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ウイルスリレーになりうる松明リレーは即時中止を [社会]

オリンピック「聖火」リレーがスタートした、というニュースが流れています。このリレーは同時にウイルスリレーになるリスクもあるわけです。ところで、「聖火」と呼ぶのは日本だけのようですね。「聖」という文字を与えられただけで、何か権威を持ってしまう、そんな効果もあるでしょう。英語で聖火リレーは"torch relay"で、torchの訳語は「たいまつ」ですから、むしろ正しい訳はたいまつリレーでしょう。
実は、いわゆる聖火のことを妻が「松明」と言い間違えた(と思った)ので、「違う!」と訂正したのですが、それで調べてみたら、逆に「聖火」の方が間違いだったということ。こんな記事が見つかりました。2012年の朝日新聞です。
http://www.asahi.com/special/kotoba/archive2015/danwa/2012071100001.html
一部引用:
そういえば聖火を辞書でひけば英語では「Olympic flame」となるし、ドイツ語では「Olympisches feuer」、フランス語でも「flambeau olympique」。本家本元ギリシャ語ではどうか、と大使館にきいてみても、英語の「holy」にあたるような意味は持たないとのこと。聖火リレーも英語で「Olympic torch relay」などですから、「聖火」はこれらの直訳ではないことになります。
つまり、「聖」に当たる言葉は他の言語にもなさそうです。
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「『ガラパゴス』状態の日本のデモが暴政継続を許す」その2が『反戦情報』誌に掲載 [社会]

こちらに全文公開済みです。)
エッセイ「『ガラパゴス』状態の日本のデモが暴政継続を許す」のその2が『反戦情報』誌に掲載されました。その1の掲載しが旧号になったので、その部分をこちらに公開します。
IMG_2167.jpg IMG_2168tr.jpg
1401577.gifApril 4: English version is released. I will add footnote for non-Japanese audience within a couple of days.
英語バージョンを全文一括公開します。外国の読者のために必要な注釈を数日中に付けます。→付けました。1401577.gifApril 6: English version is revised. Some footnotes for non-Japanese audience have been added.
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佐賀県知事と市民団体との面会ー玄海原発問題 [社会]

3kgeneations.jpg佐賀新聞の報道サガテレビの報道(右画像clickでも)。1401577.gif3/13追記:末尾に山口知事の発言の文字起こし
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佐賀県下の9つの脱原発市民団体が合同して知事に面会を求め、これが今日実現しました。これまでも繰り返し知事や原発関連部署の担当者との面会を求めていたのですが、ほとんどが文書のやり取りに始終していました。山口知事と直接顔を合わせるのは5年ぶり3回目で、しかも15分程度の形式的なものです。それでも久しぶりに面会に応じられたということで、今日は評価する言葉だけにとどめておきます。

IMG_2151h.jpg3.11の10周年ということもあって、会議場には右の写真のように大勢の報道陣がいます。何しろ面会時間はわずか15分、それぞれの団体で個々に1分ずつ話をしても何も言えないということで、一人で代表発言をということになり、私にお鉢が回って来てしまいました。この数日はその貴重な8分のための原稿を練り上げるのに苦心していました。それぞれの団体の意向も忖度(本来の意味です)しなければいけません。以下の原稿を、プリントとして配布もしてあるので所々読み飛ばして時間を節約しながら、プレゼンテーションしました。一箇所、アドリブで入れたところ(赤色−pdfも)もあります。
配布したpdfはこちら。(ただし赤色は事後記入

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「さよなら原発!佐賀連絡会」の豊島と申します。本日は、知事にはお忙しい中、このような機会を設けていただきありがとうございます。本日集まりました団体を代表して、ご挨拶と、意見を申し上げます。また、各団体からもそれぞれ質問及び要請を提出しますので、各団体にご回答頂くようお願いします。これからの私の発言に対しても、機会を見てご意見を頂ければ有り難く存じます。

1.大飯判決に関連して

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NHK番組「原発事故“最悪のシナリオ”」で紹介された2人の証言 [メディア・出版・アート]

3/6(土) 深夜に放送されたETV特集、「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」。“最悪シナリオ”は前から知られていましたが、いくつか重要事実も明かされたようです。しかし、90分の最後に紹介される、経験者2人の証言は「いま」の話です。現在、原発の稼働に責任を負う人たち、すなわち電力会社、許可した規制当局、同意した自治体首長は、これをどう聞かれるのでしょうか?「同じことが起きる」と言っているのです。

DSC_5177.jpg伊藤哲朗氏 内閣危機管理監(当時)
「ひとことで言うと、危機の認識というイマジネーションが十分でなかったということですよね。ですから、最悪の事態というものに備えていろんな準備をしておかなくちゃいけないので、それをやはり平時のおいてから、やっていくというのが、全てに危機に対して重要なのですけれども、それを、誰も、と言ったらおかしいですけと、原子力発電所の関係者も含めて、本当に真剣に考えてなかったというとこに一番の教訓があるんじゃないでしょうか。」

DSC_5161.jpg廣中雅之氏 自衛隊統合幕僚監部 運用部長(当時)
「最悪の状況を考えるのが、上から下まで、必ずしもそういったことを想定をして、そしてその準備をしていくという、思考だとか、それに備えるためのプラクティスだとか、そういうものが日本の中に多分ないんですね。ほとんど。今も何一つ変わってないですよね。その、マインドと申しますか、そう言った危機的な状況に対して、国としてどうするのか、ということに対して、何も変わってないですよね。だから、同じことが起きる。同じことが起きる。

再放送は3月10日深夜24時 [11日午前0時] から。現在、NHKプラスでも視聴できます。
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2021030614525

saiakusinario0.jpg番組に出てくる、というより番組の「主人公」である「最悪シナリオ」、昔ダウンロードしていました。こちらです。

「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」
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