若いときに触れた音楽というものはやはり深く染みついているようで,私の場合はNHKのFM放送から流れてくるドイツリートだった.当時はフィッシャー・ディスカウばかりかかっていたような・・・.
2年ほど前から,X十年ぶりにシューベルトやシューマンの歌曲のCDを買い漁っている.その中で出会ったのがハンス・ペーター・ブロホヴィッツの「美しい水車屋の娘」.このコンピュータ科学者(!)の録音は,透明感,美声,抒情性,どれも抜群の逸品だ.中古を4千円以上出して買ったのだが,聴いてみてその値段に納得した・・・と思ったら,いまアマゾンで見ると新品で2千円.再版されたせいだろうか.同時にシューマンの「詩人の恋」も見つかったので,さっそく注文.これは中古しかない.
それと,マチアス・ゲルネも素晴らしい.

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