだろう。核の「平和利用」とされた原発は、戦火のウクライナでは今や巨大な「放射能地雷」となっている。稼働中の原発には、チェルノブイリと福島の原発事故で思い知らされたように、膨大な量の放射能が溜め込まれているが、さらに桁違いに多いのは使用済み燃料プールである。福島原発事故の時、原子炉は停止中だった4号機の燃料プールは、「宙に浮かぶ裸の原子炉」として、事故発生から1年以上も国家的な脅威であり続けた。(その燃料1,535体の全部の撤去が完了したのは実に2014年12月のことであった。)

ウクライナには稼働可能な原発がリウネ、フメルニツキ、南ウクライナ、ザポリージャの4ヶ所15基あり、ロシア軍がウクライナへ侵攻を開始した時点では13基が稼働、停止中は定期検査中だったリウネ1号とフメルニツキ―2号である。5月3日現在、稼働は7基に減っている。1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原発は、事故後も稼働していた3基とも2000年までに運転を終え、廃炉プロセスにある。

ウクライナの現役の原発は全て、日本やアメリカの加圧水型と同じタイプである。1982年までに運転開始のVVER440という型名のもの(リウネの4基のうちの2基)は原子炉格納容器を持たないが、1987年以降運転開始のVVER1000(他の全て)については安全性は西側同等の水準と見られている[1]。電気出力は前者が42万kW、後者が100万kWである。

各原発に貯蔵されている使用済燃料を合計すると、2017年時点で30,637体(うちザポリージャの3,354体は乾式貯蔵施設に収容)、ウラン換算で5,947tUである。ちなみに日本は2021年現在16,280tU[2]である。

原発をめぐる事態の推移
ロシアの、原発への「攻撃」がどう行われたかを見てみよう。「原子力資料情報室」のサイト[3]がロシア侵攻後の詳しい時系列情報を提供しているので、その内容を原発ごとにまとめ、かいつまんで紹介する。

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「オウンゴール」繰り返しの志位発言、早く修正しないと・・・ [反核・平和]

27日のフェイスブック投稿にわずかに加筆
共産党の「自衛隊活用」の再強調については、4月9日のブログで「オウンゴール」と書きましたが、つい最近(5月25日の赤旗、ブックレット出版の記事)では、「自衛隊=合憲」という言葉まで出てきました。
その志位発言を引用します。(強調は引用者)
日本共産党としては、一貫して『自衛隊=違憲』論の立場を貫きますが、党が参加する民主的政権の対応としては、自衛隊と共存する時期は、理の必然として、『自衛隊=合憲』の立場をとることになります。自衛隊を活用するのはいうまでもなく民主的政権です。民主的政権としての憲法判断が『自衛隊=合憲』である以上、その政権が自衛隊を活用することに、憲法上、何の矛盾もありません」(赤旗5月25日)
まず、「立場をとる」の意味上の主語が党なのか政権なのか曖昧です。前者はあり得ないでしょう。閣議などで自分から「自衛隊廃止」を提案しなければいいだけの話です。後者でも、わざわざ自分からそれを言い出す必要はない。形式的には、ですが、政権発足後、話し合いで「やっぱり違憲」との「立場」を政権としてとっても構わないでしょう。

「自衛隊を活用」についてはもっと問題があります。政権として、合憲でも活用しない、つまり侵略に軍事対応を取らないという選択もあり得るわけです。

1994年の20回党大会の決議[注]は、安保条約を廃棄した独立・中立の日本の安全保障、と言う前提ながら、つぎのようにあります。
「・・・急迫不正の主権侵害にたいしては、警察力や自主的自警組織など憲法九条と矛盾しない自衛措置をとることが基本である。憲法九条にしるされたあらゆる戦力の放棄は、綱領が明記しているようにわが党がめざす社会主義・共産主義の理想と合致したものである。」
(これが、理由不明のまま、2000年の大会で変えられてしまったわけです。)
安保条約下では、なおさら「自衛隊活用」などもってのほかではないでしょうか。

なお、用語法として「自衛隊を"活用"」という言い方にも大変問題があります。実際に何を意味するかを隠蔽する表現手法そのもので、武器を「防衛装備」と言い換えるのと同じです。明確に「自衛隊で応戦する」と言うべきであって、他に一体どんな意味があると言うのでしょうか?それとも隊員にスコップを持たせるのとでも?
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[注] なぜか20会大会の決議が共産党のHPにありません。21回大会の決議の中に上の文章が引用されています。
https://www.jcp.or.jp/jcp/21taikai/21-ketugi/21-reso-2.html
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野党による平和外交の呼びかけ [反核・平和]

「立憲野党代表団に平和外交を求める会」の皆さんが野党4党首あてに、中国(中華人民共和国)と朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に代表団を送ることを要請されています。とても素晴らしいアイデアだと思い、同会のメンバーのお一人、石垣敏夫さんの承諾を得て、当ブログに転載します。
これらの党は「軍事ではなく外交による平和」を党是とされていると思うので、いわば「有言実行」を求めているわけで、大いに支持したいと思います。(なお、ブログ転載にあたっては、とりあえず会のメンバーの個人情報はメールアドレス以外は伏せています。)
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立憲民主党党首  泉 健太 様
日本共産党党首  志位和夫 様
れいわ新選組代表 山本太郎 様
社会民主党党首  福島瑞穂 様

日本の立憲野党として、みなさん日頃のご活躍に対し厚く御礼申し上げます。
ウクライナ・ロシア戦争は、大国に隣接する日本の危機でもあると考えています。
平和外交への要請文を作成致しましたので、ご検討いただき、ご回答をお願い致します。

平和外交への要請書
現在の自公政権はアメリカへの依存を強め、武力の増強しか考えていません。ウクライナの状況を見たとき、アメリカやNATOの援助によりロシアの侵略を食い止めたとしても、ウクライナ国民の多くが海外での避難生活を強いられ、国土は荒廃化しています。これでは国民の命を守ることになりません。また、武力外交は憲法違反であり、防衛費拡大となり、増税による国民の困窮化と戦争への恐怖は一層増大します。それゆえ、自公政権とは異なる外交政策をうちだすこと。今脅威と言われています中国(中華人民共和国)と朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に立憲野党平和外交代表団を組織派遣し、習近平主席及び金正恩総書記と接見し、真摯な平和外交の実現を切に望みます。

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Former Self-Defense Force Officer Makoto Konishi's Opinion on the War in Ukraine [反核・平和]

Here are the English translations of the latest statements on the war between Russia and Ukraine by Makoto Konishi, a former Japanese Self-Defense Forces officer and an anti-war & peace activist: "A Memorandum on the Russian-Ukrainian War" on March 21 and "The War in Ukraine is turning into an "inter-imperialist war" between the U.S. and Russia in substance, due to the U.S. decision to provide massive military aid to Ukraine by the decision of the US ‘Arms Lending Act’ (Lend-Lease Act)" on May 14. These are statements made on his Facebook. With his permission, I reproduce it here in its entirety.
The following is from the Facebook group "Military Research for Anti-War Peace".
https://www.facebook.com/groups/135517890608013/posts/1207075753452216/

First, let me introduce the current anti-war slogan as proposed in his March 21 post.
"Against Russia's invasion of Ukraine."
"Against U.S.-Russian inter-imperialist war."
"Oppose the U.S. strategy of NATO expansion to the east."
"Support Ukraine's policy of neutrality.
"Call for an immediate ceasefire in the Ukrainian-Russian war."
*"Call for open city declaration of Kiev and other cities to end civilian casualties."
Below is the text.

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(May 14)
The war in Ukraine is turning into an "inter-imperialist war" between the U.S. and Russia, due to the U.S. decision on the "Lend-Lease Act" - that means massive military aid to Ukraine!
After the outbreak of the war in Ukraine, I have stated that "the political character of the Russo-Ukrainian war should be seen as an 'essentially inter-imperialist war' in which the Ukrainian national movement is involved in an 'imperialist struggle between the US and Russia' (a struggle for hegemony).
In fact, on May 9, the U.S. President signed into law the "Arms Lending Act" for further massive military aid to the war in Ukraine.
This will exempt the president from the procedures originally required for lending weapons and other military supplies to Ukraine under his authority until the end of September next year, allowing for prompt assistance. In other words, more huge military aid to Ukraine!
This "Arms Lending Act" has a history of being used to support the United Kingdom, the Soviet Union, and other countries fighting Nazi Germany in March 1941 during World War II, and this military aid effectively brought the United States into World War II (over $50 billion was provided, mainly to the United Kingdom, France, and Russia, contributing to Allied victory).

And earlier this year, on April 28, the U.S. announced that it would ask Congress to approve an additional $33 billion (approximately 4.3 trillion yen) in military assistance to Ukraine. This, along with the passage of the "Arms Lending Act," means that arms aid to Ukraine will become unlimitedly massive!
https://www.bbc.com/japanese/61267600
The total amount of U.S. military aid to Ukraine since the war in Ukraine in February of this year was about $3.8 billion, but the total of this additional aid is a staggering $36.8 billion.
(Ukraine's military spending in 2021 is about $6 billion, more than Italy and Australia and the 11th largest in the world. Since the 2014 war in eastern Ukraine, the U.S. has provided a total of more than $56 in aid to the country, according to the State Department.)
The primary weapons of U.S. military aid are:
155mm howitzers (over 100 howitzers) with 25,000 rounds of ammunition, three anti-artillery radars 3 anti-artillery radars, jamming devices, over 1,400 Stinger anti-aircraft missiles, over 5,000 Javelin anti-tank missiles, and hundreds of self-destructing tactical unmanned aerial vehicles “Switchblades", reconnaissance drones, laser-guided rockets, multi-purpose armored vehicles, communication systems, and medical supplies, etc.
On April 13, the EU also provided an additional 500 million euros (about 68 billion yen) for weapons supplies. The additional contribution brings the total amount of EU funds available to support the Ukrainian military to 1.5 billion euros (approximately 205 billion yen). (The German military has provided Ukraine with 1,000 anti-tank guns and 500 "Stinger" portable surface-to-air missiles. provided to Ukraine).
As the war in Ukraine has thus substantively transformed into an "inter-imperialist war" between the United States and Russia, our basic slogan for this war in Ukraine must be "Impeach the US war in Ukraine" in conjunction with "Impeach Russia's invasion of Ukraine”. 
And we must demand a ceasefire not only to Russia and Ukraine, but also to the United States.
In particular, the U.S. is now the only power that can stop this war, but the U.S. is trying to continue the war for a long time in order to weaken and break up Russia (U.S. hegemony over all of Europe).
We should emphasize again that we should spread the pacifist idea of Article 9 of the Constitution (abolition of all wars and armies) in opposition to this war in Ukraine, not only in Japan but also in the world (further expanding the idea of Article 9 of the Constitution to the ideas of "unarmed resistance" and "open city declaration”.
Without this Article 9 philosophy and practice based on it, it is inevitable that the war in Ukraine will escalate into a war against China and then into a world war!
*Such "pacifism" in Japan, which advocates defending Article 9 of the Constitution, i.e., demilitarization, while telling the Ukrainian people and the rest of the world to "take up arms for a war of self-defense," is sheer deception!
●●Addition: ...... In the Iraq, Afghan, and Vietnam wars, we claimed "opposition to the U.S. war in Iraq," etc., but we did not raise "support for the Iraqi state and Hussein." The same was true about Vietnam, only it was "against the U.S. war in Vietnam.
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(followed by a retroactive March 21 post)

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ロシア・ウクライナ戦争に対する小西誠氏の発言 [反核・平和]

元自衛官で、反戦・平和のための発信を続けておられる小西誠氏のロシア・ウクライナ戦争に対する最新の発言を紹介します。3月21日の「ロシアーウクライナ戦争についての覚え書き的試論」と、5月14日の「ウクライナ戦争は、米国の「武器貸与法」(レンドリース法)の決定ーウクライナへの巨額軍事援助によって、米国とロシアとの「帝国主義間戦争」へ、実体的にも変化しつつある!」という、Facebookでの発言です。ご本人の許可を得てそのまま転載します。ブログだとより検索にかかりやすいと思います。(23日追記:英訳
Facebookのグループ「反戦平和のための軍事研究」の次の記事です。
https://www.facebook.com/groups/135517890608013/posts/1207075753452216/

まず、3月21日の書き込みで提案されている、現在の反戦のスローガンを冒頭に紹介します。
*「ロシアのウクライナ侵攻反対」
*「米ロの帝国主義間戦争反対」
*「アメリカのNATO東方拡大戦略反対」
*「ウクライナの中立政策支持」
*「ウクライナーロシアの即時停戦を」
*「市民の犠牲をなくすためにキエフ等の無防備都市宣言を」
以下、本文です。
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(5月14日)
●ウクライナ戦争は、米国の「武器貸与法」(レンドリース法)の決定ーウクライナへの巨額軍事援助によって、米国とロシアとの「帝国主義間戦争」へ、実体的にも変化しつつある!
私は、ウクライナ戦争の勃発後、
「このロシアーウクライナ戦争の政治的性格は、端的にいえば、『米ロ間の帝国主義的争闘戦』(覇権争い)に、ウクライナ民族運動が巻き込まれた、『本質的に帝国主義間戦争』と見るべきだ」としてきた。
ところが、5月9日、米国はウクライナ戦争へのさらなる巨額軍事援助のために、「武器貸与法」に署名し、法律が成立した。
これにより、来年9月末までの間、大統領の権限でウクライナに兵器などの軍事物資を貸与する際に、本来必要な手続きが免除され、迅速な支援が可能になる。つまり、ウクライナへさらなる巨大軍事援助が行われるということだ!
この「武器貸与法」は、第2次世界大戦中の1941年3月、ナチスドイツと戦う、イギリスやソ連などを支援するために活用された歴史があり、この軍事援助によって米国は、事実上第2次大戦に参戦した(英仏露を中心として500億ドル以上を提供、連合国の勝利に貢献)

・そして、これより先、米国は、今年4月28日、ウクライナへの軍事支援などを強化するため、330億ドル(約4兆3000億円)の追加予算承認を連邦議会に求めると発表。これは「武器貸与法」の成立とともに、ウクライナへの武器援助が、際限なく巨額化することになるということだ! https://www.bbc.com/japanese/61267600
●今年2月のウクライナ戦争以降、米国によるウクライナへの軍事支援は、合わせて約38億ドル(約4900億円)であったが、この追加支援を合計すると、368億ドル(約4兆8千億円)というとてつもない巨額だ。
(ウクライナの、2021年の軍事費は約60億ドル。これはイタリアやオーストラリアを上回る、世界11位の規模。2014年のウクライナ東部戦争以来、米国の支援は、国務省によると同国に総額56ドル超の援助)
米国の軍事援助の主要な武器はー、
155ミリ榴弾砲(100門以上)と同砲弾2万5000発、対砲レーダー3基、妨害電波を発信するジャミング装置、対空ミサイル「スティンガー」1400基超、対戦車ミサイル「ジャベリン」5千基超、自爆型の戦術無人機「スイッチブレード」数百機、偵察用無人機のほか、レーザー誘導ロケットや多目的装甲車、通信システム、医薬品など。
●また、EUも、4月13日、兵器供与のため5億ユーロ(約680億円)を追加支援。2月末、EUとして初めて資金拠出することに合意したが、今回の追加拠出でウクライナ軍支援に使えるEU資金は、計15億ユーロ(約2050億円)となり、当初の3倍規模に膨らむ(独軍は、対戦車砲を1000発、携帯可能な地対空ミサイルの「スティンガー」を500発、それぞれウクライナに提供)
●ウクライナ戦争が、このように米国とロシアとの「帝国主義間戦争」へと実体的に変化してきた中ー、
私たちのこのウクライナ戦争に対する基本的スローガンは、
・ロシアの「ウクライナ侵攻弾劾」と合わせて、「米国のウクライナ戦争弾劾」を掲げなければならない。
・そして、ウクライナ戦争への停戦要求は、ロシアーウクライナだけでなく、米国へも要求せねばならない。
特に、米国は、今や唯一この戦争を止める力を持っているが、その米国は、ロシアの弱体化ー分裂化(欧州全覇権)を狙って、戦争を長期的に継続しようとしている。
●強調すべきは、再度、私たちは、このウクライナ戦争に対し、憲法第9条の平和主義思想(全ての戦争・軍隊の廃絶)を掲げて、日本だけでなく、世界へと広げるべきだ(憲法第9条をさらに「非武装実力抵抗」論――「無防備都市宣言」論へ)。
*この憲法第9条の思想と実践なしには、ウクライナ戦争→対中戦争→世界大戦は不可避である!
*日本においては、憲法第9条擁護ー非武装を主張していて、ウクライナ民衆や世界の人々には、「自衛戦争のために銃を取れ」という「平和主義」は、まったくの欺瞞である!
●追加……イラク戦争・アフガン戦争・ベトナム戦争でも、私たちは、「アメリカのイラク戦争反対」などと主張したが、「イラク国家・フセイン支持」は掲げなかった。ベトナムも同じ「アメリカのベトナム戦争反対」だけだ。
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(続いて、遡って3月21日の書き込み)

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ウクライナ戦争、チョムスキー教授の最新インタビュー [反核・平和]

ウクライナ戦争についてチョムスキー教授はこれまで何度か発言していますが、最新のインタビュー動画に日本語字幕が付けられ、4月22日付けでアップロードされています(オリジナルは4月15日付け)。1時間と長いですが、必見です。
39m17st.jpg
オリジナルは、こちらに動画と書き起こしがあります。日本語の書き起こしも欲しいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=8Jr0PCU4m7M
https://theintercept.com/2022/04/14/russia-ukraine-noam-chomsky-jeremy-scahill/

ちなみに、(自慢話になりますが)ブロガーが20年ほど前に教授からもらった「直筆」のメールはこちら。国立大学の独法化反対運動へのメッセージです。

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イギリス反核運動の「警察との対話」 [反核・平和]

非暴力直接行動で核兵器廃絶を進めるイギリスの運動「トライデント・プラウシェアズ」(TP)の文書の紹介です(→日本の紹介サイト)。ウクライナ戦争は核戦争の危険をも含むもので、一刻も早く停戦を実現しなければなりません。そのことが最優先です。一方、インドとパキスタンの間では、システムの誤作動による核戦争の危機が生じていたことを米科学雑誌”SCIENTIFIC AMERICAN”が4月8日付で伝えています。世界がウクライナ戦争に注目している中、3月9日、インドとロシアが共同開発した巡航ミサイル「ブラウモス」(BrahMos)がパキスタン領内に誤って発射されました。実際には搭載されていなかったものの、核弾頭搭載可能なものだったとのことです。このような、事故による核戦争の可能性が常に存在しており、ロシア・ウクライナ戦争(背後に米、NATO)においても同様、いや、いっそう危険な状態かも知れません。

このように、核兵器の廃絶は一刻の猶予もないというべきであり、以下で紹介するTPの、「市民が直接、その手で核兵器を廃棄する」という行動の正当性、緊急性を示すものだと思います。

この文章は、TPがイギリスの核弾頭製造工場オルダーマストンの封鎖行動に際して、地元の警察署長に送った長い手紙です。翻訳出版を計画中の、アンジー・ゼルターの”Activism for Life”の付録に収められていますが(この本と紹介とその一部訳のその1その2その3)、すでにネットで原文が公表(こちらのページ)されていますので、日本語訳を以下に紹介します。

なお、手紙の中に出てくる「ストラスクライド警察」には、実は筆者らも2007年のファスレーン封鎖行動の際にお世話になりました。その時の様子は「バンブー・ブロックは大成功」の記事やその他で紹介しています。
警察とのリエゾン・レターの例 – 2000年、トライデント・プラウシェアズ発信
 
ベルヒャー様
オルダーマストンでの5月18日から25日までのイベントについての、2000年4月19日付のファクスありがとうございます。あなた方と連絡を取り合う機会が広がってうれしく思っています。これはヘレン・ハリスとサラ・ラセンビーが実務を引き受けた方法で、このやり方で連絡を取り合いたいと思います。

私たちのウェブサイトとハンドブックに書きましたように(2.5節19-20ページ。ウェブも同様)、私たちは従来の意味での組織ではなく、それぞれ自立したアフィニティー・グループと個人で行うキャンペーンで、それぞれが核による犯罪を、平和的に、非暴力で、安全でかつ説明責任を負うやり方で防止することを誓約しています。オルダーマストンのAWE(核兵器機関)自体が示しているように、従来の組織形態は、個人が自分の行動に責任を持つことを回避するための手段となりやすいのです。「核犯罪防止誓約書」に署名した160人の「地球市民」は、それぞれが自分の行動と自他の安全に責任を負い、公式な組織の枠組みや保険契約の陰に隠れることはしません。「オーガナイザー」も「リーダー」もいません。それぞれが様々のケースに個別に責任を持ちますが、最低限の基準は個人責任と自律性、そして他者を尊重することです。60名の誓約者(近日中に別のトレーニングが行われるため、5月18日までにさらに増える可能性があります)は、熟考の末に誓いを立て、非暴力と安全に関する問題に向き合って解決するための2日間のトレーニングを受けています。トライデント・プラウシェアズ非武器化活動キャンプの参加者は全員、半日の非暴力と安全のためのワークショップに参加し、非暴力と安全のガイドラインを遵守する誓約書に署名するよう求められます。ご参考のために、その誓約書(表題は「非暴力と安全の個人参加者誓約書」)を添付致します。

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ウクライナ戦争から何を学ぶか--護憲派も-- [反核・平和]

(追記あり。5日深夜)+7日、緊急リンク追加:チョムスキー、「ウクライナの危機で米ロの対立が激化すれば、それは人類への“死刑宣告“になる」, 小西誠氏による引用
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「敵基地攻撃能力」などという、9条の条文にも精神にも真っ向から挑戦する考えに、新聞にもしばしば登場する著名な国際政治学者・田中明彦氏までが賛成したというから驚く[1]。(もっとも彼は、アメリカのイラク攻撃を支持したようだから、不思議はないのかも知れない。)

ウクライナ戦争を奇貨とばかりに、9条改憲の動きが加速する恐れがある。護憲派こそ、これを全国民にとっての学びとするよう努力しなければならない。この、そもそも9条を「効かせる」、つまり「効憲」の目的で作った当ブログとしても、少しでもそれに寄与したいと思う。

目次:「専守防衛」論?武装自衛と非武装平和との比較の枠組み比較表の時間発展侵略軍と防衛軍の間のパリティ

「専守防衛」論?
まず、護憲派にも存在すると思われる、「専守防衛」論が、いかに非現実的かが明らかになったと思う。こう言うと改憲派のような印象を持たれるかも知れないが、そうではない。たとえ「専守防衛」であれ、軍事力で防衛した結果がどうだったかを、ウクライナ戦争は我々に示していると言うことだ。

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