また,被爆者の方が3名も参加されていたが,その方からの質問に答える際にデヴィッドは「身が引き締まる思い」(feel very humble)との言葉で始めていた.
私自身はこの運動に関わってきてもうすぐ6年になるが,今回の話で新鮮だったのは,直接行動によって世論が実際に変わっていくということだった.事件の直後は,ものを壊すという行動は世論になかなか受け入れられなかった.しかし時間が経つと,なぜそのような行動をしたのかという説明をしたあとで,またそれが話題になることで,世論は劇的に変わったとのことである.つまり行動を起こすと言うことが第一,そしてそれを知らせ説明することで,人々の考えを変えることができる,このことをTPは実際に証明しているようだ.
間もなく7月にG8サミットがスコットランドで行われるが,その直前に,グラスゴーに近いファスレーン海軍基地で,これまでで最大規模の封鎖をやる予定だという.日本からも是非参加を,とのこと.
手元にある名刺で何人ものメディアの人にメールを送っていたが,取材がゼロだったのはなんとも残念だった.
TPについて詳しいことは次のサイトをどうぞ.
http://ad9.org/goilsupt/goilsupt.html
ハンドブック日本語訳
http://ad9.org/goilsupt/handbook/tphbpr3.html
少し長いですが,次は「市民による核廃絶」と題する私の解説文です.
http://ad9.org/goilsupt/other/forearthchild.html
リンク更新(2021/6/2)
この講演も引用した「地球の子ども新聞」への筆者の寄稿「市民による核廃絶」