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本来の経済番組--「經世濟民」番組--今日アップロードの「デモクラシータイムス」 [メディア・出版・アート]

(30日:画像クリップを末尾に追加しました。1401577.gifさらに労働争議との関係を追記,最末尾:フランスの放送労働者のストの例)
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本来は地上波テレビが放映すべき内容です。有権者は投票前にぜひみておいた方がいいですね。YouTube、デモクラシータイムス、沈む賃金 貯蓄ゼロ【兪炳匡のどん底ニッポンを立て直す!】その1。
キーワード: #株価 #内部留保 #賃金の国際比較 #貯蓄 #日銀

この視聴料としてだけでも寄付したい気持ちになりました。次がカンパのための情報です。
http://www.democracytimes.jp/#_9
30分と長くはないのですが、それでも全部見るのは大変という方のために、主なスライドをコピーして貼っておきます。クリックで拡大します。

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渋谷健司氏のセミナー 日本のコロナ対策の問題点 [社会]

本日アップロードされたばかりの、渋谷健司氏の日本のコロナ対策の問題点についてのセミナーです。英語の字幕付きです。ハーバード大学主催。日本語でもぜひやってほしいです。最も必要とするのは日本の市民ですから。


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18世紀の天然痘流行の惨事を繰り返した日本のコロナ対策 [メディア・出版・アート]

今年2月の記事「『自宅療養』という名で医療を絶たれた人が3万人超、すぐに対策を」で、小説「天に星 地に花」の疱瘡(天然痘)流行のエピソードのことを書きましたが*、作家は史実に取材したものと思います。その部分を描いた箇所を紹介します。まさに家庭内感染、「在宅死」、放置死です。(213ページ終わりの方から)
庄十郎はその葛団子から箸をつける。千代も、 真っ先にそれが食べたかったのだろう。 椀を手にして口に入れる。
「おいしか」
千代が言った。 庄十郎も全く同感だった。 葛団子がつるりと喉を通り、 甘味が口一杯に広がり、 いつまでも残った。
「庄十、お前は寝とったので知らんと思うが、 吹上村の庄屋、 大谷殿が亡くならっしゃった。その他にも吹上村で十一人が死んだ。 そのうちの三人は子供じゃった」
父が老庄屋の名を口にした。「他の村でも四、五人ずつ、死者を出した」
「みんな花立山で死んだとですか」
庄十郎はやっとの思いで訊いた。
「山に追いやられた者もおるし、村はずれの小屋に移されて死んだ者もおる。大谷殿は、納屋の屋根裏で亡くなった。自分でそこに籠ったらしか。山ん中で病が癒えて、村に戻った者もおる。よう生き延びたもんじゃ。ろくな食い物もなかったろうに」
父が一言い、赤飯を口に入れる。葛団子を食べ終えた庄十郎は、赤飯に手を伸ばす。団子だけで腹 一杯になり、 他の皿までたいらげるのは無理だった。せめて祝いの赤飯だけは腹におさめたかった。
「力武村から念仏踊りが来とったろう。 あのうち女の年増のほうが、やっぱり疱瘡で死んだらしか。念仏踊りはあちこちに招かれるけ、どっかで病を得たとじゃろ。舞台に子供たちが仰山上がったので、あれで広まったのかもしれん」
庄十郎は父の話に領く。 あの日自分が桟敷から離れて前の方に行き舞台に上がらなければ、疱瘡 にはかからなかったのかもしれない。迂闊(うかつ)さが悔やまれた。
「庄十兄ちゃんが戻ってきて、うちは嬉しか」
千代が不意に言う。 嬉しさよりも、 母を失った悲しみのほうが、 何倍も強いはずだ。悲しみを封じて、そう言ってくれる千代の心根がいじらしかった。
甚八は何も言わない。(下に画像)
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* 実はその後、夏には冬の何倍もの規模でこの惨事を繰り返しました。

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コロナ,リバウンドを防ぐには [社会]

医療にたどり着けずに死ぬ人が多数出ると言う地獄、わずか2ヶ月前のことが遠い昔のことのように、世間には安心感が広がっている。もちろん一息つかなければ生きていけない。でも今何をやるべきかを、十分に考えられ、議論されているとは到底思えない。相変わらず入国の検疫は「抗原検査」のようだし、「ゼロコロナ」に移行させようと言う意欲も見られない。メディアでは治療薬の話のウェイトが大きすぎる。しかし、最新の感染状況を見ると、低下傾向が鈍くなっているようにも、下げ止まりに向かうかにも見える。10月26日現在までの国内感染者数のグラフを示す。(→11/6現在最新データ)
nhk_news_covid19_domestic_daily_data211026.jpg
この推移を、坂道を転がるボールと、それに抗する努力とに例えた、とても優れた動画をRyohei Seto氏 ( @ryseto )が作成、公開している。
https://twitter.com/sunasaji/status/1452941990098706432
https://twitter.com/ryseto/status/1452929689236828165
sakamichi.jpg
上の平らなところが「ゼロコロナ」状態で、これだと感染者が出ても封じ込めがしやすい。なぜか日本はこれを目指さず、坂道状態をむしろ維持しようとしているかに見える。自民党政権が続けば、これも続く可能性が高い。行動制限の復活など、緊張と不自由を強いられる状況が再現するかもしれない。

ゼロコロナを目指す「日本グリーン・ゾーン化戦略」( https://greenzoneproject2021.wordpress.com )が発表されてすでに一月になるが、あまり知名度が上がっているようにも見えない。私は自宅でも、折があれば街頭でも宣伝しているが・・・。皆さんも宣伝をお願いしたい。自治体への働きかけも。

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#維新は自民の変異株 [社会]

#月末に政権交代しませんか
(10/27:末尾に追記)
選挙で維新が伸びそうだというメディアの予測が出ている。自民同様、あるいはそれ以上に新自由主義の政党に、なぜ季節外れの支持が増えるのか不思議だが、メディアの持ち上げは大きな要素だろう。コロナ対策であれだけの失政[注]をした吉村知事の責任を追及するでもなく、やたらと顔を画面に頻出させたテレビ、大阪弁護士会から「業務停止2カ月」の懲戒処分を受けた橋下氏もまた、これに蓋をしたままテレビで多用される。明らかに意図的、組織的な維新持ち上げだが、多くの人はメディア露出に感化されるのだろう。

それにバランスを取るには、上のような見方を共有される有権者は、野党共闘への支援活動だけでなく、「維新落選運動」に取り組むことが重要だろう。個別の候補者に対する落選運動が合法なら、比例区でのそれも合法だろう。 #維新は自民の変異株

以下は、落選運動ではなく、野党共闘の一角である共産党への支援活動について。(フェイスブック既報)

共産党のチラシを入手、居住地域(100戸強)に配っている。左の画像の選挙むけのものだが、このあたりは農業地帯で(兼業)農家が多い。ところがこれには農業のことは全く書かれていないので、下記の共産党のサイトから右画像のチラシをダウンロードしてレーザープリンタ(正確にはLEDプリンタ)で印刷、途中から合わせて配っている。(画像クリックで拡大.精細画像は下のpdfへのリンクを)
election21.jpgagric.jpg
PDFのダウンロード元はこちら。
https://www.jcp.or.jp/web_download/cat3/
選挙ビラ
https://www.jcp.or.jp/web_download/202110-jcp-gougai2.pdf
農業ビラ
https://www.jcp.or.jp/web.../2021/09/202109-nougyou-bira.pdf

玄関先などで作業や庭の手入れをしている人と会うことも多く、挨拶を交わす。単にポストに入っているだけよりも、配った人の「顔が見える」と読んでもらえる可能性は高いと思われる。「ご近所ポスティング」(4年前の事例)のメリットだ。
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[注]大阪コロナ失政の事例

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封じ込めに成功した国に学ばないのか(2) [社会]

(追記2件;毎日のモニタリング検査に関する記事, 黒木登志夫「新型コロナの科学」+1)
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昨年12月27日の記事と同じタイトルです。日本でほとんど報道されない、コロナ封じ込めに成功している国、ニュージーランド、オーストラリア、台湾、そして中国の状況、前2者について、毎日の感染者数の推移をチェックしてみました。

その前に、日本の状況ですが、最近急激に減ってはいるものの、それでもちょうど1年前よりは200人も多いです。チェックして自分でも驚きました。慣れによる感覚の麻痺というものは恐ろしいものです。2020年10月8日の627人に対して、昨日の10月8日は827人と200人も多い。日本の感染者数のグラフを1年周期で重ねるとこうなります。クリックでJPGに。元データはNHKのサイトです。→図のついたエクセルファイルはこちら(10/23更新1401577.gif
nhk_news_covid19_domestic_daily_data.jpg
あたかも「季節性」であるかのように見えます。インフルエンザがそうなので不思議ではないかもしれませんが、年3回のピークというのは不思議です。部屋の換気の度合いによるのか、紫外線の量か、それとも人の動き、移動の影響か・・・。

昨年とはワクチンというファクターの違いがあるものの、下手をすると冬にかけて再拡大することが懸念されます。メディアの論調は再拡大するものと最初から「諦めて」いるものが多いように思われ、医療体制や治療薬のことばかり言っていますが、もちろんそれは大事ですが、どのような対症療法も「指数関数」には勝てません(「指数関数の怖さ」参照)。感染を予防すること、感染拡大を初期のうちに食い止めることが何より大事です。そこで9/26の記事で紹介した日本グリーンゾーン化戦略や、そのひと月前に別のグループが発表した、空気感染の対策に重点を置くことの提言が重要と思いますが、前者は日経が短く報道しただけ、両者ともほとんど注目されていません。

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