週刊金曜日の田岡論説と毎日の記事を追記
ブルース・ギャグノンというアメリカの平和運動家が中心となって活動している「グローバルネットワーク」は、毎年10月に宇宙軍拡反対のキャンペーンをやっている.今年の運動の素晴らしいポスターが届いたのは先月はじめ頃だった(クリックで拡大).ご覧の通り,トランプをダースベーダーになぞらえている.彼が「宇宙軍」創設を言い出したのを皮肉ったものだろう.

以下,文章部分を訳してみた.
宇宙軍にノー

宇宙は平和のために

 トランプは宇宙軍の計画を発表した。宇宙軍は、企業の利益のために米国の「宇宙の支配と優位」を確保する軍務である。中国、ロシアなどの宇宙開発国が標的になるだろう。

 航空宇宙産業の圧力の下で、この提案は莫大な額の納税者の金を必要とするだろう。われわれはこれを天国へのピラミッドと呼ぶ。議会はトランプの提案に最終承認を与えるだろう。

 国連の宇宙と月条約は、宇宙はすべての人類のために保全されなければならないと宣言している。宇宙を武器化する計画を打ち負かす私たちの行動を支援して下さい。宇宙での新たな軍拡競争ではなく、地球上での社会進歩を擁護するために働きましょう。
わが国では,「イージス・アショア」と称するミサイル迎撃システムを導入することで,天文学的な金をアメリカの軍需産業に貢ごうとしている.