私の家のすぐ近くにある天満宮*同様、全国津々浦々にある神社のひとつですが、その中でも特別な存在である伊勢神宮、「お伊勢参り」として庶民の旅行の目的地でもあり続ける、言わずと知れた古くからの観光スポットです。私もその例に漏れず、バスの団体旅行客として初めてこの地を踏みました。

まず「外宮」に、そしてそこからバスに乗って、4キロも離れた内宮へ。第一印象は、敷地の広さや建物の周りの塀の多重性にとは対照的に、建物自体がとても簡素なことです。屋根の「千⽊」だとか「鰹⽊」という名前のパーツが金ピカに光る以外、ほとんど「バラック」と言ってもいいほどです。何せ20年ごとの「式年遷宮」で「使い捨て」にするので、そのための合理的な設計ということかも知れません。
 
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