要約:#本当に止める 方法は,衆院の全国会議員有志による参院本会議場占拠・篭城である
#憲法保障 #超法規的憲法保障 #抵抗権
全国会議員のメール,ファクス

今週の月火,国会周辺のデモ隊に国会封鎖(=議員会館封鎖)行動の必要性を述べたビラ約200枚を配布した.また「戦争をさせない1000人委員会」の本部にも十数部届けた.
http://ad9.org/pdfs/publish/blockthediet.pdf
連絡先を書いていたが,残念ながら全く反応がなかった.また数人の現地の友人も,ムリという意見.当然予想はしていたが,やはり落胆した.

しかし,部分的とは言え同等の行動が横浜では行われた.公聴会から国会に戻ろうとする議員の乗った車を市民が座り込みで包囲し動けなくしたのだ(写真はIWJ).「ミニ国会封鎖」である.ふつうこのような直接行動には,大手メディアがバッシングをするものだが,今回はそうではなかった.そうとうな市民の支持があるということだろう.

さて,参院本会議が始まった.休憩で議員が帰宅しない限り,国会封鎖の戦術は無効になった(←訂正:18日8時現在は帰宅議員も?).残されたのは,昨年3月,台湾の「ひまわり学生運動」のような市民による議場占拠だ.しかし「封鎖」が座り込み,寝転がりという純粋な非暴力で行えるのに対して,いまの国会では警察の壁を非暴力で突破するのはまず無理だ.

しかし考えてみれば,自由に国会に入れるたくさんの人がいる.衆院の野党議員だ.彼らこそ,最終段階では「超法規的憲法保障」の担い手として,抵抗権の発動の責任があるだろう.衆参の全国会議員有志による参院議場占拠・篭城である.是非とも真剣に検討してもらいたい.

台湾での学生による議場占拠は,日本では好意的に報道された.他でもない,日本自身の国家体制の擁護が目的だ.より好意的に扱われなければならないはずだ.
(2017.5.15追記:タイトルにある「あらゆる手段」という言葉は,2015年9月11日に,民主・維新・共産・社民・生活・元気の野党6党の党首が,戦争法の成立を「あらゆる手段で阻止する」と合意したことを指しています.例:赤旗の記事
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関連FB投稿
https://www.facebook.com/kouichi.toyoshima/posts/726515187454233?pnref=story
台湾の議場占拠の写真はウィキペディアの「ひまわり学生運動」から

以下,衆院の野党議員数名(とりあえず)に送ったメールです.(一部事後修正.コピペ許可)