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竹やりで放射能と戦うことを強いられる福島県民 [社会]

今日,佐賀で開かれた「9.17原発から撤退しゅう会」での,宇野さえ子さんのスピーチを望遠で録画しました.「住民を外に出さないための『除染』」とタイトルを付けて公開しています.手ぶれで見づらいですが,どうか我慢してごらん下さい.
http://bit.ly/qPw6gy
http://www.youtube.com/watch?v=zBPgQNzFnaY

宇野さんは「ハイロ(廃炉)アクション」のメンバーで,福島から九州に避難中とのこと.
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福島では,放射線のない,あたりまえの環境で生活する権利,つまり「避難の権利」が認められていない.

県外などに避難することを「逃げる」と見られる風潮がいまもあるようだ.つまり,竹ヤリで米軍と戦う訓練をさせられた70年前と何も変わっていない.米軍は放射能に変わり,竹ヤリが空想的な「除染」に変わっただけだ.本当に恐ろしいことだ.ECRRのバスビー博士は「非人道的」と述べている.原発安全神話が「放射能安全神話」に取って代った.

この集会のメインの2番目の講演者は,共産党の笠井議員だったが,共産党も「しんぶん赤旗」も,「避難の権利」という言葉を使わない.笠井議員は宇野さんのスピーチを聴いたのだろうか?

(この問題については,「週刊金曜日」最新号(9/16)の16ページに,そして編集後記「金曜日から」の冒頭にも書いてあります.)
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