庭に来る野鳥，ほか

庭木にみかんを刺しているとメジロとヒヨドリが食べに来るようになりました．それで窓越しに至近距離から望遠で．クリックで拡大します．（多くがすでにFBに載せたものです．）

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惨事便乗独裁・惨事便乗逃げ切りを許すのか

ショック・ドクトリンという言葉がある．ナオミ・クラインが2007年に著した本“The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism”に由来する．そこで，日本語では「惨事便乗型資本主義」という言葉があてられている．しかしもっと一般化して使うべき時が来たようだ．すなわち，安倍政権が目論む「新型コロナウイルス特措法」だ．このケースでは「惨事便乗独裁」，そして「惨事便乗逃げ切り」という呼び名がふさわしいだろう．

これがコロナウイルスを押さえ込むためなどというのは見え透いた言い訳だろう．専門家会議召集の遅さなど初動の甘さ，総理の連日の宴会に見られるような無関心，そしてこのブログで２度取り上げた，クルーズ船対応の二重の酷さ・・・もし本気で取り組むというのなら，これらを総括し反省するのが先決だろう．ところがやることと言えば，「やってる感」演出のためとしか思えない学校の全国一斉休校である．（写真をクリックでNEWSポストセブン2/19の動画へ）

政府関係者は当初，コロナウイルスを「神風邪」と呼んでいたという報道がある[注1，上の画像からリンク]．これで「桜」で追い詰められた窮地から逃れられるというのだ．さらに，「特措法」で「緊急事態宣言」を発動できれば「やってる感」の演出は最高だろうし，法的にも独裁権力を手にした安倍首相はこれ以上の疑惑追及の方こそ「終息」させられると目論んでいるのだろう．これに野党が乗るとしたら，あまりにもお人好し，英語の“naive”という言葉[注2]がぴったりになってしまう．

弁護士の海渡雄一氏は3月3日の文章で，この法律の危険性を次のように指摘している．
「安倍政権は、これまでのコロナウィルス対策の失敗をこの法律改正で吹き飛ばそうとしているのです。安倍政権にこのような立法を与えることは、あまりにも危険です。政府の対策を批判する集会すら開けなくなります。」

この文章を紹介した本人のツイートがあるが，なんとリツイートはわずか219しかない（3/5,午前0時18分時点）．
https://twitter.com/kidkaido/status/1234672728457670656

共産党は流石に乗らないようだが，立憲や国民は乗りそうだ．これでは危ない．

この事態に安倍政権がまだ続いていることが最大のリスクではないか．もはや安倍でなければだれでもよい，そこまで言わなければならない状況だ．
追記：渡部通信 : コロナ対策に名を借りた「緊急事態」反対！緊急行動
　　　　3月9日（月），10日（火）14：00～17：00，衆議院第二議員会館前
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[注1] NEWSポストセブン　2020.02.19 07:00
　https://www.news-postseven.com/archives/20200219_1543043.html
[注2]英語naiveの第一義：｟けなして｠ 世間知らずの, 単純[愚直]な, だまされやすい, お人好しの; 〈考えなどが〉浅はかな;
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3/5深夜追記：新型インフルエンザ等対策特別法の改正案要綱
https://twitter.com/usakojpn/status/1235480193453547522