フォロー記事:連結トンネルと千年コンクリートによる福島第一の石棺化
福島第一の汚染水対策の遮水壁に凍土方式ということが言われている.しかしなぜこんな複雑かつアクティブな方式をとらなければならないのか,不思議だった.先日の仲間との会合で,遮水壁はコンクリートではダメなのかと疑問を出した.ベテラン技術者のNさんが答えてくれて,それでいいのだと言う.ただ,地震などでヒビが入った時に修理できるように,パイプ状のコンクリートを積み上げる(埋め込む)のが良策とのこと.パイプの中を監視すれば常時点検が出来るし,ヒビが見つかれば補修も出来るとのこと.
 このような工事は,トンネル工事として建設業者なら「朝メシ前」ではないのか?水も浄化させないで,単に除熱のためだけに循環させればよい.

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