TPPが瀬戸際だというのにピントがボケている.今日26日の赤旗も国会前座り込みがメインで,今日の公聴会のことはわずか3行のみ(右の写真).この公聴会に大勢の怒りをぶつけることこそ最大の意思表示であり,ニュースにもなりうる.強行採決を口にする大臣が居座ったままでの地方公聴会は,その前提を作るセレモニーと見なすべきだ*.
一般紙(毎日)はさらにひどい.来月1日までに衆院通過すれば参院がどうでも「自然成立」するという,まさに瀬戸際なのに,豆記事(下の写真 参照).
北海道と宮崎の地方公聴会の場所を知っている人は,ぜひネットで拡散してほしい.
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* 公聴会,その場で批判して問題点を明らかにする,という効果より,採決のお膳立ての意味が決定的に大きい.つまり野党は参加すべきではなかったし,市民は阻止する権利があると思う.大臣自身の口から出たように,強行採決が暗黙の前提となっているからだ.野党はそれを知りながら「気付かないふり」をするのは許されない.安保法の時の横浜公聴会は終わった後の道路占拠だったが,事前でないと阻止できない.→10月21日のNHK報道

以下,今日の毎日と赤旗から.