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神々の棲家を訪ねて(その1)換気警察編 [身辺雑記]

IMG_5521t.jpg先の日曜から2泊3日の、高野山ー熊野ー那智ー伊勢をめぐる、旅行会社のパックツアーを楽しみました。数ヶ月前に申し込んだもので、とてもいい内容でした。pcを持って行くとネットの「日常」が付いてくるので、あえて不携帯で出かけました(スマホにはメールもSNSも入れていません)。「神々の棲家を訪ねての印象」が主な話題になるべき土産話を書こうと思いますが、まずは、「CO2濃度サーベイマニア その5」に当たる、換気警察編です。(CO2濃度サーベイその1その2その3その4)写真は南紀勝浦温泉のホテル浦島に客を運ぶカメ。

IMG_5458t.jpg乗った観光バスがピカピカの新車だと言うことを運転手は自慢しています。例によってCO2濃度を連続的に測って行きます。すぐに1,000ppmを超え、数時間後にはなんと5,000超(測定限界)。2,000辺りから流石に我慢できず、添乗員や運転手に、モニターの写真を見せて「換気してほしい」と依頼すると、運転手は、窓空けではなく換気のスイッチを入れました(つまり、今まで入れてなかった!)

IMG_5468t.jpgそれでもなかなか2,000台を下らないので、どうなってるかと訊くも、「プラズマ云々」が装備されている、つまり空気清浄機完備なので問題ないと言います。そうかも知れないが、流石に5,000ではCO2中毒の症状も出かねません。

しかし暫くすると1,000ppm台に下がりました。ツアーが終わって運転手に最後に挨拶する時にそのことを言うと、あとで「強力モード」の方のスイッチを入れたとの返事。つまり、運転手はまだこの新車の装備をちゃんと理解していなかったようです。

添乗員の女性はとても親切で、サービスは完璧でした。何かと忙しい彼女にCO2濃度のことを繰り返し言うのも気が引けましたが、結局は彼女たちの仕事に役立つ情報だと思い、うるさがられるのを厭わず丁寧に説明しました。彼女はツアーの最後の最後、客が乗り込む新幹線の改札口まで見届けてくれました。そして別れ際に挨拶する機会が訪れたので、私のことをうるさい客と思っただろうが、最終的に濃度が下がったことと、運転手とのやりとりを紹介しました。すると私がなぜそんなに詳しいかを不思議がり、「研究でもされているのですか?」と訊かれました。3年以上のコロナとの付き合いの中で情報を得たこと、それで、出歩く先々で「換気警察をやっています」と言うと、これが「おもしろーい!」と大受け。理解してもらってこちらも大満足でした。
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