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イスラエルの反ネタニアフのデモ [メディア・出版・アート]

ネタニアフに手錠。イスラエルのデモ。日本もこれくらいインパクトのある表現をしないとダメですね。(→シミュレーション
RFI(ラジオフランス・インターナショナル)の今日のトップ記事、グーグル翻訳をベースに訳してみました。
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写真キャプション:デモ隊の一人は、2020年8月29日のエルサレムの首相官邸近くでの集会の最中に、ベニヤミン・ネタニヤフのマスクを被り、手錠を付けています。ロイター/Ammar Awad


本文:
今週の土曜日、イスラエルのベニヤミンネタニヤフ首相に対するデモの新しい夜。勢いを増し続ける運動
エルサレムの特派員ミシェルポール

警察はデモ隊に音声レベルを下げ、平和的に分散するように求めています。エルサレムでは、首相官邸の前に何万人もの人々が集まりました。

国の他の場所では、交差点や橋の上でさらに何千人もの人がベンジャミン・ネタニヤフの辞任を要求しました。これは10週連続のデモです。

弁護士であり当初からのデモ参加者であるシガリット・ケスラーにとって、これはネタニヤフとこれらの集会に参加しているイスラエル人の間で行われる、まさしく聞く耳を持たぬ者との対話です。

「彼は救世主の黙示録の概念に閉じ込められています」と彼女は言った。彼は本当に自分が使者、メシアだと思っています。しかし、私たちは日々生きています。私たちが興味を持っているのは、銀行口座、冷蔵庫の中の食べ物、そして子供たちの教育です。此処、バルフォー通りの彼の住居から出る毒ではありません。」

テルアビブ北のヘルズリヤ市で、車に乗った者がピストルでデモ隊を脅迫しました。しかし、今週、全体としては、先週の土曜日に警察による暴力事件が発生した後の逸脱の報告はありませんでした。

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3年前の轍を踏まないために [社会]

1401577.gif9/2追記:違憲状態に目が向けられるどころか、自民党の後継総裁選びでメディアが占拠された状態です。これを至急変えていく必要があります。末尾のようなメールを、とりあえず立憲民主党と共産党に送りました。
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臨時国会開催要求を無視して,秋まで引き伸ばし,その冒頭解散で選挙という噂がある.2017年の事態の繰り返しだ.野党はこれをみすみす許してしまうのか.それとも何か思い切った手段を取るのか.

憲法無視の現政権に正統性・正当性はない.一刻も早く退陣させるべきで,コロナから人々の命を守る為にもこれが必要だ.

一つ提案がある.すでにフェイスブックやツイッターでは書いたが,野党だけで「国会」を開くのだ.メディアに「パフォーマンス」と言われようが何と言われようが,議場を使って野党だけで集会を開く.そこで,例えば「プール方式」でのpcr拡大など「国会決議」をする.国会でやる決議だから国会決議.メディアも取り上げざるを得ないだろうし,発信力は絶大だろう.

さらに,「このような違憲状態を政府が続けるならもはや現政権に合法性はない.集まった国会議員で新政権樹立=クーデターをやるぞ」と脅せばよい.ニュースバリュー抜群.

問題は,生真面目すぎる野党の国会議員たちに,このような派手な「パフォーマンス」がやれるかどうかだ.でも多くの人が焚きつければ動くかも知れない.
(11日追記) 政党や国会議員任せではダメで,多くの市民が(ディスタンスを取りながら)街頭に出て行動しなければならないだろう.それともツイッターデモ?

https://www.facebook.com/kouichi.toyoshima/posts/2793022734136791
https://twitter.com/yamamoto2007/status/1290875006377799680
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DSC_1358c.jpg3年前の「冒頭解散」の際は,解散の詔書を発しないよう憲法に基づいた「天皇への請願」も,最後の手段として実行した.手続き上,内閣に送らなければならないが,安倍首相が実際に天皇に渡したかどうかは確認のしようがない.




8/21追記:上の趣旨の話を,一昨日の西鉄久留米駅前の「19日行動」で4分間喋りました.森田さんが他のスピーチも含めて,録画・公開されています.以下にはめ込みます.7分丁度あたりからです.なお,パネルの図はこちらの記事の中ほどを. https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2019-04-05

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会議における責任回避の典型パターンをNHKニュースが提示 [社会]

コロナ感染拡大は本当に憂慮すべき状況にある.この時期に旅行を推奨してウイルスの拡散を図るなど,政府から国民に対するバイオテロともいうべき事態だ.問題は,専門家や,政府の会議に招かれて発言の機会を与えられた人たちの無責任ぶり,臆病ぶりだ.そしてメディアの・・・.

sawata200731.jpg次のような尾身部会長の発言には,岡田教授でなくても,素人でも驚愕するだろう.「指数関数」がどういうものか,この医者は知らないのだろうか?(右の画像クリックでツイートへ)
澤田愛子 @aiko33151709
今日の報道19:30。出演した岡田教授が「尾身先生の発言に驚愕しました。非常事態宣言を感染爆発段階の直前に出したらいいとおっしゃったが、それじゃもう間に合わない。そのもう1段前に出すべきです。科学者は真実と思ったことを言うべきでマイノリティーとして叩かれても真実を言った方がいい」と。
9:37 PM · Jul 31, 2020·Twitter Web App
さて昨夜(7/31)のNHK「ニュースウオッチ9」では,この国で上から下まで,国家レベルのマクロから町内会的なミクロまで*,普遍的に見られる責任回避の典型パターンを,見事に切り取っていた.専門家会議での会議メンバー・小林慶一郎氏と,それに「諮問」した西村経産大臣の言葉である.さわりの部分を切り取ってみる(末尾に全部の書き起こし).
(* 「ミクロ」の例として,PTAの会議に関して,「PTAの本当の会議は帰りの下駄箱から始まる」という言葉を聞いたことがあります.ネット検索すると類似のフレーズが見つかります.例1例2.この小林氏の場合は「下駄箱」ではなくTVインタビューの場で,となるでしょう.)
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ナレーション:しかし政府が示した方針を覆すのは現実的ではなかったと振り返ります。

小林:先に政府が方針を発表しているものを覆すということはあってもいいんだと思いますけど、政治的ないろんな影響力、影響も考えると、なかなかそこまで自分が全部リスクを取って発言するというところまでは行けなかったなーっていう感じですかね。
分科会の結論というのは、事前にもう決められていたというその枠の中で話をさせられたっていう、そういう印象が強いですね。
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Q:分科会のメンバーに聞きました。先のGo to トラベルの件では、会の直前にその議題として降りてきて、すでにその時にはやること先にありきだったと、議論を尽くす状況にはなかったと、順序が逆だったんではないかと。

西村経産大臣:分科会にですね、東京を対象外とするという形で、案を提示させていただいたわけです。これは、何もなしで、議論もやっぱりやりにくいだろうということで提示をさせて頂いて、そこで私は、あのう、かなりの議論があったと思いますし、その結果として、東京を除外するということについては認める。ご議論を頂いた結果ですね、当然それはダメだとか、修正されるとか、ありうるわけですので、これからも率直なご意見を頂ければと、そういうふうに思っています。
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つまり,会議の一出席者は,自分は違う意見を持っていたが,「結論は事前に決められていた」と言い,一方,諮問した側は,「案がなければ議論もしにくいだろうから提示したのであって,当然修正はありうる」と言っている.会議が出した結論に対してお互いに責任を回避しあっている.形式的には後者に分があろうが,いわゆる「場の空気」に支配されるこの社会の習性を前提にしていたとすれば,このように一方的にも決められない.

問題は,そこでなぜきちんと採決をしなかったのかということだ.このような,曖昧な全会一致というのはあらゆるところで見られる.それを「和」とか「民主主義」と履き違えているようだ.これは一人ひとりの責任意識を曖昧にし,集団の中に溶解させるということだ.ようするに個人の責任の回避である.

このような,異論があるにも関わらず採決を取らないというのは,かつての職場の教授会でもよく見られた.しかし,あえて採決を要求し,予想に反して執行部提案が否定されるという事象もあった.
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2006-07-23#incident

上で小林氏は「自分が全部リスクを取って発言するというところまでは行けなかった」というが,一体その「リスク」とは,キャンペーンを進めて全国にウイルスをばらまくというリスクに比べればどれほどのものなのか?

(2日朝追記)
このクリップ(ニュースの一コマ)の中で指摘したい点が他に2つある.まず,PCR検査拡大に「慎重な」,つまり反対する人が専門家会議にいるということだ(このくだり).詭弁でしかないが,呆れる他ない.各自治体で(世田谷区に倣って)検査の桁数を上げていくことで圧倒するのが重要だろう.
もう一点は,有馬キャスターの西村大臣に対する追及の甘さである.「ブレーキを踏むべきかアクセルを踏むべきか政府はどっちを推奨してるのかわからない」という質問に,西村大臣はいわゆる「信号無視話法」を使い,全く答えていない.しかしそれを放置している.とてもジャーナリストの役割を果たしているとは思えない.(追記終わり)

以下,ニュースウオッチ9のこのくだりの書き起こしです.コロナ「第一波」,現場の証言の記事と同じく,自動書き起こしサイトを利用しました.

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