九電の「廃棄物の処理」のページにある原発からのトリチウム放出量をチェックしてみると、3年前に運転を再開した川内原発は、そのトリチウム大量放出も「再開」していることが分かります。玄海もこのまま運転を続ければ、同じような大量放出を始めることになるでしょう。

ちなみに、3.11以前に玄海原発が稼働していた約10年間に環境に放出したトリチウムは、福島原発事故の汚染水タンクにあるその量に匹敵します。放出されるトリチウムは周辺での白血病多発の原因である疑いが大です。次をご覧ください。
http://ad9.org/blog/nuclear/y2017/saikadohantai-kumamoto.pdf
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2017-06-16

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追記:2012年から3年間はほぼ停止しているため数字が小さくグラフではほとんど見えません。表と対数グラフにすると次のとおり。(画像クリックでpdfへ)