空気感染(エアロゾル感染)が主な感染経路のコロナから防御するには、マスクと換気が重要だ。寒くなると窓開け換気はあまりしなくなるので、危険な季節だ。寒い地域で感染がより拡大しているのはそのためだろう。
外出先での換気の状態を直接知るには、CO2濃度計が不可欠。というわけで、通販で購入したことを11/14のブログに書いた。(右の写真は大型ショッピングモールのレジで。まずまずの換気?)

せっかく買った道具なので、コロナ対策とは別に、自分の家の中のCO2濃度はどうかと測って見た。そうするとこれが意外と高い。特に、締め切った部屋で寝ていると、数時間もすると環境基準とされる1,000ppmを超えてしまう。このようなことは、空調、でなくても生活科学を学んだ人なら常識なのだろう。実際、ネット検索で実測例がすぐ見つかる。次は日本住環境株式会社のサイトにあるデータ。
https://www.njkk.co.jp/blog/?itemid=81&dispmid=764

このサイトによると、部屋のCO2濃度が高くなると、息苦しさや頭痛などいろんな症状がでてくるとのこと。寝室なら眠りの質にも影響しそうだ。そこで、最近は一晩中窓を少し開けるようにしている。そのぶんエアコンの電気代は上がるだろうが、やむを得ない。新しい住宅では、「ロスナイ換気」*などの商標名で呼ばれる熱交換換気が設置されているのだろう。この商標名は30年以上前に聞いたことがあるので、相当古い歴史がありそうだ(調べたら1970年に三菱電機が開発したとのこと)。これを既存の住宅に新しく組み込むとなると大変なので、窓にはめ込むタイプがないかネットで探してみたが、なかなか見つからない。もしご存知の方がおられたら、コメント欄でお知らせいただければ有難い。
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* 原理自体は簡単で、排気と吸気の間で効率良く熱交換させる装置。冬なら、排気の熱で外気を温めて室内に入れる。
以下の蛇足は、買い物カゴの中の本と、カゴ本体について。