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福島第一,遮水壁はコンクリートではダメなのか? [社会]

1401577.gifフォロー記事:連結トンネルと千年コンクリートによる福島第一の石棺化
福島第一の汚染水対策の遮水壁に凍土方式ということが言われている.しかしなぜこんな複雑かつアクティブな方式をとらなければならないのか,不思議だった.先日の仲間との会合で,遮水壁はコンクリートではダメなのかと疑問を出した.ベテラン技術者のNさんが答えてくれて,それでいいのだと言う.ただ,地震などでヒビが入った時に修理できるように,パイプ状のコンクリートを積み上げる(埋め込む)のが良策とのこと.パイプの中を監視すれば常時点検が出来るし,ヒビが見つかれば補修も出来るとのこと.
 このような工事は,トンネル工事として建設業者なら「朝メシ前」ではないのか?水も浄化させないで,単に除熱のためだけに循環させればよい.
concretetunnel.gif
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バッジ@ネオ・トロツキスト

やはり、反原連運動の思想はダメですね。
今、反原連が掲げている基本スローガンは「再稼働反対」ですが、これでは日本国民にさえ責任を負えません。

そう、日本国民にも放射能被害を及ぼす中国、韓国の原発を含めて、アジアや世界の全ての原発を廃絶しよう、沖縄や横須賀など米軍基地周辺の地域にも放射能被害を及ぼす米軍原子力艦船の寄港も止めさせよう、というぐらいの徹底性があのスローガンにはありません。

反原発運動の正しいスローガンは、やはり反原発運動の本来の目的であるはずの「放射能被害からの人類的解放」を意味するものでなければならないと思います。

一国ユートピア的な脱原発思想や、原子力艦船による放射能事故を視野の外に置いたものでしかない中途半端な反核メッセージ=「再稼働反対」では、反原発運動の原点にも人類社会の置かれている現状にも適するものではない、と思います。

やはり、日本の運動は、20世紀左翼の悪しき影響も受けて、井の中の蛙なのでしょうね。共産・社民的な一国改良主義のユートピア幻想や一点共闘過大評価の視野狭窄に全く無自覚です。

原発ゼロの課題は、歴史問題の未清算を抱える近隣国との関係や日米安保体制の是非とも無関係には存在し得ないのだということでしょう。
by バッジ@ネオ・トロツキスト (2014-02-05 17:13) 

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