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安倍首相死亡(2022年7月8日午後5時3分)
奈良県立医科大学付属病院 救急医学 福島英賢教授
同日午後6時過ぎの記者会見
www.youtube.com/watch?v=WnFjLFXS8x4
文字起こし(水原紫織)
{06'10"}
教授「来られた際に頸部に2カ所の銃創がありまして、心臓及び大血管の損傷による心肺停止が考えられますと、当センターの方で止血術、大量輸血を行いましたけども、残念ながらというふうな結果になっております。」
読売新聞「首..傷.2カ所...どのあたり...具体的に教えて頂けますか?」
{07'51"}
教授「場所は(首の付け根を指差しながら)真ん中の所と少し右の2か所ですね。大きさは非常に小さいものです。」
関西テレビ「傷の深さみたいなのは教えて頂けますでしょうか?」
教授「深さというのは、その心臓にまで到達する深さという理解頂いたらいいと思います。」
{10'26"}
ABCテレビ「搬送されてから死亡が確認されるまでの4時間半の間、どのような処置を具体的に行われていたのでしょうか?」
教授「胸部の止血術ですね、それから大量の輸血、この2点です。」
朝日新聞「弾は体内に残っていたのでしょうか?」
教授「手術している時に、弾丸の方は確認できませんでした。その後はちょっと、今後の経過でわかることがあるかもしれませんが、手術中にはわかってません。」
NHK「...2発の内どちらが致命傷になったのか?...」
{13'30"}
教授「それは分かりかねます。わかっているのは、銃創と思われる傷が2つあったということだけですね。」
NHK「その傷によってお亡くなりになったということしかわからない...」
教授「その傷が、先ほどお伝えしたように、胸部に心臓大血管に辿り着いたため、その心臓大血管が損傷したために出血をされた、というふうなことでございます。」
日経新聞「頸部に2発あって心臓が損傷してたって...」
教授「(右鎖骨上から左下心臓方向を指差して)方向がそっち方向に向かってたんだと思います。」
NHK「...死亡の原因つながった要因っていうのは出血死...」
{16'20"}
教授「失血死でいいと思います。」
NHK「心臓に到達したということなんですけども、臓器であるとか、何か手術をされていて、臓器の損傷、何かの損傷というのは激しいものでしたか?」
教授「心臓の傷自体は、大きいもんがありました。」
NHK「具体的に言うと、その傷というのは、どういった形の傷」
教授「たぶん、弾丸による心損傷、大きな穴ですね、心臓の壁にあいた穴です。」
{17'29"}
中日新聞「心臓に、その内部まで到達していて、傷跡があるのは首に2カ所だと。弾丸、
なんか[中から]見つからなかったということですけれども、貫通したような背面の、反対側の傷とかいうのはあったんでしょうか?」
教授「1つだけ左の肩に別の傷があったんで、そこを射出口と言われるとこだったんじゃないかというふうに考えてます。」
NHK「それは左肩に一つ」
教授「はいそうです。」
NHK「片方は、そこから貫通したのではないかと思われるということで」
教授「はい」
NHK「もう一個に関してはそういう貫通したような傷はないということで」
教授「ないです。見受けられなかった。」
{18'05"}
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