2014.10.12追記:2007年6月のセミナー封鎖も含め,講演録が"Tackling Trident"というタイトルで出版されました.2015.1.20追記:佐賀大学図書館所蔵.
'12.6.18 リンク修正

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間もなく,1月7日に「ファスレーン365」の一環として大学人による封鎖(Academics' Trident Seminar Blockade)が行われます.
http://www.faslane365.org/academics_and_scholars
これは,表題のようにセミナー(学会)と封鎖行動(フィールドワーク)を兼ねたもので,基地ゲートを塞ぐ形でセミナーが実施されます.発表者は逮捕されるまで講演を続けます.セミナーのテーマは「大量破壊兵器と大学人」です.

参加者にはペーパーの提出が求められています.一参加者としての私の提出ペーパーを,ブログ読者の皆さんに一足先に公開致します.

Curbing Militarism in Japan and the Role of Academics
日本の軍国主義化防止と大学人の役割
(日本語版)

英語は誰かにチェックしてもらいたかったところですが,時間がありませんでした.別配布文書「数学における平和教育」もご覧下さい.(→日本語版)

29日の記事「逮捕された時のリスクの分析--ファスレーン365」を読んで頂ければお分かりのように,現地のグループの長年の努力の結果,警察や司法との間にたいへん良好な関係が築かれています.私たちは,彼らが敷いてくれた赤い絨毯の上をただ歩くだけでいいのです(もちろん絶対確実ではなく,なにがしかのリスクは個人が引き受けなければなりません).彼らの努力に応えるためにも,夏には是非とも大量の人々をファスレーンに送りたいものです.イギリスはたぶん非核化できます.