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国連のパレスチナ代表の11月13日の演説 [社会]

rep-of-palestine.jpgツイッターで国連のパレスチナ代表の11月13日の演説が、日本語字幕付きで紹介されていました。字幕を繋いでテキストにしました。
10:19 PM ・ Nov 17, 2023
日英メディア翻訳者?斎藤キリクさんのツイート
議長、ありがとうございます。これは実際私たちの最初のアメリカの今の発言に対する答弁権の請求となります。
議長、米国には、ガザの民間人と共に立つというフリをすることはできません。そんなフリをすることはできません。
アメリカ合衆国は追加の145億ドルの予算を、イスラエルへの軍事支援予算を承認したばかりです。
イスラエルが徹底的に叩きのめしている民間人はほとんどが子どもや難民です。
米国は追加で3億2000万ドル分の精密誘導弾をイスラエルに送るとウォールストリートジャーナルは伝えています。
米国は説明できますか。これがどのように国際人道法に基づく義務を果たすのか。
それはどのように人口密集地域における爆発兵器に関する政治宣言への義務を果たせるのか。
当然のことながら、イスラエルがガザへの空爆を続ける中、兵器製造業者の株価は急上昇し続けています。
例えば米国最大の兵器製造会社の市場価値は、230億ドル以上増加しています。10月7日以降にです。
そしてアメリカが戦争から利益を得ていることは否定できません。
その歴史全体を通して、アメリカが他国と戦争をしていなった時期は15年間だけです。その意味をよく考えてください。
米国の歴史全体で15年だけです。
しかし誰も、イスラエルも、米国も、武器メーカーも、パレスチナ人を殺すこと、不具にさせることから利益を得るべきではない。
だからあなたはパレスチナ人の民間人とともに立つと言う資格はない。ジェノサイドを犯すイスラエルに武器を送るのをやめるまでは。
ありがとうございます。
実際にアメリカの二大軍需企業、ロッキード・マーチンとレイセオンの株価を見ると、まさにその通りになっています。因果関係が一方向と考えるのは素朴過ぎるでしょう。
LMT1116.jpg RTX-raytheon.jpg
関連記事:
株価指数が低落する中での軍需株の上昇(ロシア・ウクライナ戦争)
投資信託で軍事産業を応援していないか?
アイゼンハワーの国民への離任演説(有名な軍産複合体演説)
  (→これを引用したブログ記事
翻訳書「米国の科学と軍産学複合体 ――米ソ冷戦下のMITとスタンフォード」は、軍産だけでなく「学」も組み込まれている実態を暴いています。友人と共訳。
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