SSブログ

「大本営発表」の伝統を受け継ぐもの [社会]

しんぶん赤旗が,埼玉県知事選の結果について「善戦健闘」という見出しを付けたのには,がっかりというより憤りを感じる(8月27日付け日刊紙).これで「善戦健闘」なら,この得票はほぼ目標どおりだったか,それを超えていたという意味になる.つまりダブルスコア以下で負けているのに,これが想定値に近いという訳だから,「当初から当選は全く想定外だった」と公式に表明したに等しい.これほど有権者をバカにした話はない.それとも,目標などというものは存在せず,「結果」というものは常に「善戦健闘」なのだろうか.

これから連想する言葉は「大本営発表」だ.

(ここで批判しているのは新聞のこの見出しだけです.知事選を戦われたことに対してではありません.それについてはもちろん逆です.)


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

布引洋

御怒りは御もっともですが、記者としても見出しや表題には苦労しているはずです。
叱るばかりではなく、生徒は褒めないと伸びませんよ。
日本共産党はここ25年くらい選挙で、ほとんど勝てません。
正確に間違いのない選挙総括なら、負けたや伸び悩んだやひどい時には惨敗やら何やら縁起の悪い言葉が多くなります。
25%取ったのだから「善戦健闘」なのでしょう。

敵味方の正確は情報分析が出来なければ戦では負ける。
今の日本の正しい現状認識が出来ないようでは政治を語る資格は無い。
外向けの、表向きの「善戦健闘」は良いとして、内部の幹部たちの判断も「善戦健闘」なのでしょうか。?
少し心配です。
by 布引洋 (2007-08-29 10:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0