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学術会議・梶田会長、総理に「強く抗議する姿勢は示さなかった」 [仕事とその周辺]

TBS報道特集 “学術会議 任命拒否「学問の自由」とは”10月18日(日) 14:00 まで公開延長Dailymotionに上がっています。
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学術会議・梶田会長と菅総理大臣との会談をメディアが報じている。次は毎日の16日 21時27分のネット報道から。
政権の圧力じわり 任命拒否、強い抗議できず
「学術会議が今後しっかりと社会や国にどう貢献していくかについて主に話した」。菅首相との会談後、官邸の玄関で報道陣に囲まれた梶田氏は、少し身構えながら淡々と答えた。会談時間は約15分。肝心の任命拒否問題については、理由の説明や速やかな任命を求める要望書を手渡したものの、「(菅首相から)お答えがなかった。踏み込んでお願いはしていない」と明かし、強く抗議する姿勢は示さなかったことを認めた。
同じ記事の中に、「梶田会長は16日の首相との会談で、これまで発信力が弱かったことを挙げ」たとあるが、それなら、なぜ今もって会長本人が記者会見をしないのか。

会長のこのような「弱腰」の背景には、学術会議をサポートする発信は多くあるものの、その不十分さを指摘する声が少なすぎることもあるのではないか。いわば、「左」からの圧力の弱さである。応援は別として、圧力はもっぱら「右」から。これでは流される。

毎日新聞に10/6日に投稿した文章を掲載します。3日にこのブログに掲載したものと同じ趣旨です。(10日経過したのでボツと判断)
任命された99人と、任命拒否された6人との「分断」を許してはならない。
学術会議は部分的な任命は返上すべき
日本学術会議が政府に提出した名簿のうち菅総理は6名を任命しなかった。日本学術会議法の、総理大臣による任命は会の推薦に基づくという規定は、天皇による総理大臣の任命と同様、任命者の恣意性を認めていない。多くの人が指摘するように今回の菅総理の決定はこれを無視する違法なものだ。
新会長の梶田氏は政府に理由の説明と全員の任命を求めた。当然だが、学術会議が今回任命された人たちをどう扱うかもまた問題である。任命拒否が違法なら選別的な任命もまた違法だからである。なぜならこの人事は一体のものであり、政府の意思によって構成が歪められてはならないからだ。単に人数が減っただけでなく、分野別構成にも偏りが生じたはずだ。何よりも政府による思想選別の疑いが濃い。
政府が態度を改めて全員を任命しない限り、学術会議は任命された人の辞令も受け入れてはならない。いかに大多数とはいえ、一部の人事のみを受け入れることはこの違法行為に加担することになるからだ。
モン=モジモジ先生のツイート
mojimoji.jpg
モン=モジモジ@天皇制拒否
@mojimoji_x
梶田会長はお人好しも大概にしないと、とんでもない汚名を歴史に残すことになるよ。誰か忠告してあげないのかね、身近な人。


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