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アンジー・ゼルターの本・翻訳出版ZOOMセミナーのご案内,今週土曜20時 [反核・平和]

友人の皆様、メディアの皆様

お世話になっております。
イギリスの平和運動家アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"(仮題「活動家という生き方―非暴力が世界を変える」)という本の翻訳出版計画を進めてまいりましたが、ようやく今月末に出版社に原稿を送る段階まで来ました。「400部買取り」などの資金捻出のため、まもなくクラウド・ファンディング(CF)を開始します。→1401577.gif9月22日0時開始しました。12月8日まで

この本の出版の意義についてのPRと、CFのお願いも兼ねて、下記のとおりZOOMセミナーを開催します。どうかご参加下さるようお願いします。

翻訳チームの大津留・川島・豊島が、著者アンジーとの関わり、翻訳箇所の感想、出版への思いを語ります。連休の土曜の夜、コンパクトに1時間を予定しております。
このセミナーの案内チラシも添付します。どうかよろしくお願いします。

--- 記 ---
日時 2023年9月23日(土)20時-21時(日本時間)
内容 翻訳者3人によるプレゼンテーション
ZOOM ミーティングID:924 651 3214 パスコード: 803142 (または次をクリック)
https://us02web.zoom.us/j/9246513214?pwd=VmRKTnFGSXZ0b056WmNJOXBZci90QT09

なお、クラウド・ファンディングのサイトはこちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/675547


また、クラウド・ファンディングの情報も含めた、翻訳出版の詳しいチラシはこちらです
さらに、この本について最初に書いたブログ記事はこちらです。
inv-zoom-seminar-activism-for-life.jpg
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「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」全文転載 [反核・平和]

hansenjoho230815cover.jpg掲載号が旧号になるので、『反戦情報』8月15日号の「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」を全文転載します。

目次(クリックで各節にジャンプ)
身近に迫る「あたらしい戦前」
「九条を理論的に基礎づける」
軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのかの比較
非武装のデメリットを補完する
国内の暴政に対する抵抗
「違法行為」がなぜ正当か?

防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗
              豊島耕一
身近に迫る「あたらしい戦前」
沖縄の高江と辺野古の基地建設反対運動に筆者は数度参加したが、いま地元にまでその問題が押し寄せて来た。6月12日、佐賀空港の隣接地に自衛隊のオスプレイ基地の建設が始まった。

現地での抗議・阻止の行動には、私は工事開始2日目の6月13日と7月20日に参加し、工事車両をそれぞれ1時間と半時間程止めた。自宅からは直線距離で30キロ程と決して近くはないが、沖縄に比べればものの数ではない。佐賀の人曰く「久留米は佐賀県ですよ」。

そもそもこの建設用地に関しては、佐賀空港を軍事利用しないとの県と漁民との約束がある。開港前の1990年、県は空港予定地周辺の8漁協と公害防止協定を締結、その覚書付属資料に「県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを持っていない」と明記された。

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「沖縄・南西諸島 ノーモア軍拡・戦争展」で追加展示した、佐賀オスプレイ問題パネル [反核・平和]

久留米市で9月4日から3日間「エールピア久留米」で写真・映像展を開きました。その際、沖縄から送られて来た写真に加え、佐賀オスプレイ問題のパネルを2枚追加しました。その当日の画像を紹介します。(→制作段階の精細なPDF)
IMG_5101w1200.jpegIMG_5102w1200.jpeg

IMG_5104.jpeg3日間ともウイークデーだったにも関わらず、まずまずの入りでした。特に映画は、部屋が広くなかったこともあり、立ち見の出る回もありました。この、三上監督の「スピンオフ作品」は、圧倒的な迫力と説得力で、観客に強い印象を与えたと思います。
当初、映画は初日午後と3日目は予定していませんでしたが、これこそが目玉!とその重要性を実行委員一同認識し、これらの日も追加上映しました。急遽SNSで告知はしたものの、数名が来られるに留まりました。
詳しい動員数などは後ほど。(右は準備の様子)
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沖縄・南西諸島写真展・映像上映会、7日(木)からは高宮・アミカスで [反核・平和]

今日の、エールピア久留米での、沖縄・南西諸島写真展・映像上映会はまずまずの滑り出しでした。夕方の上映会も、狭い部屋でしたが、ほぼ満席、熱心に見ていただきました。アンケートを書いてもらう時間に上映した「はっちゃんのオスプレイ反対日記9」の最後まで、皆さん席を立たれませんでした。

久留米は明後日の水曜までで、すぐ翌日の7日からは福岡市・高宮の「アミカス」で行われます。
ところがこの福岡でのイベントがネット上での宣伝がないので、主催者の許可を得てチラシを以下に転載します。スマホ写真で露光ムラはご容赦を。(フェイスブックと同報)
IMG_5110.jpegIMG_5111.jpeg
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ジーン・シャープは米帝の手先だった? [反核・平和]

civilian-based-defence-GS.jpg最近、ジーン・シャープを引用する機会が増えたので、彼に対する非難・攻撃に対しても少しコメントしておきます。(右はシャープの「市民力による防衛」,1990年刊.邦訳は2016年)
ブログ「村野瀬玲奈の秘書課広報室」の、「Z世代と戦争(メモ)」という記事へのコメント欄にも、そのようなタイプのものがありました。その、檜原転石さんのコメントには、他のブログからの引用として、次のようにあります。
政治的に言えば、シャープは、主として、アメリカ外交政策目標と協調して活動してきた。彼はその非暴力行動を、冷戦中、共産主義政府に対して推進しており、彼のパートナー(元アメリカ陸軍大佐)が、共和党国際研究所庇護下での彼の仕事について語っている。しかし、もしシャープが非暴力推進に熱心なのであれば、一体なぜ彼は、世界の大半の国々よりずっと暴力を行使するアメリカ政府に、非暴力を説かないのだろう? シャープは一体なぜ、パレスチナ人には非暴力を説くが、イスラエルには説かないのだろう? 彼の非暴力プロジェクトは、現在世界で最も暴力的な政府には関心が無いようだ。
しかし、不十分な点があるからと言って全部を否定する、逆に解釈するというのは変です。ジーン・シャープの不十分さについては、まさに彼の著書「独裁体制から民主主義へ」を紹介した、NHKの「100分de名著」の今年1月号でも、著者の中見真理氏が次のように指摘しています。
シャープの活動の軌跡を追っていくと、アメリカ型民主主義に絶対的な信頼を寄せている印象を受けます。アメリカの政府・政策に、距離を置いていないのです。世界には、アメリカやアメリカ型民主主義に対して強い反感を抱いている国・地域も少なくないことを考えると、やはりこれは問題でしょう。
行き過ぎた実力主義・自由競争、格差拡大など、アメリカ型の民主主義は様々な問題をはらんでいます。アメリカには、民主主義を掲げて侵略行為を行ってきた過去もありますが、シャープはそうしたことにはほとんど触れていません。(後略)
[追記]この他にも中見氏はシャープの問題点を指摘していますが、だからと言ってシャープの仕事が否定されるなどとはもちろん考えてはいません。このNHKテキストの大半は彼の仕事を価値あるものとして紹介することに費やされているのです。[追記終わり]

ジーン・シャープの仕事に対する曲解・歪曲への知識人の反論が2008年に公表されており、チョムスキー、ハワード・ジンなど著名な学者が署名しています。以前、憲法九条下での国防という記事でその文書を紹介しましたが、この際、その文書の日本語訳を以下に掲載したいと思います。スピード優先で、ごく一部修正した以外、機械翻訳(DeepL)そのままです。(1401577.gif追記:Institute for Policy Studies という団体も同時期にSHARP ATTACK UNWARRANTEDという声明を発表しています。これはまだ読んでません。)

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戦争を止めるための沖縄県民の抵抗 [反核・平和]

戦争を止めるための沖縄県民の抵抗行動。2022/11/15公開。三上智恵監督によるものと思われます。


このような、積極的な #市民的抵抗 が、オスプレイ基地建設が始まった佐賀でも必要です。(参考:「ロック・オン」と言う手法

police.jpg他方、沖縄県公安委員会を所轄し、したがって沖縄県警の活動に間接的に責任のある知事は、このような沖縄県警の行動を、結果的に戦争に加担する行動を、なぜ黙認しているのでしょうか?(図は記事県警をめぐる支配・被支配と人事権の関係より)

また、県警を「管理」する県公安委員会には、直接的な責任があります。公安委員会メンバー、當間秀史、阿波連光、比嘉梨香の3氏の責任の追及を!
同じことは、佐賀県公安委員会についても言えます。
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「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」- 『反戦情報』8月15日号 [反核・平和]

hansenjoho230815cover.jpg先日公表しました小文「殺傷力による防衛と市民力による『代替防衛』」に、佐賀オスプレイ問題も加えた拡張版が、『反戦情報』8月15日号に掲載されました。小見出しを紹介します。
購読申し込み 1401577.gif全文転載(9/15)

防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗
身近に迫る「あたらしい戦前」
「九条を理論的に基礎づける」
軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのかの比較
非武装のデメリットを補完する
国内の暴政に対する抵抗
   →以下に一部を引用
「違法行為」がなぜ正当か?

「国内の暴政に対する抵抗」の節から3分の1ほど紹介します。
ジーン・シャープの本には巻末に、非暴力行動の198の方法として様々な手法が列挙してある。その中には「公共の場で演説をする」とか「行進をする」というような、日本でも通常行われている形態が大半だが、「非暴力的侵入をする」、「非暴力的占拠をする」、「(中立的)法律への市民的不服従」といった、一般に過激と見做されるようなものも含まれる。際立つのは195番目の「拘束を求める」であろう(原文では”Seeking imprisonment”で、“arrest”ではない)。
今の日本の市民運動では「市民的抵抗」と言えるような形態があまり見られない。あたかも行儀の良さを第一に考えているかのようである。しかし社会に何かのインパクトを与える行動でなければ、現在のメディア状況では事実上無視されてしまう。たとえば、佐賀県とその周辺の平和運動にとって、冒頭に挙げた佐賀空港の軍事基地化は最大のテーマだが、その工事を阻止ないし遅らせるような本格的な行動の取り組みはまだこれからだ。道交法違反など違法行為となるケースもあることから、完全に合法の範囲内で行動しようという人がいるのは当然だが、自覚的な活動家なら、さらに「市民的抵抗」、「市民的不服従」の領域まで踏み込む必要がある。
次は、最後の、出版予定の本のCMの部分です。
最後に、まさに非暴力の直接行動を長年にわたって実施し、逮捕や投獄を経験しながら、いくつもの無罪判決と、ライト・ライブリフッド賞など著名な賞を2度受賞した、アンジー・ゼルターという女性の本を紹介したい。彼女が2021年に出版した”Activism for Life”の翻訳出版を3人のチームで取り組んでいる。上に述べたような積極的な行動形態についても、日本の市民運動にまたとない刺激と知恵とをもたらすものと、訳者一同確信している。今年中の出版を目指し、その資金集めのためのクラウドファンディングを間もなく始める予定である。ご協力をお願いしたい。
以下、類似の私の文章です。

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ウクライナ平和主義者運動・シェリアジェンコ氏がノーベル平和賞候補に [反核・平和]

ウクライナ平和主義者運動・シェリアジェンコ氏が国際平和ビューロー(IPB)からノーベル平和賞候補に推薦されたとのことです。
1401577.gif8/11追記:IPBの8月3日のアナウンス
彼のYouTubeスピーチとその書き起こしの機械翻訳、ウクライナ語原文です。

この演説の最後のフレーズです。
プーチンよ、平和なウクライナから出て行け!プーチンよ、平和なウクライナから出て行け! NATOよ、平和な地球から出て行け!核兵器をはじめとするあらゆる兵器を廃棄し、ウクライナのロシア占領軍をはじめとするあらゆる軍隊を廃棄し、有刺鉄線や自由旅行の禁止を廃棄せよ!人権はすべてに優先する!いかなる戦争も、民間人の人権、民間人の権利に勝るものはない!
以下に全文(ウクライナ語は全くわからないので、機械翻訳DeepLの出力のままです。)

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沖縄・南西諸島 ノーモア軍拡・戦争展(写真と映像) [反核・平和]

来月初めに、久留米で写真展と上映会をやります。→チラシPDFダウンロード
photo-exhib-kurume-c.jpg[NEW]各紙ローカル面に広告が出ました(右をクリック)1401577.gif上映を追加しました。4日15時30分から。(18時30分は予定通り)
1401577.gif最終日も上映を追加。6日15時30分から
なお、明日9月6日からは福岡・アミカスで

沖縄・南西諸島 ノーモア軍拡・戦争展
& 三上智恵監督の映像上映会
スピンオフ作品「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」(45分)
9月4日(月)~ 6日(水)
会場 え~るピア久留米 市民ギャラリー2 F(展示会場),209会議室(上映会場)

沖縄・南西諸島に加え、目と鼻の先、佐賀オスプレイ基地建設問題も、パネル2枚で展示します。
photoexib-stop-armsrace2.jpgphotoexib-stop-armsrace1.jpg
メディアはこの時期、原爆や過去の戦争については大きく取り上げます。それはもちろん大事なことですが、まさに今、企まれている新しい戦争の準備の問題こそ、もっと追求すべきです。もっとどころか、ほとんど無視しているのではないでしょうか。多くの方に来ていただいて、今の問題を見つめてもらいたいと思います。今を「あたらしい戦前」にしないために。
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1401577.gif8/16追記:自衛隊軍拡関連記事(新しい順、今年3月以降)
「オスプレイ裁判支援市民の会」で上映された動画
オスプレイ配備反対の地権者による裁判を支援する会が設立
佐賀オスプレイ基地建設反対・阻止行動(基地被害防止ボランティア その5)
西鉄久留米駅前で12分スピーチしました(久留米の19日街宣の動画)
佐賀オスプレイ基地建設反対運動、今日の「しんぶん赤旗」が報道
九州防衛局の説明会に参加--オスプレイ基地建設問題
佐賀へのオスプレイ基地建設反対行動の報道
オスプレイ配備基地新設、九州防衛局が18日に「説明会」
昨日のオスプレイ基地阻止行動をKBCが放映
佐賀市への自衛隊新基地建設反対、オスプレイ配備反対行動
経済軍事化に進めば戻れない--軍産複合体をテーマとした池上彰番組の再来を
How to 'cancel' the "New Prewar Period"
「新しい戦前」をどうキャンセルするか(上はこの英語版)
マネーで軍需企業の拡大に抵抗
佐賀オスプレイ配備、自治会長らが「条件闘争」、小説「となり町戦争」とのアナロジー

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「岩下明宏講演録」発行されました [反核・平和]

去る5月20日に福岡市で開催された、北大スラブ・ユーラシア研究センター教授の岩下明宏さんの講演録が発行されました。(私の拙文は全文公開しています。目次の該当項目からもリンクしています。)
1部400円、ご希望の方に送料無料でお送りします。メール(toyosimaアットマークta2.so-net.ne.jp)でお知らせください。到着後に振り込んで下さい。(ゆうちょダイレクトを利用されると送金料も月6回まで無料)
目次、表紙を紹介します。
IMG_5008.jpgIMG_5007.jpg
『九州から9条を活かす』 第36号

岩下明裕 講演録 目次

司会 講演会を始めるにあたって 3
世話人あいさつ 豊島耕一さん 2

<第一部>
岩下明裕さん 講演 4
<第二部>
感想・質問・意見 発言者
石川捷治さん 25
大平 剛さん 26
高橋沙奈美さん 32
豊島耕一さん 40
杉原 洋さん 43

講演会を経て
岩下講演を聴いて考えたこと 石川捷治さん 47
論点・書評
殺傷力による防衛と市民力による「代替防衛」 豊島耕一さん 50
講演会を終えて考えたこと 事務局・神田 54
ウクライナ戦争にみるコソボの影 大平剛さん 60

報告
佐賀空港へのオスプレイ配備反対行動に参加して 水田昭一 65
視点
日本とノルウェーの選挙のあまりの相違に驚いた 黒木鞠子さん 67
Essay
イグナツィ・ヤン・パデレフスキとロシア帝国 石川晶子さん 69
参加者の感想・意見 74
「編集後記」 76
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