3日に行われたスコットランド議会の選挙で,トライデント廃棄を掲げるSNP(スコットランド国民党)が第一党を制したようです.BBCのウェブサイトによると,次のような議席になっています.

政党セイトウ議席ギセキ
SNP(スコットランド国民党)47
Labour(労働党)46
Tories(保守党)17
Lib Dems(自由民主党)16
Greens(緑の党)2
independent1
合計(ソウスウセキ数)129

同サイトによると,SNPと自由民主党などとの連立が今後の焦点になるとのこと. SNPはそのウェブサイトのカバーページに核兵器からの離脱を掲げており,また,党首のアレックス・サルモンドは数ヶ月前,スコットランドの道路を核弾頭が通る時,弾頭あたり百万ポンドの「危険税」を同党が考えていると発言しています.これに対するロンドン政府の「国防と外交は国の専権事項」との反論には,選挙後に「大量破壊兵器による犯罪を防止する法律」(Prevention of Crimes Committed by Weapons of Mass Destruction (Scotland) Bill 2007)を提案すると応酬しました.もしこれが実際に法律になればすばらしいことです. この議会の動きを後押しするためにも「ファスレーン365」はいよいよ重要です.日本チームの当番日は7月25−26日です. (この記事はファスレーン365ブログと同一です.)
8日追記
トライデント更新問題との関連に唯一触れた「しんぶん赤旗」の記事にリンクします.
民族主義政党が躍進/スコットランド ウェールズ/右傾化不満層を吸収
英地方選 労働党が大幅減/イラク参戦で退潮続く/ブレア政権に打撃


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