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法務大臣が刑事訴訟法を知らないことが世界に/The world has known that the Minister of Justice does not know the Criminal Procedure Code. [社会]

ゴーン氏側の反応。毎日の報道を追記
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法務大臣が刑事訴訟法を知らないことが世界に知れ渡ってしまいました。クリックでFBへ。
It has become known around the world that the Minister of Justice does not know the Criminal Procedure Code.
translation of subtitles: I think that the accused person should prove that he/she is innocent.
ministerofjustice.jpg

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ゴーン氏のベイルートでの記者会見 [社会]

追記あり)
abemaTVがゴーン氏のベイルートでの記者会見を、完全ノーカットで中継していたので、2時間半、途中風呂にまでスピーカーを持ち込んで全部聞いた。訴追内容については私自身は判断する材料を持っていない。また、日産で彼がやったことの功罪について批評するものでもない。しかし、日本の司法システムに対する根本的な批判には、大いに注目するべきものがあると思った。

「人質司法」と呼ばれる、長期の拘留、自白偏重(強要)などが最たるものだが、他に「推定無罪の原則」(presumption of innocence)の無視、というより、むしろ「推定有罪」がまかり通っていること、被告は全く情報発信できない中での検察の意図的なリークによる情報操作についても告発していた。これは守秘義務違反という違法行為であると[注]。

超有名人による、しかも自らの実体験による告発であるので、影響力は巨大だろう。日本の「システム」は、この発言をなんとか無効化しようと必死になるだろう。

地上波でもテレビ東京が長い時間を使って中継を含めて報道していたが、コメンテータの山川龍雄氏の「逃亡者が何を言うか」的な物言いが残念。(ネットとの「同時視聴」なので「感じ」でしかないが。)

テレ東はWBSでも引き続いでこの会見を報道していた。番組でキャスターが「会見場に唯一入れた日本のメディアがテレ東」と言っていたが、ゴーン氏が「日本のメディア」として指したのはテレ東だけでなく”Shogakukan”とも言って指していたので、唯一ではないのではないか。

「逃亡」という罪を犯したのだから聞くべきものはない、という態度ではなく、彼の告発には、特に法曹関係者は真摯に向き合う必要があると思う。日本の司法システムをまともなものに変えていく大きなきっかけになりうる。
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関連記事(新しい順):
カルロス・ゴーン氏逃亡(亡命?)
カルロス・ゴーン氏保釈決定のブルームバーグ報道
ゴーン氏の長期勾留は日本の「人質司法」を壊す大きなチャンスなのに
[注]松野信夫氏(民主党の元国会議員)の「捜査情報の漏洩に関する質問主意書」

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