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NHKニュースがつい本当のことを言ってしまう--放射線量の基準 [メディア・出版・アート]

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NHKニュースが、一般人に許される放射線量の基準のことでつい本当のことを言ってしまった。昨日(3月12日)のニュースウオッチ9で有馬キャスターが福島第一原発に入ってレポートしていたシーンである。

(有馬キャスターのナレーション)
・・・放射線量を抑えることができたからなんです。
ただ、放射線量を測りますと、130マイクロシーベルトを超えました。
一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる、1ミリシーベルトに8時間弱で達するレベルなんです。

(有馬キャスター)
「放射線量が高いですね。」
(東電職員)
「そうですね。放射線を発するがれきがまだ・・・」
ところが、政府が進めている帰還政策は年20ミリシーベルトまで我慢しろ、というものだ。上の、有馬キャスターの、全く正しいナレーションにある「一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルト」には、この環境では1年の20分の1、つまり3週間弱で達することになる。

同じNHKで2年前に放送された「おはよう日本」では、この年20ミリシーベルトを「国際的な放射線防護の基準の中でも最も厳しい」という政府の嘘をそのまま流し、年1ミリシーベルトという基準については全く隠蔽している。
ohanichi0.jpg ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
「避難指示解除へ 住民の帰還は」,2017年3月7日(火)放送
http://www9.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/03/0307.html

唯一「20ミリシーベルト」という言葉が出てくるところを引用する。
阿部
「戻るにあたって、放射線への不安というのは今も残っているんでしょうか?」

植田記者
「やはり不安の声は、まだあります。
国は避難区域のうち、帰還困難区域を除く地域で年間の被爆量が20ミリシーベルト以下になるように除染を進めてきました。
この数値について国は、国際的な放射線防護の基準の中でも最も厳しいとしていて、この数値を目標に進められてきた国の除染は、ほとんど完了しています。
ただ、この数値では、まだ高いと感じたり、住民の生活圏から離れた森林など、除染の対象外のところがあることを不安に感じたりして、当面の間、避難を続ける人もいます。
国は、自治体や住民の要望を聞きながら、追加的な除染を進めることにしています。」
BPOは何をしているのだろうか?
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ohanichi1.jpg ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ohanichi2.jpg ------
関連記事からいくつか:
関東圏の3.11直後の大気中の放射能は「平常値」の1億倍
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