文章にまとめています.「反戦情報」6/15号掲載分です.
http://ad9.org/pdfs/publish/nosebleed.pdf
(末尾に追記,5/19朝)
小学館のビッグコミック・スピリッツ掲載の「美味しんぼ」が,特にその鼻血についての描写が政府によってまで攻撃されるという異常事態となっている.専門家の一部も,あの程度の線量では放射能との因果関係は考えられない,と言っている(例えば毎日に4月29日掲載の野口邦和,安斎育郎の両氏のコメント).しかしその発言をよく見ると,外部被ばく線量,つまり空間線量の値をもとに議論しているようである.そうではなく,鼻腔粘膜の局部的な線量,つまり内部被ばくを問題にしなければならない.

このような考察を,事故から3ヶ月後に行っているブログがある(以下,元ブログと表現).

福島第一原発事故 大気中の放射性ダストと鼻血(ノドの痛み)の関係について
http://ameblo.jp/study2007/entry-10925145430.html

その内容を紹介する.引用先の文書のurlが変わってしまっているものは,以下では現在のものに修正している.また文章も少し簡略化している.また,核データの使い方が誤っているところも(ベータ線の平均エネルギーを使うべきところを,最大エネルギーの数値にしている)修正している.
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