新聞が「九条広告支援の会」を報道

　去る3月18日に，「九条広告支援の会」を広く知ってもらうために記者会見を開きましたが，それが三々五々新聞の記事になっています．
　地元紙「佐賀新聞」は21日の社会面で写真入りで取り上げました（同紙データベースで閲覧可）．そのあと24日の「しんぶん赤旗」の「九州・沖縄のページ」に掲載されました．これも写真入り．きょう29日は「朝日」の「佐賀」面に短い記事になりました．

「しんぶん赤旗」の記事を引用します．（3月24日，13ページ）
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「九条守れ」全国紙で発信を
意見広告促進へ「支援の会」会見

　　　　佐賀
　「戦争のない未来を選びたい」−．
　九条を守るため，全国紙への意見広告運動を進める「九条広告支援の会」準備会は十八日，佐賀県庁で同会世話人の一人，畑山敏夫佐賀大学教授ら四人が会見し，「九条を守る一点で党派を超えて共同し，全国に一千団体とみられる『九条の会』と連携し，全国紙への意見広告を促進する情報交流のセンターとしたい」と発表しました．
　会見で，同会事務局長の豊島耕一佐賀大学教授は「国会での憲法九条改悪の動きの強まりや，マスメディアの，会見は当然かのような情報のはんらんのなか，九条を守る意見広告をもっと徹底し，運動をサポートしていくことで（九条守る）世論への浸透をはかりたい」と同会発足への理由をのべました．
　運動の具体化として，▽各地の意見広告団体に関する情報の収集と公表，広報活動 ▽統一ロゴ，キャッチコピーの制作と管理 ▽広告の質の向上のための活動 ▽シール，バッジなどのシンボル機能 ▽意見広告団体の信頼性に関する情報提供（ただし，広告資金の管理はしない−としています．
　同準備会の呼びかけ人・賛同人には，作家の井上ひさしさんや，映画監督の山田洋次さん，俳優の吉永小百合さんら二十九団体代表・個人の名前が並びます．
　ホームページは次の通り．http://ad9.org/

写真キャプション：「九条広告支援の会」設立へ協力を呼びかける左から畑山，豊島の両佐賀大学教授ら＝佐賀県庁
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この記事で一部不正確なところがあります．俳優の吉永小百合さんは，現在進行中の意見広告の賛同人で，「九条広告支援の会」自体の賛同人ではありません．（頼めばなってくれるかもしれませんが．）

なお，29日の朝日の記事に，「今後２年間で100億円を目標に募金を募り」とありますが，これは，九条意見広告運動全体の規模がこの程度になることを目指す，と述べたのを，われわれ自身が集めるもの誤解されたようです．私たちは，多くの意見広告団体の「サポーターズクラブ」であって，広告資金の管理はしません．もちろん今回のように自分たちで広告を出す場合は別です．

なお，本日発売の「サンデー毎日」に，20日に紹介した広告が載っているはずです．地方では店頭に並ぶのが遅いので，まだ見ていません．

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経験したことのない揺れ

今日昼前の地震には本当に恐怖を感じた．咄嗟にテーブルの下にもぐり込んだ．東西方向の横揺れだった．久留米は震度５強とのことだが，戸棚の上からほんの数点ものが落ちただけなので，それほどかなとは思う．しかし今までに経験したことのない揺れだった．

追記　１１時５０分に南北の弱い揺れを感じた．

サンデー毎日に掲載の意見広告を公表します

２月１５日の記事でお知らせした意見広告ですが，同時に掲載する「サンデー毎日」３月２９日発売号向けの内容が決まりました．事前公開OKということなので，ここでご紹介します．こちらにｐｄｆがあります．
毎日新聞の広告では，これに，５つの本社・支社版ごとに，それらの地域の「九条の会」の情報と，若者群像の写真とが加わります．なお，掲載日は３月中の予定でしたが，４月１０日に変更しました．
資金の集まりがまだまだです．この意見広告に共感していただける方は，どうか一口千円を出来るだけ数口，次の口座に振り込んでいただくようお願いします．２千円で千人以上の方にこのメッセージを届けることになります．
郵便振替口座
　口座番号　xxxxx-x-xxxxxx (終了につき削除)
　加入者名　九条広告支援の会

募金の状況はホームページhttp://ad9.org/で確認出来ますので，無駄な(過剰な)振り込みをする心配はありません．

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金正日も真っ青の思想統制をようやく東京新聞が報道

　金正日も真っ青*の思想統制が，２１世紀の東京で行われている．あるいは，歴史の中の話と思われていたキリシタンへの「踏み絵」の実例が，今見られるのである．

　思想・信条の自由とはとりもなおさず何事かに「こだわる」自由のことであり，それ以外ではない．隠れキリシタンはマリアの像に「こだわって」命を奪われた．東京の公立学校の先生たちは，「日の丸・君が代」に「こだわって」，処分を，つまり重大な社会的・金銭的不利益を受けている．メールなどでそのひどさを知ってはいたが，ようやく東京新聞が報道した．

特報　『君が代』強制　都立高卒業式の現状
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050313/mng_____tokuho__000.shtml

大新聞は相変わらず「ホリエモン」のことが何よりも重要というのだろうか．

この問題で活発に動いている「自由の風ネットワーク」にも注目．
http://comcom.jca.apc.org/freedom/

* 独裁者を引き合いに出しただけで「排外主義的」ということにはなりません．念のため． むしろこのようなレトリックを使うことが，迂回的な論理なので説明が必要ですが，排外主義の助長を妨げると思います。（以下3月20日追記）つまり，右派の専売品となっているこのような言説を左翼が用いることで，このレトリックの持つ不当に高い価格を引き下げるのです．ニッポン放送の「増資」と同じです．

仙台で学生の集会に参加

東北大学の学生に呼ばれて３日から仙台に出かけた．学寮廃止反対の集会での講演を依頼されていた．すでに解散した「国立大学独法化阻止全国ネット」の事務局長をしていた時からの付き合いだが，今は「タダの人」と言うことなので，人を集める効果は少ないだろう．肩書きをなくした人間の「リサイクル」を図ろうという学生側の気遣いによるものかも知れない．

当日は，独法化問題の経緯，問題点について，全国ネットの「覚え書き」に沿った話をし，それを教基法改悪，九条改憲の動きにつなげる，という展開にした．九条問題では，専売の「対称性理論」を，受付に置いた雑誌のコピーも引用しながら展開した．少しは売り込めたかな，と思う．もちろん意見広告運動の宣伝も欠かしてはいない．

それにしても学寮の自治を守るために，裁判も含めあらゆる闘いを行っているここの学生たちは尊敬に値する．それに対して大学はといえば，「入寮停止」を命じた学寮に住んだというだけで，入学間もない学生を何と２年間も停学にしたり，でっち上げ傷害事件を仕掛けたり，ひどいものだ．これに教職員組合などが見て見ぬ振りというのも，困ったものだ．停学も，「傷害事件」の裁判も，現在継続中である

翌日は仙台空港が雪で，福岡直行便が欠航，大変な帰路となった．

ちょっと更新が遅れていますが，「傷害事件」についてはこちらをどうぞ．
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/UniversityIssues/uforyo/ufoindex.html

リンク更新（2019/4/30） http://ad9.org/pegasus/UniversityIssues/uforyo/ufoindex.html
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有朋寮（学生のサイト）　http://uforyou.exblog.jp/