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オスプレイ反対決起集会・佐賀 [反核・平和]

DSC_8465r.jpg本日,佐賀・川副中学校体育館で開かれた「オスプレイ絶対反対決起集会」,約2,000人の参加で盛り上がりました.(写真はクリックで拡大)集会決議はたいへん素晴らしいものでした.ネットに出ていないようなので,配布されたプリントを以下に転載します.青色の参加人数の部分は,読み上げるときに追加されたものです.

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集会決議

「公害防止協定」を誠実に守るなかで
佐賀空港と県土の平和的発展の道を進みましょう


私たちは戦争はイヤです。豊かな有明海、バルーンの飛ぶ空が好きです。

私たちは本日午後、佐賀市立川副中学校体育館に約2,000人が集まって、「オスプレイ絶対反対決起集会」を開きました。私たちはこの集会で二つのことを、決めました。

第一に、関係各機関が「公害防止協定」を誠実に守っていただくこと

第二に、防衛省が先に提出した私たちの会の6月7日集会での決議、およびこの集会決議を無視せず、文書による回答をしていただくことーの2つの要求です。

佐賀空港建設に際して26年前、当時の佐賀県知事が地元漁協と結んだ「公害防止協定」で、漁協が「自衛隊との共用をしないと明記されたい」と要請したのにこたえ、県は「佐賀空港の自衛隊との共用を考えていない」と記しました。私たちは、山口祥義(よしのり)佐賀県知事がこの協定を重んじ、遵守してくださるようお願いします。

私たちは、防衛省がこの「公害防止協定」の存在を尊重し、佐賀空港への自衛隊部隊の配備や空港近辺での軍用地取得の計画を早急に撤回されるよう求めます。

私たちは、この問題が起きた2014年7月以来、秀島敏行佐賀市長が終始一貫して「公害防止協定は尊重さるべきである」との立場を貫かれ、佐賀市民の暮しと平和、地域の融和を図ってこられた勇気と努力に敬意を表します。

私たちは、佐賀県議会と佐賀市議会が、6年前の米軍普天間基地の佐賀空港移転話があった際に敏速果敢に行動され、「公害防止協定」の存在を指摘して、「軍事利用が不可能」(県議会)であるとの正論を展開されたことを忘れません。あれから6年経ち日本とアジアの政治状況は確かに変わりました。しかし、こうした際に「防衛白書」丸写しの危機論や軍事優先の対策ばかりを論ずるのは、地方議会としていかがなものでしょうか。佐賀空港には「九州佐賀国際空港」という、平和的発展の大道を進んでいただきたい。

私たちは、領土問題や経済的権益ををめぐる紛争にあたってひたすら武力に頼り、つぎつぎと戦火を拡大していった近代日本の歴史と、私たち自身とアジアの人々がこうむった膨大で無残な結果を思い起こします。その反省から生み出した現憲法の平和主義・国際協調主義を尊重するよう、私たちは政府とすべての人々に訴えます。

「経済効果」をいう際に、平和を奪われた場合の私たち庶民の被害額を念頭に入れない算式を私たちは拒否します。年産220億円の大きな佐賀県の地場産業・ノリ養殖業を危地に陥れかねないオスプレイ部隊等の誘致は、論外です。

私たちは、以上の立場から、「公害防止協定」の遵守とオスプレイ部隊等の配備計画の撤回、そして佐賀空港と県土の平和的発展をはかるよう国と県および関係機関に要求します。

DSC_8486.gif以上決議します。

      平成28年(2016年)3月27日
          オスプレイ絶対反対決起集会
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こちらにも転載されました.(3/28追記)
http://osprey-saga.com/anti_osprey_meeting/
英語版が欲しいです.英語に強いボランティアの方いらっしゃいませんか?
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