オスプレイ配備反対の地権者による裁判を支援する会が設立 [社会]
昨日、佐賀のメートプラザで、「佐賀空港オスプレイ等配備に反対する裁判を支援し、地権者とともにたたかう市民の会」が設立されました。とりあえずその呼びかけ文、規約、入会申込書などを、イメージデータ(クリックで拡大)と、その下からPDFにジャンプします。
呼びかけ文PDF
規約PDF 決意表明PDF
呼び掛け人名簿PDF
入会申込書PDF
次はNHK佐賀の夕方のニュースから。
呼びかけ文PDF
規約PDF 決意表明PDF
呼び掛け人名簿PDF
入会申込書PDF
次はNHK佐賀の夕方のニュースから。
コロナの実態隠蔽、福岡県の場合 [社会]
(続けてフェイスブック7月21日投稿からの転載です。)
福岡県のコロナ発生数、県のウェブサイトの奥の奥に「隠して」ある。
この「トップ」ページから辿り着くのは至難。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/3/21/393/
運よく数分内に見つかれば、こちら。
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~idsc_fukuoka/idwr/idwr-f4.html
まず「インフル」のグラフが出てくるので、左コラムのリンクで「新型コロナ」に切り替えなければならない。しかも時間軸は「週」の単位。アナログに読み取って、さらにカレンダーで何月何日に換算するのがまた至難。
これによると、7/8までの週が最新で、急増していることが分かる。特に福岡市と筑後地域。おそらく元凶は西鉄大牟田線ではないか。駅員は、「今日(5月8日)から換気やめました」と言った。
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-05-08
平和運動のような「意識高い」系の集まりでも、まるで「コロナ明け」のようなムード。先日の会議は狭い部屋にぎっしりでしかも窓開けなし。遅刻して、入室するなりCO2濃度計のスイッチを入れると、なんと2,300ppmほどを示したので、慌てて勝手に窓とドアの2ヶ所の開けた。それでも800台まで落ちるのに15分ぐらいかかった。
福岡県のコロナ発生数、県のウェブサイトの奥の奥に「隠して」ある。
この「トップ」ページから辿り着くのは至難。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/3/21/393/
運よく数分内に見つかれば、こちら。
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~idsc_fukuoka/idwr/idwr-f4.html
まず「インフル」のグラフが出てくるので、左コラムのリンクで「新型コロナ」に切り替えなければならない。しかも時間軸は「週」の単位。アナログに読み取って、さらにカレンダーで何月何日に換算するのがまた至難。
これによると、7/8までの週が最新で、急増していることが分かる。特に福岡市と筑後地域。おそらく元凶は西鉄大牟田線ではないか。駅員は、「今日(5月8日)から換気やめました」と言った。
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-05-08
平和運動のような「意識高い」系の集まりでも、まるで「コロナ明け」のようなムード。先日の会議は狭い部屋にぎっしりでしかも窓開けなし。遅刻して、入室するなりCO2濃度計のスイッチを入れると、なんと2,300ppmほどを示したので、慌てて勝手に窓とドアの2ヶ所の開けた。それでも800台まで落ちるのに15分ぐらいかかった。
汚染水放出反対のスタンディングで使ったパネル [仕事とその周辺]
フェイスブックで紹介していたものですが、一般への露出度や検索対応ではブログが有利なので、こちらに転載します。
7月17日「海の日」、17時30分から18時まで,汚染水海洋放出反対のスタンディングに参加しましたが、ちょっと手の込んだパネルを準備しました.場所は西鉄久留米駅前(西口,一番街入口)。
元の画像です.(転載転用自由)
上の部分
下の部分
ネタ元は、7月14日の北海道新聞の「処理水巡るIAEA報告書 基準合致はまやかしだ」という、廃炉制度研究会主宰・尾松亮氏の聞き書き記事です。メディア報道なども徹底的に批判した見事な論説で、重要な基準の一つである「正当化(Justification)」に関して評価していないことをIAEA自身が認めていることを指摘。同紙に転載を申し込みましたが断られました。しかしそれを詳細に紹介しているブログ記事がこちらにあります。
https://blog.goo.ne.jp/choshibeach/e/7cfb708f5904530a0f2883d0cf9fae68
7月17日「海の日」、17時30分から18時まで,汚染水海洋放出反対のスタンディングに参加しましたが、ちょっと手の込んだパネルを準備しました.場所は西鉄久留米駅前(西口,一番街入口)。
元の画像です.(転載転用自由)
上の部分
下の部分
ネタ元は、7月14日の北海道新聞の「処理水巡るIAEA報告書 基準合致はまやかしだ」という、廃炉制度研究会主宰・尾松亮氏の聞き書き記事です。メディア報道なども徹底的に批判した見事な論説で、重要な基準の一つである「正当化(Justification)」に関して評価していないことをIAEA自身が認めていることを指摘。同紙に転載を申し込みましたが断られました。しかしそれを詳細に紹介しているブログ記事がこちらにあります。
https://blog.goo.ne.jp/choshibeach/e/7cfb708f5904530a0f2883d0cf9fae68
殺傷力による防衛と市民力による「代替防衛」 [反核・平和]
科学者会議福岡支部の「談話会」で6月30日に話題提供をした内容を、文章にまとめました。「9条を活かす九州ネットワーク」という、福岡をベースとする市民グループの不定期誌に掲載するためですが、「版元」は著作権を主張しないので、発行前ですが、このブログで公開します。いわゆる「防衛論議」に少しでも役立ててもらえれば有難いです。pdfでも公開しています。*10/4追記:この文章を、さらに国内の暴政に対する「防衛」にも拡張して、『反戦情報』に「防衛力としての、暴政の抑止力としての市民的抵抗」のタイトルで掲載してもらいました。(ネット公開です。上をクリック)
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殺傷力*による防衛と市民力による「代替防衛」
豊島耕一(元佐賀大学理工学部・物理学)
自国の軍隊が防衛軍になるか侵略軍になるかの数学的確率は半々である
なぜ人は、またどの国の政府も、「攻められるかも知れない」という心配はさかんにするのに、逆に自分の国が外国を「攻めたらどうするのか」という心配は、なぜ全くと言っていいほどしないのだろうか?少し考えれば、いや、ほとんど考えなくても分かることだが、自分の国が他の国から攻められる確率と、逆に自国が他国を攻めてしまう確率は、「場合の数の確率」(先験的確率)としては全く等しい。(筆者はこれをわざわざ数式化して「証明」している[1]。「センター試験」の数学の問題にちょうどよいレベルである。)思うに、まわりに国がたくさんあって、自分の国は一つしかないので、なんとなく「攻められる」確率が高いように錯覚して、「攻められる」心配だけをするのかも知れない。
この等確率性を明確に意識すれば、もし国に「防衛」省を作り軍隊を持つならば、それは同時に50%の確率で侵略軍になるのであり(まさしく現在のロシア軍、そしてかつての日本軍)、それを同じウェイトで心配するならば、それが侵略軍になることを予防する「侵略軍化防止省」とでも言うものを作らなければならないはずだ。主流の防衛論議の中にも「安全保障のジレンマ」という、自国の軍拡の負の作用を表す言葉があるが、しかし自国の軍隊が侵略者になりうるというリスクまではほとんど意識されていないようだ[2]。
今から200年以上前、カントはその有名な著書「永遠平和のために」の中で、これとは別の理由で「常備軍そのものが先制攻撃の原因となる」と書いているが、結果的に同じことのようにも思える。
軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのか
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殺傷力*による防衛と市民力による「代替防衛」
豊島耕一(元佐賀大学理工学部・物理学)
自国の軍隊が防衛軍になるか侵略軍になるかの数学的確率は半々である
なぜ人は、またどの国の政府も、「攻められるかも知れない」という心配はさかんにするのに、逆に自分の国が外国を「攻めたらどうするのか」という心配は、なぜ全くと言っていいほどしないのだろうか?少し考えれば、いや、ほとんど考えなくても分かることだが、自分の国が他の国から攻められる確率と、逆に自国が他国を攻めてしまう確率は、「場合の数の確率」(先験的確率)としては全く等しい。(筆者はこれをわざわざ数式化して「証明」している[1]。「センター試験」の数学の問題にちょうどよいレベルである。)思うに、まわりに国がたくさんあって、自分の国は一つしかないので、なんとなく「攻められる」確率が高いように錯覚して、「攻められる」心配だけをするのかも知れない。
この等確率性を明確に意識すれば、もし国に「防衛」省を作り軍隊を持つならば、それは同時に50%の確率で侵略軍になるのであり(まさしく現在のロシア軍、そしてかつての日本軍)、それを同じウェイトで心配するならば、それが侵略軍になることを予防する「侵略軍化防止省」とでも言うものを作らなければならないはずだ。主流の防衛論議の中にも「安全保障のジレンマ」という、自国の軍拡の負の作用を表す言葉があるが、しかし自国の軍隊が侵略者になりうるというリスクまではほとんど意識されていないようだ[2]。
今から200年以上前、カントはその有名な著書「永遠平和のために」の中で、これとは別の理由で「常備軍そのものが先制攻撃の原因となる」と書いているが、結果的に同じことのようにも思える。
軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのか
佐賀オスプレイ基地建設反対・阻止行動(基地被害防止ボランティア その5) [反核・平和]
沖縄での基地建設反対運動への参加についての記事を、 #基地被害防止ボランティア のシリーズとして「その4」まで書いてきましたが、地元にまでその問題が押し寄せて来ました。すでに、例えば6月19日の記事に書いたように、佐賀空港のすぐ隣に、自衛隊のオスプレイ基地の建設が始まりました。
現地での抗議・阻止の行動には、工事開始2日目の6月13日と、7月20日に加わりました。自宅からは直線距離で30キロ程で、決して近くはありませんが、沖縄に比べればものの数ではありません。(佐賀の人に、「久留米は佐賀県ですよ」と言われました。)
6月13日の写真と、7月20日は写真を紹介します。後者では加えて、警備員の人たちに向けた「スピーチ」を再現してみます。
なお、タイトルの「基地被害」とは、隣接地などの住民への騒音、墜落の危険などだけでなく、むしろ最大の被害は戦争の原因となることによる被害です。
現地での抗議・阻止の行動には、工事開始2日目の6月13日と、7月20日に加わりました。自宅からは直線距離で30キロ程で、決して近くはありませんが、沖縄に比べればものの数ではありません。(佐賀の人に、「久留米は佐賀県ですよ」と言われました。)
6月13日の写真と、7月20日は写真を紹介します。後者では加えて、警備員の人たちに向けた「スピーチ」を再現してみます。
なお、タイトルの「基地被害」とは、隣接地などの住民への騒音、墜落の危険などだけでなく、むしろ最大の被害は戦争の原因となることによる被害です。
ハザードマップのレッドゾーンで起きた久留米の土砂災害 [社会]
今回の #久留米市 田主丸町竹野地区の #土砂災害 ですが、メディアの空撮、グーグルマップ、久留米市のハザードマップを並べると、まさにハザードマップのレッドゾーンで起きたことが分かります。私の家はかからないけれども、近くにはそのゾーンがあります。皆さんも自分の地域のハザードマップを確認して下さい。
ロシアのウクライナ侵攻3日後の安倍晋三氏の発言 [社会]
前の記事で、安倍晋三氏への銃撃が、山上容疑者がいた背後からなされたとするのでは辻褄が合わないということを、当日執刀に当たった奈良県立医科大学の福島教授の記者会見の内容から述べた。不思議なのは、こんな素人でも分かる話を、なぜメディアは全く無視するのかということだ。前の投稿にいただいたコメントのように、銃弾さえ発見されていないことも不問にされている。となると、背後に陰謀があると疑わざるを得ない。こう言うと、すぐ「陰謀論」という言葉で切り捨てる人が出て来そうだが、そんな人は、この世界には「陰謀」というものは全く存在しないとでも思っているのだろうか?
さて、その陰謀のヒントになるかも知れない、ロシアのウクライナ侵攻に関する安倍晋三氏の発言が、動画と文字で記録されている。2022年2月27日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」への出演においてである。ロシアのウクライナ侵攻開始の3日後のことである。
リネールさんのTwitterに動画が、東洋経済ONLINEの2022年2月28日にその記事がある。
https://twitter.com/Riner0804/status/1677450752275677184
https://toyokeizai.net/articles/-/534929
この番組全体としては、「核共有」を進めるべきであると言うようなとんでもないものだが、しかし誰かの気分を害したかも知れない、次のような安倍氏の発言も含まれている。上記、東洋経済ONLINEから引用する。
さて、その陰謀のヒントになるかも知れない、ロシアのウクライナ侵攻に関する安倍晋三氏の発言が、動画と文字で記録されている。2022年2月27日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」への出演においてである。ロシアのウクライナ侵攻開始の3日後のことである。
リネールさんのTwitterに動画が、東洋経済ONLINEの2022年2月28日にその記事がある。
https://twitter.com/Riner0804/status/1677450752275677184
https://toyokeizai.net/articles/-/534929
この番組全体としては、「核共有」を進めるべきであると言うようなとんでもないものだが、しかし誰かの気分を害したかも知れない、次のような安倍氏の発言も含まれている。上記、東洋経済ONLINEから引用する。
安倍元首相:(プーチン氏は)基本的な不信感を米国に対して持っている。「NATOを拡大しないはずだったのにどんどん拡大し、ポーランドにはTHAADミサイルまで配備をしているではないか」と。その基本的な不信感の中で、プーチンとしては領土的野心ということではなく、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしているということだろう。もちろんそれを正当化はしない。彼がどう考えているかを正確に把握する必要はあるだろう。メディアの方々、陰謀かどうかはともかく、少なくともいくつもの事実の矛盾については、是非追及して下さい。
安倍晋三氏を死に至らしめた銃創についての担当医の詳細な説明 [社会]
安倍晋三氏を死に至らしめたのは、山上被告がいた背後からの銃弾ではあり得ないという疑問を、孫崎享氏が以前から述べておられますが、当日(2022年7月8日)の執刀医の記者会見の映像を確かめて見ました。
その、テレ東BIZの動画です。(朝日新聞デジタルにも。)
その中で、重要な銃創の(銃弾入射の)位置を示す福島教授(動画15分経過のあたり)。これではどう考えても背後からの銃弾ではあり得ないでしょう。この会見に出席した大勢の記者は、その後の展開をどう思っているのでしょうか?
この動画の、銃創に関するやりとりの部分だけを文字起こししたものを孫崎氏がツイッターで紹介しています。画像なので、改めて文字化して、こちらに転載します。一箇所、[ ]の部分は私が修正した部分です。スキップ部分がいくつもあるので、チェックしやすいようにところどころ経過時間を{ }で挿入しました。
その、テレ東BIZの動画です。(朝日新聞デジタルにも。)
その中で、重要な銃創の(銃弾入射の)位置を示す福島教授(動画15分経過のあたり)。これではどう考えても背後からの銃弾ではあり得ないでしょう。この会見に出席した大勢の記者は、その後の展開をどう思っているのでしょうか?
この動画の、銃創に関するやりとりの部分だけを文字起こししたものを孫崎氏がツイッターで紹介しています。画像なので、改めて文字化して、こちらに転載します。一箇所、[ ]の部分は私が修正した部分です。スキップ部分がいくつもあるので、チェックしやすいようにところどころ経過時間を{ }で挿入しました。
科学者会議福岡支部での話題提供--数学による平和教育、軍拡か軍縮か、代替防衛とは [反核・平和]
7/22追記:この話の内容をベースに、不定期誌向けの短文を作りました。PDFで公開, ブログに転載(HTML), 7/27付で掲載誌も発行されました。
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科学者会議福岡支部の「談話会」で、6月30日に話題提供をしました。内容は、数学による平和教育、軍拡か軍縮か、代替防衛とは、の三題。そのスライドと、録音のうち冒頭の私の発表部分(34分)を公開します。
[スライド、発表部分の音声]
およそ、次のような内容です。
抑止力による平和か,非軍事による平和か
~議論の枠組みの提案、ほか~
豊島耕一
序 数学による平和教育
「自分の国が他国から攻められる」確率と「自分の国が他国を攻める」確率とは、場合の数の確率としては全く等しい。したがって、もし国に「防衛省」を作るなら、それと同等のウェイトで、自国軍が侵略軍になることを予防するための「他国侵略防止省」を作らなければならない。
1 軍備による平和維持と、非武装による平和維持の「公平な」比較
軍拡v.s.軍縮のメリット・デメリットを全て数え上げて平等に比較すると、「どっちもどっち」であることが分かる。したがって「時間軸」で評価しなければならない。
2 「代替防衛」について
ナチスの侵略に対する抵抗や、ソ連からのバルト3国の独立などで歴史的にも実績があり、ウクライナでも一部勢力により実践されている「代替防衛」についての議論を紹介。
次の画像はスライドの13枚目です。
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科学者会議福岡支部の「談話会」で、6月30日に話題提供をしました。内容は、数学による平和教育、軍拡か軍縮か、代替防衛とは、の三題。そのスライドと、録音のうち冒頭の私の発表部分(34分)を公開します。
[スライド、発表部分の音声]
およそ、次のような内容です。
抑止力による平和か,非軍事による平和か
~議論の枠組みの提案、ほか~
豊島耕一
序 数学による平和教育
「自分の国が他国から攻められる」確率と「自分の国が他国を攻める」確率とは、場合の数の確率としては全く等しい。したがって、もし国に「防衛省」を作るなら、それと同等のウェイトで、自国軍が侵略軍になることを予防するための「他国侵略防止省」を作らなければならない。
1 軍備による平和維持と、非武装による平和維持の「公平な」比較
軍拡v.s.軍縮のメリット・デメリットを全て数え上げて平等に比較すると、「どっちもどっち」であることが分かる。したがって「時間軸」で評価しなければならない。
2 「代替防衛」について
ナチスの侵略に対する抵抗や、ソ連からのバルト3国の独立などで歴史的にも実績があり、ウクライナでも一部勢力により実践されている「代替防衛」についての議論を紹介。
次の画像はスライドの13枚目です。