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マスクの扱い、フランスでは?--2月1日改訂版 [社会]

mds-france230201.jpg学校の卒業式での「マスク外し」を煽るなど、とんでもない方針を政府が出していますので、再度、フランス保健省のマスクについての通知を見てみました。2月1日改訂版が掲示されていますが、内容はほとんど変わっていません。着けるべき理由、場所、マスクの種類について、具体的に書かれています。(青文字部分は12月21日発表と同文)
オリジナルはこちら 昨年12月21日バージョンの訳はこちら
当ブログのマスク関連記事:不織布マスクは静電気によってもウイルスを捕らえる
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マスクの着用
誰のために?

マスクの着用は、感染して重症化することを避けるための個人の保護と、流行しているウイルスを拡散するリスクを低減するための集団的な保護を目的としています。特に、以下の条件を満たす6歳以上のすべての方に、マスク着用をお勧めします。
・無症状であってもCovid-19などの呼吸器系疾患が陽性と診断された方については、全感染期間において
・症状のある人については、診断がつかない場合、または診断が保留されている場合
・Covid-19などの呼吸器疾患の人と接触したことがある人
・誰でも、ウイルスが蔓延している期間、密閉された風通しの悪い場所(特に交通機関)、特に人混み
・高齢者、免疫不全者、慢性疾患者、虚弱者、およびその介護者や同伴者(これらの人々に対する具体的な対策は本書の末尾に詳述しています)

どこで?
混雑した場所、感染対策が不十分な場所、換気の悪い密閉された場所/公共交通機関、その他混雑した屋内では等しく、マスクの着用が強く推奨されます。
以下の場所では、施設またはサービスの責任者の決定により、6歳以上の人に対して必要とされる場合があります。
・保健医療、福祉事業所
・医療従事者が働く場所(医師診療所、保健所、多職種連携保健センター、看護師診療所、理学療法士診療所など)
・薬局
・生物、医学研究所

したがって、これらの施設の管理者は、適切な方法で、特に呼吸器系ウイルスの循環が活発な時期に、施設内でのマスク着用を強く推奨する。FFP2/FFP3マスク、サージカルマスク、サージカルシェイプマスク(布製マスクを除く)は、2022年7月30日の命令によって改正された2021年6月1日の命令の付録に定められた規定に従って、これらの事業所において推奨される。高齢者や障害者のための施設やサービスにおいて適用される一般的な健康勧告の詳細については、特定の文書に記載されています。

一般の人はサージカルマスクかFFP2か?
FFP2/FFP3マスク、サージカルマスク、サージカルシェイプマスクを推奨します。重症化するリスクのある人を除いた一般人では、医療用(手術用)マスクと同等のろ過性能を持つ再利用可能な布製マスクでも代替できます(USN1)。
FFP2マスクは、特に次のような方にお勧めします。
・Covid-19やインフルエンザが重症化するリスクのある人
・また特に、医療上の理由でワクチン接種ができなかった人:免疫抑制、治療や処置による免疫力の低下、その他特別な医療上の状況
・そして、数時間や日常的な使用にも耐えられること。そのため、このタイプのマスクを正しく適切に装着するための条件を、医師が注意深く説明することが必要です
これらの3つの条件は加算されます。
そこで、誰もが自分の状況に応じたマスクを1~2箱、自宅に常備しておくことをお勧めします。


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