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NHK番組「原発事故“最悪のシナリオ”」で紹介された2人の証言 [メディア・出版・アート]

3/6(土) 深夜に放送されたETV特集、「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」。“最悪シナリオ”は前から知られていましたが、いくつか重要事実も明かされたようです。しかし、90分の最後に紹介される、経験者2人の証言は「いま」の話です。現在、原発の稼働に責任を負う人たち、すなわち電力会社、許可した規制当局、同意した自治体首長は、これをどう聞かれるのでしょうか?「同じことが起きる」と言っているのです。

DSC_5177.jpg伊藤哲朗氏 内閣危機管理監(当時)
「ひとことで言うと、危機の認識というイマジネーションが十分でなかったということですよね。ですから、最悪の事態というものに備えていろんな準備をしておかなくちゃいけないので、それをやはり平時のおいてから、やっていくというのが、全てに危機に対して重要なのですけれども、それを、誰も、と言ったらおかしいですけと、原子力発電所の関係者も含めて、本当に真剣に考えてなかったというとこに一番の教訓があるんじゃないでしょうか。」

DSC_5161.jpg廣中雅之氏 自衛隊統合幕僚監部 運用部長(当時)
「最悪の状況を考えるのが、上から下まで、必ずしもそういったことを想定をして、そしてその準備をしていくという、思考だとか、それに備えるためのプラクティスだとか、そういうものが日本の中に多分ないんですね。ほとんど。今も何一つ変わってないですよね。その、マインドと申しますか、そう言った危機的な状況に対して、国としてどうするのか、ということに対して、何も変わってないですよね。だから、同じことが起きる。同じことが起きる。

再放送は3月10日深夜24時 [11日午前0時] から。現在、NHKプラスでも視聴できます。
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2021030614525

saiakusinario0.jpg番組に出てくる、というより番組の「主人公」である「最悪シナリオ」、昔ダウンロードしていました。こちらです。

「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」
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