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佐賀オスプレイ基地建設反対・阻止行動(基地被害防止ボランティア その5) [反核・平和]

沖縄での基地建設反対運動への参加についての記事を、 #基地被害防止ボランティア のシリーズとして「その4」まで書いてきましたが、地元にまでその問題が押し寄せて来ました。すでに、例えば6月19日の記事に書いたように、佐賀空港のすぐ隣に、自衛隊のオスプレイ基地の建設が始まりました。

現地での抗議・阻止の行動には、工事開始2日目の6月13日と、7月20日に加わりました。自宅からは直線距離で30キロ程で、決して近くはありませんが、沖縄に比べればものの数ではありません。(佐賀の人に、「久留米は佐賀県ですよ」と言われました。)

6月13日の写真と、7月20日は写真を紹介します。後者では加えて、警備員の人たちに向けた「スピーチ」を再現してみます。

なお、タイトルの「基地被害」とは、隣接地などの住民への騒音、墜落の危険などだけでなく、むしろ最大の被害は戦争の原因となることによる被害です。

6月13日(筆者撮影-動画から) 抗議者はまず警備員に囲まれ、次に機動隊員が。
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7月20日 ゲート対岸での抗議(撮影:筆者)
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同じく数名で封鎖されたゲート。トラックはすぐに別のゲートに迂回したが、出ようとするトラックを10台ほど現場に凍結させた。(撮影:筆者,力久修氏)
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両日とも、抗議に集まった人たちはなかなか車両進入阻止の行動に出ようとしないので、私が率先して道路に出て車を止めることになりました。すぐに数名の方がフォローし、6月13日は約1時間、7月20日は数十分間、車列やダンプを止めました。

以下、7月20日に警備員の人たちに語りかけた内容です。実際に話した言葉に少し加筆しています。
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警備員「危険ですから、歩道に上がって下さい。お願いします。」

私 「オスプレイは危険ですから、工事をやめて下さい。お願いします。
違法な工事はやめて下さい。違法な工事を警備員として手伝うのをやめて下さい。

あなた方の会社のCSRはどうなっていますか?CSR - Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任の項目には、どんなことが掲げられていますか?

この工事の主な請負先は大成建設ですが、そこのホームページには、CSRとして「環境の保全」「地域社会とのコミュニケーション」「基本的人権・多様性の尊重」が掲げられていますが[注]、同じようなことはあなた方の会社も掲げているのではないですか?あとで是非、会社のサイトなどで確認してみて下さい。

地権者が売ってもいない土地で勝手に工事することが、また、戦争を呼び込むような基地を作ることが、はたして「基本的人権の尊重」と両立しますか?「企業の社会的責任」と両立しますか?

さらには、あなたの会社のESG評価、つまりEnvironment、Social、Governance、環境、社会、ガバナンスの、総合的な評価を下げることになりませんか?そうするとあなた方の会社の株価にも影響しますよ。(もし株式を公開していればの話ですが)」

(以下は上から目線だ、エラソーな、自分たちは生活がかかっているのに気楽に言うな、といった反感は承知の上で)

「会社として、組織として立派な目標を掲げていても、組織には「良心」はありません。良心が存在するのは個人の心の中だけです。どうか皆さんの一人ひとりの良心のスイッチを入れて、違法な作業を中止して下さい。お願いします。」

[注] 防衛省説明会の記事参照。 https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-06-19#attempted
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