面識のある2名の共産党の国会議員と共産党本部とに,つぎよのようなファクス/メールを送りました(わずかに字句修正).さらに言えば,反対勢力による超党派的な「闘争本部」を形成すべきでしょう.

国家秘密法阻止闘争の陣形について

(自己紹介)
日々のご奮闘に感謝します.

さて,国家秘密法が重大な段階にありますが,これに対する対抗勢力の問題について意見を申し上げたいと思います.
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安倍首相はじめ,これを推進する勢力は,相当な司令塔と体制とを組んでやっていると思います.しかし,反対勢力にそれがあるようには思えません.あるのは「素人」の市民運動がネットで,ファクス作戦や署名,議員訪問などを呼びかけ,実行しているという程度です.従ってその規模も限られています.このような陣形で勝負になるはずがありません.

本来このような「司令塔」は,革新政党が(もちろんその最大勢力は共産党ですが)果たさなければならないと思います.つまり,法案を阻止するための実際的な戦略を立て,日々の状況,情勢に応じて戦術を提起していくという機能を果たすべきだ,ということです.それがなされているとは到底思えません.

市民運動への介入になることを心配されているのかも知れませんが,それは配慮すればいいことであって,そのためにこの重要な役割を放棄する理由にはなりません.少なくとも,党員に対する「司令塔」になるべきことは自明のことであり,最低限の役割ではないでしょうか.

共産党本部は,党員拡大や機関紙拡大では確かに司令塔の機能を果たしています.私が属する支部にもその課題での指示が届きます.しかし,今回に限らず,国会闘争や大衆闘争の課題で何らかの指示がなされたという記憶が全くと言っていいほどありません.

法案を阻止できるかどうか,非常に厳しい状況にありますが,是非とも共産党が,上で述べたような意味での阻止運動の「イニシャティブ」を取っていただくようお願いします.そのように党幹部の方に具申していただきたく存じます.
草々