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東電を提訴した小児甲状腺がん患者原告の声と、完全無視の復興庁ビデオ [社会]

「311子ども甲状腺がんネットワーク」Twitterアカウント @311supportnet が理由もなく一時凍結。被害者側の弁護団長も驚いているとのことFBは正常。Twitterは復旧
1401577.gif2/3:岩波「科学」の「「UNSCEAR2020年報告書」で大幅に減った「経口摂取」甲状腺被曝を検証する」(2021年9月)が無償緊急公開されています。
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東電を提訴した、小児甲状腺がん患者原告6人の声  [1401577.gif集団線量について追記]
「誰にも言えず10年を過ごした」
わずか6分のビデオ、聴きましょう。


他方、こちらは復興庁が昨年末にアップロードし、5万回以上再生されているビデオ「【医師がやさしく解説】国連機関発表/福島の原発事故による放射線の健康影響」。これはひどいです。「人でなし」という言葉がふさわしい。

影響はゼロだそうです。確率的影響に関する「集団線量」(1401577.gif下記参照)という重要キーワードは使われません。また、子供の甲状腺がんの多発にも一切触れていません。登場する「専門家」の名前が出ませんが、坪倉正治という医師で、「医療ガバナンス研究所」(理事長上昌広氏)の研究員だそうです。

1401577.gif集団線量という言葉は、国が運営する機関「日本原子力研究開発機構(JAEA)」のサイトに説明があります。
https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_09-04-02-10.html
その「本文」末尾の、集団線量の意味の節を転載します。
(4)集団線量の意味
 低線量における真の線量・効果関係は知られていないが、確率的影響(がんと遺伝的影響)に対しては、その誘発の確率は被ばくした線量に比例すること、及び、この線量以下ならば影響は全く起きないという「しきい値」がないことが放射線防護における前提となっている。そこで、人の集団中に確率的影響が発生すると予想される数は、被ばく人数と平均線量の両方に比例すると考えられる。このことから、集団線量は、集団の中に生ずる放射線被ばくに伴う損害を測る尺度として用いられる。(損害またはデトリメントについては、ATOMICA構成番号 <09-04-02-08> 参照)


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