ラジオ・フランス・アンテルナシオナルによるマクロン追悼演説の録音
La cérémonie, présidée par le chef de l'État Emmanuel Macron, s'est tenue dans la cour de l'université de la Sorbonne, à Paris.
(エマニュエル・マクロン大統領が議長を務める式典は、パリのソルボンヌ大学の中庭で開催されました。)


テロの犠牲者サミュエル・パティ氏を国を挙げて追悼し、表現の自由の擁護を宣言するマクロン大統領。

つい先日は、戦中は「慰安所を作ってやった」と自慢し、30年あまり前は国鉄を売却し国家的不当労働行為を先導した中曽根元総理大臣のグロテスクな二度目の葬儀があったばかりの、クール(寒々しい、の意が追加?)・ジャパン。あまりの対比に、このフランスの式典が印象的です。
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10/25追記:中曽根「国営」葬儀に関しては,今日の毎日新聞に松尾貴史さんが痛烈な文章が出ています.現在,当紙のトップページ2番目の項目に出ています.紙では別紙の日曜版なのですが.
痛烈な一節を引用:
中曽根氏が力を持った政治家であったことは確かだろう。ならば私費や党費で葬儀を賄えばいいだけで、これほど国民の多くが困窮にあえぐ中、財政難と言いながら多額の税金を使って権勢を誇示する必要があるのか。一国民として、ただの一度も誇らしく思ったことのない政治家の葬儀に、なぜ公金が持ち出されるのか、ただ腹立たしい思いだ。大きな仕事としては国鉄を民営化したことが挙げられようが、ご本人は葬儀を「国営化」されたことにどういう思いなのだろうか。

儀仗兵の異様なシーンは「田中龍作ジャーナル」がスクープしています.同ジャーナルから写真を借用.