東京行きに線量計を携帯

→その２はこちら．
先週末から月曜まで，所用で東京に行った．ついでに線量計を持ち歩いて，空間線量を測った．低いとはいえ，やはり東京は汚染されている．ホテルやビルの室内では0.04〜0.06マイクロシーベルト毎時と，九州と変わらない値を示すが，地面の上に線量計を置くと値が上がる．特に，歩道脇の植え込みなどが高い．
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場所　　　　　　　　　　線量率（μSv/h）
新橋のホテル（６F）　　　　0.050
ホテル前のカフェ　　　　　　0.065
文京区民センター前　　　　　0.125
　歩道脇植え込み
文京区民センター前公園　　　0.075
（4地点の平均）
経産省前テント歩道　　　　　0.083
同，歩道脇植え込み　　　　　0.268
新宿の居酒屋　　　　　　　　0.040
霞ヶ関にあるビルの５F　　　0.039
　（機材はシンチレーション型線量計，岩通 SV-2000．
　　2〜10回の読み取りの平均値）

（写真は左が経産省前歩道，右は植え込み）

一番高い値を示した経産省前の植え込み0.268μSv/hは年間では2.34ミリシーベルトと，１ミリを超える．ここにずっと寝ころんで過ごす人はいないとは言うものの・・・．やはり１００ないし１０mスケールの微細な線量マップが必要ではないか．

ついでに飛行機の中でも測定した．上空では0.1μを超える(これはもちろん宇宙線による効果)．それでも経産省前の植え込みのところにはかなわない．