本来の経済番組--「經世濟民」番組--今日アップロードの「デモクラシータイムス」

(30日：画像クリップを末尾に追加しました。さらに労働争議との関係を追記，最末尾：フランスの放送労働者のストの例)
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本来は地上波テレビが放映すべき内容です。有権者は投票前にぜひみておいた方がいいですね。YouTube、デモクラシータイムス、沈む賃金 貯蓄ゼロ【兪炳匡のどん底ニッポンを立て直す！】その1。
キーワード： #株価 #内部留保 #賃金の国際比較 #貯蓄 #日銀

この視聴料としてだけでも寄付したい気持ちになりました。次がカンパのための情報です。
http://www.democracytimes.jp/#_9
30分と長くはないのですが、それでも全部見るのは大変という方のために、主なスライドをコピーして貼っておきます。クリックで拡大します。
主なスライドです。




30日追記：この番組では、賃金が上昇しないのは経営者や政府が悪いから、ということで終わっていました。確かにその通りですが、もう一つ、重要かつ決定的な要素に触れませんでした。それは労働者の力、闘いの問題です。諸外国と比べて、労働争議の件数が圧倒的に少ないことです。労働政策研究・研修機構(JILPT)というところが発表している争議件数のデータをグラフにしてみました。(16:26修正)
→PDFはこちら， エクセルはこちら
日本（赤色）より少ないのはタイ、フィリピンなどわずかです。（意外とアメリカも少ないです。）縦軸を突き抜けているのはブラジルです。労働者がみずからの権利を行使していないため、労使の力のバランスが崩れていることも大きな要因だと思います。
（関連記事：権利不況・権利デフレ）

ストと言えば、フランスの放送労働者はしばしばストをします。下の画像はネットラジオ"France Musique"のストの表示。訳：

本日は社会運動のため放送はありません。
公共サービスを守るための全国的な呼びかけの一環として、CGTラジオ・フランスがストライキを呼びかけているため、通常の番組を完全に放送することができません。申し訳ありません。

https://www.francemusique.fr/emissions/relax/relax-du-mardi-05-octobre-2021-98777