セミナー封鎖について,今度は自分のことを中心に少し書いてみましょう.私が撮った写真も少し入れます.ただしここでは,独占契約のA新聞(→後日の報道)のプライオリティーを害しない程度の範囲です.(
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当日の朝は,セミナー開始の1時間ほど前に,マイクロバスで現場に到着,「BBCスコットランド」というラジオ局の生番組に出演することになっていた.
質問はスタジオからヘッドホンに聞こえてくる.私はステランの次の2番目に質問されたが,その内容は何となく分かったという程度の情けない状態.しかし聞き返すのもみっともないし時間のロスになると思ってだいたいの見当で,自分の言いたいことを言った.まともな受け答えになっていたかどうか全く不安.湯川博士を引用したのは確かだが,何を言ったかは正確には思い出せない.
終わってアンジーに,「全然ダメだった」と言うと,3番目に話をしたジャミーソンさんが,そんなことはない,ちゃんとやってた,というので少し安心.セミナーの途中だったかお茶の時間だったか,ジェーン(TPの主要メンバー)が,「デイヴィッドが放送を聴いてわざわざ電話してきた,非常に良かったと言っている」とのこと.お世辞7割としても,まあひどくはなかったということにしておこう.質問もきちんとは理解していないのだから,まぐれ当たりということになるが.
メインペーパーとは別に,3日の記事でも触れた「数学における平和教育」(Peace Education in Math Classroom)もプリントにして配っていたが,これに注目してくれた人がいたのはありがたかった.参加者のほとんどは文系で,数式の書いてあるメモがもの珍しかったからかも知れないが,黒板を使って説明してほしいとの要求が出た.まさかこんな場で高校レベルの確率論の講義でもあるまいと,論旨だけを説明するにとどめた.用意された黒板も小さすぎるし,原稿棒読みならともかく,準備なしの英語での講義はちょっとしんどかったし・・・.
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* このセミナーのオーガナイザー.
** 経済学関係の分野の人で,有名らしい.頭に「サー」がつく.