前の記事で、安倍晋三氏への銃撃が、山上容疑者がいた背後からなされたとするのでは辻褄が合わないということを、当日執刀に当たった奈良県立医科大学の福島教授の記者会見の内容から述べた。不思議なのは、こんな素人でも分かる話を、なぜメディアは全く無視するのかということだ。前の投稿にいただいたコメントのように、銃弾さえ発見されていないことも不問にされている。となると、背後に陰謀があると疑わざるを得ない。こう言うと、すぐ「陰謀論」という言葉で切り捨てる人が出て来そうだが、そんな人は、この世界には「陰謀」というものは全く存在しないとでも思っているのだろうか?

さて、その陰謀のヒントになるかも知れない、ロシアのウクライナ侵攻に関する安倍晋三氏の発言が、動画と文字で記録されている。2022年2月27日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」への出演においてである。ロシアのウクライナ侵攻開始の3日後のことである。
リネールさんのTwitterに動画が、東洋経済ONLINEの2022年2月28日にその記事がある。
https://twitter.com/Riner0804/status/1677450752275677184
https://toyokeizai.net/articles/-/534929

この番組全体としては、「核共有」を進めるべきであると言うようなとんでもないものだが、しかし誰かの気分を害したかも知れない、次のような安倍氏の発言も含まれている。上記、東洋経済ONLINEから引用する。
安倍元首相:(プーチン氏は)基本的な不信感を米国に対して持っている。「NATOを拡大しないはずだったのにどんどん拡大し、ポーランドにはTHAADミサイルまで配備をしているではないか」と。その基本的な不信感の中で、プーチンとしては領土的野心ということではなく、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしているということだろう。もちろんそれを正当化はしない。彼がどう考えているかを正確に把握する必要はあるだろう。
メディアの方々、陰謀かどうかはともかく、少なくともいくつもの事実の矛盾については、是非追及して下さい。