選挙結果のことなど書きたいことは多いが,とりあえず日曜に見た映画の感想を.応援のクリック歓迎
宮崎駿監督の「風立ちぬ」,とてもいい映画だ.ゼロ戦の設計者が主人公と言うとナショナリストや右派が喜びそうだが,そういう内容ではなく,むしろ非戦のメッセージが随所に込められている.ただ,いわば技術至上主義のような,技術者はその技術の目的が何であれそれを追求するしかないという,「一義的な」価値観が見られるのも確かで,これはどうかと思う.(宮崎監督は日経新聞7月27日の記事で,「職業人というのはその職業の中で精いっぱいやるしかないんだ」と述べている.)