31日追記:国連安保理,EU,アラブ連盟,米国に,全面停戦のために活動するよう求める国際署名です.GAZA: STOP THE BLOODSHED, TIME FOR PEACE

恐ろしいニュースで年が暮れようとしています.イスラエルの空からのテロ攻撃によって,ガザで数百人が殺されました.地上で爆弾が破裂するテロでは大きな衝撃と非難が起こりますが,空からの爆弾ではなぜこうも違うのでしょうか?「軍事行動」という尤もらしい名前で呼ばれ,しかも連日繰り返されるのです.

ハマスによるロケット砲攻撃も伝えられていますが,それに対する報復としては極端に不釣り合いです.また,その前にはイスラエルによる非人道的なガザ封鎖があるのです.

30日に東京で開かれる抗議集会の情報などをMLから転載します.同じような集会は,たとえば地方でも福岡のような大都市では開かれるべきでしょうが・・・.

民間人を多数殺傷するような「軍事行動」は「テロ」の名で呼ぶことがとても重要だと思います.なぜ世界はイスラエルのテロと戦わないのか?
応援のクリック歓迎 (1日1回まで)
コメント欄に書きましたように,イスラエル大使館にファクスしました.ウェブサイトにもメールフォームがあります.左コラムの“Feedback”をクリックすると開きます.日本語が字化けせず通るかどうか不明ですが・・・.
http://tokyo.mfa.gov.il/mfm/web/main/missionhome.asp?MissionID=43&
------ ここから転載 ------

杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)です。
明日12月30日(火)午後に行われる東京・イスラエル大使館に対する緊急抗議行動の呼びかけとガザからの緊急メールの続報(このMLで寺尾さんが流されていたものの)を転送します。至急広めてください。参加できない方もイスラエル大使館、米国大使館に抗議のファックスをぜひお送りください。

 ◆イスラエル大使館 [広報室/文化部](FAX)03-3264-0792
  (駐日イスラエル特命全権大使 ニシム・ベンシ)

 ◆アメリカ大使館 (FAX)03-3505-1862
  (J・トーマス・シーファー駐日米国大使)

…………………………転送・転載歓迎/重複失礼……………………………

●ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動の呼びかけ

イスラエルがガザに空爆を行い、27日と28日の2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しました。イスラエルはさらに予備役兵6500人の招集を閣議決定し、地上戦を行う準備をしていると報道されています。

イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。
150万人がひしめき、どこにも出口がないたった360平方キロの土地で、寒さと飢えに苦しみ、窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。

イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対する報復を口実としています。しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないものであり、2月の総選挙を前にした政治的パフォーマンスであるのは明らかです。米国の政権移行期のタイミングを狙い、周到に準備を尽くした確信犯的攻撃は、いかなる意味においても認められるものではありません。

しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対し一定の「理解」を示しています。国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非難声明を出せていません。パレスチナのアッバース大統領でさえ、イスラエルに抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。もはや「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。

私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。しかし抗議行動を呼びかけ、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すことはしないのだ、ということを示しましょう。中東各地で抗議行動が起きています。ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっています。29日現在、大阪ではイスラエル領事館に対する申し入れ行動が行われています。規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。

参加される方は、出来るだけ自分でプラカードなどを用意してきてください。大使館への申し入れ書は呼びかけ人が用意しますが、他に用意されたものがあれば、一緒に提出する予定です。

日時 12月30日(火) 14時〜

場所 地下鉄有楽町線 麹町駅 日本テレビ方面改札待ち合わせ
  (ある程度人数が集まったら、イスラエル大使館の方へ移動します)

個人の有志が呼びかけるデモであり、この呼びかけを見た人は、各自の判断で参加を決め、一人一人の責任において行動してください。

呼びかけ:イスラエルのガザ空爆に抗議する有志
(080-3426-9415)

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【続・ガザからの緊急メール】[転送・転載歓迎]