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「非暴力直接行動が世界を変える」翻訳出版・第3回セミナーでのアンジーさんのスピーチ [メディア・出版・アート]

1401577.gif出版されました! https://www.nanpou.com/?pid=178896281
アンジーさんの本の出版セミナー第3回の録画はすでに紹介しましたが(12月8日の記事からリンク)、その冒頭の彼女のスピーチのテキストです。日本語訳、原文の順に紹介します。[引き続き出版資金クラウドファンディングにご協力を]
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「抗議行動がなければ民主主義は死ぬ」

日本とは異なり、英国では非常に多数の、数千人を数える人々が抗議行動中に逮捕され、告訴され、有罪となっています。
例えばファスレーンのような核兵器基地やイスラエルのエルビット社のような兵器製造会社の封鎖をしたり、環境破壊を止めるためのデモで化石燃料の使用をやめさせようと公道をゆっくりと歩いたりすれば、重い罰金刑か禁固刑を課せられます。
職を失うことを恐れたり、子供や身内の世話をしなければならないなど、逮捕のリスクを負うことができない人もいます。
そのような状況にある人たちは裏方で支援したり、罰金支払いのために寄付を募ったり、報道やマスコミに対応したり、服役中の活動家の支援をします。逮捕を覚悟の活動をする活動家一人につきおおよそ5、6人が支援をしています。
日本でもそうだと思うのですが、こちらでは逮捕を怖がったり、心配する人は大勢います。
でも、十分な準備を整え、 友人や家族や運動が支えるならば、思っていたほど悪くないことに気づきます。
実際、恐怖に立ち向かい、人間として強くなることで、とても解放されます。行動を起こしたことに満足できます。
私自身は様々な国で逮捕を経験しました。どのようなことが起こるのか、全くわからないこともありました。
もちろん、他国で逮捕されることのほうが楽な場合もあります。その国の当局は、外国人が逮捕されたときに受けるかもしれない世間の評判を嫌っている可能性があるからです。それで、告訴や提訴はされず、国外退去もしくは逮捕されるだけで済むかも知れません。
18b  Angie inside Naval Base 25th February 2012w800.JPG韓国の済州(チェジュ)島でのことです。平和の島、チェジュの豊穣な土地と水源を破壊しながら建設されている巨大な米軍基地建設に反対して 地元の韓国人と共に抗議行動をしている時に、逮捕され、刑務所に入れられました。[右の写真,原書105頁]
しかし最終的に、私は国外退去させられただけでした。
十分に自由がきく生き方をしていたため、逮捕されても私自身は大変な影響を受けることがありません。一人一人違いますので、その状況によってどうするかは個人の選択に任されることになります。
韓国では、基地建設に反対する運動が継続していること、活動をやめないこと、刑務所に送られても反対運動を続けることから、地域の人々は力を得ています。
時には、この地球の破壊を続ける「通常業務」の状態を封鎖行動などで混乱させるような、一歩も引かない覚悟での抗議行動だけが変化を引き起こせる場合もあります。「抗議行動がなければ民主主義は死ぬ」と書いてあるTシャツを持っています。

私は地球市民であると考えています。そして英国の大企業、投資銀行や軍隊が世界中で何をやっているのか、自覚しています。
英国はその破壊的な収奪・搾取(開発)主義と軍事主義で他国に影響を及ぼしています。私は、私自身が異議申し立ての行動を起こすことで、全身全霊を持って、私の名の下にまた私の意志のもとに、このような収奪や軍事行動が行われていないことを主張します。
私は同志である人々と連帯します。そして、異なる国々の人と共に行動することは大きな喜びであり、またインスピレーションの源です。
この大切な地球を守って、共にここで暮らしたいと、思いを同じくする人々が、世界中どこにでもいることを学びました。
友人や同志は世界中にいます。遥か彼方に住んでいようと、文化が異なろうと、それら人々の存在はとても近くに感じます。
長年に亘って積み重ねてきた抗議行動の私の経験、私の間違い、そして私が学んだことが、みなさんの役に立てば幸いです。
世界中の人々が行動を起こし、それぞれの政府、大企業、軍隊に異議申し立てをしたならば、人々が共生し、素晴らしい地球の資源を分かち合い、生きとし生けるものと共に生きていかれるようになるのではないか。そうなることを願ってやみません。
私たちが住んでいるこの生態系を気候変動と軍事主義が破壊してしまうまでに時間はありません。今、行動しなければなりません。

(次は原語)

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"Activism for Life" 翻訳出版セミナー第4回、サン-ヒー・チョイさんのメッセージ [メディア・出版・アート]

追記あり。
seminar-4-04m29s.jpg"Activism for Life" 翻訳出版セミナー第4回については13日の記事でご案内をしましたが、予定どおり17日に北沢タウンホールで開催されました。ズーム併用で、その録画もありますので、いずれ公開する事になると思います。右はそのシーンから。
この集会に寄せられたチェジュ島在住のサン-ヒー・チョイさんのメッセージを紹介します。彼女はこの本の「付録4 軍国主義」に登場します。
日本語訳、原文(英語)の順です。
アンジーと日本の友人の皆さん
メッセージで集会に参加できることを光栄に思います。

何よりも、アンジー、そして日本の翻訳者やオーガナイザーの皆さん、集会開催おめでとうございます。
アンジーは2012年2月に江汀に来て、3週間ほど村に滞在しました。私は今でも、アンジーが地球の旗を手にグロンビ岩の有刺鉄線の中に勇気を持って入っていったのを思い出します。グロンビ岩は、多くの湧き水と多様な絶滅危惧種が生息する美しい岩の海岸でした。海軍はその海岸を破壊し、強引に海軍基地を建設しました。基地は結局2016年に完成しました。アンジーが有刺鉄線を切断したのは2012年のことでした。彼女はとても自信に満ち、毅然としていました。私たちは彼女の勇気と平和への献身に驚きました。
そして何よりも、私たち全員に対する彼女のメッセージに深い感銘を受けました。アンジーが3度逮捕されたとき、私は警察署で通訳として彼女に付き添いました。警察官に「どこから来たのか」と聞かれたときの彼女の答えを覚えています。アンジーはグロンビ岩から来たと答えました。国籍ではなかったのです。彼女は、私たちの唯一の惑星である地球に生き、地球を大切にする人間のひとりとしてそこにいたのです。
それは私のメッセージでもあります。特に、軍備増強や戦争が私たちの平和と安全を脅かすだけでなく、気候災害を悪化させる時代において、平和を求める私たちの声はより大きく、より広く届くものでなければなりません。ここ済州島の状況はより深刻です。軍と軍需資本は私たちよりも速く動いています。最近、武器輸出でイスラエルと協力関係にある武器製造会社ハンファシステムは、国防省が蓄積した打ち上げ技術を使い、済州の南側の海で韓国初の企業製の人工衛星を打ち上げました。この会社は済州に宇宙センターを建設する計画を立てています。済州島は海軍基地であることを超え、航空宇宙戦争の島になりつつあります。そして済州島だけでなく、太平洋の多くの島々や地域が戦争の前哨基地として強化されていると聞きます。私たちの陸、海、空、宇宙はすべて軍事化されています。私たちの生活は軍事化されています。
しかし、私たち人間はここにいます。平和と正義を求める人々の連帯こそが、非人間的で無慈悲な戦争と軍備増強から地球を救う唯一の選択肢であることを、私たちは知っています。戦争は死です。私たちは生きるためにここにいます。アンジー、そして奮闘している日本のすべての友人の皆さんに挨拶を送ります(congratulations)。皆さんのおかげで、私たちは愛と平和、そして次の世代や地球上のすべての素晴らしい生きものたちに対する責任で、互いにつながり合っていることを、私はいつも思い起こすのです。皆さん、ありがとうございます。

サン-ヒー・チョイ
韓国,チェジュ
Dear Angie and friends in Japan,
It is my honor to join you with a message.

Above all, congratulations, Angie and the translators and organizers in Japan who deserve all the respect for hard work.
Angie came to Gangjeong in February 2012 and stayed in the village for about three weeks. I still remember Angie who courageously walked into the barbed wire of the Gureombi rock, with the Earth flag in her hands. The Gureombi rock was a beautiful rock coast with many spring waters and diverse endangered species. The navy destroyed the rock coast and forcefully built the navy base. The base was finally completed in 2016. It was in 2012 when Angie also cut the barbed wire also. She was very confident and resolute. We were amazed by her courage and commitment for peace.
  But, above all, I was deeply impressed by her message for all of us. When Angie was arrested three times, I was with her in the police station as a translator. I remember her answer to the policeman when he asked her where she came from. Angie answered that she came from the Grurombi Rock. It was not a citizenship.  it was not a nationality. She was there as one of the human beings living on and caring for our only planet, the Earth.
  So it became my message, also. Especially in the era when military build-up and wars not only threaten our peace and safety, but also aggravate the climate disaster, our voice calling for peace should be bigger and wider. The situation in Jeju is much worse here. The military and the arms capital are moving faster than us. Recently, the Hanhwa System, an arms company who cooperates with Israel for arms export, launched the 1st South Korea corporate-made satellite in the south sea of Jeju, using the launch technique accumulated by the Defense department. It plans to build the Space Center in Jeju. Jeju is becoming an aerospace war Island, beyond the navy base. And I hear it is not only Jeju, but many Islands and regions in the Pacific are being enforced to be the outposts for wars. Our land, sea, sky, and space are all being militarized. Our lives are militarized.
  But we, people are here. We know that the people’s solidarity for peace and justice is the only alternative to save the Earth from the inhuman and merciless wars and arms build-up. War is death. We are here for life. So congratulations to Angie and all the hard-working friends in Japan. Thanks to you, I will always remember that we are all connected with love, peace, and responsibility for our next generations and all unspeakable lives on our planet. Thank you, all.

Sung-hee Choi
Jeju, South Korea
サン-ヒーさんのフェイスブック: https://www.facebook.com/gangjeong.sungheechoi

これを読み上げたあと私が、アンジーさんとのこれまでの関わり、活動への参加などをスライドで紹介しました。その中で2分ほどの動画を紹介しましたが、それを含む7分半の「完全版」はこちらです。

*出版のための資金がまだ不足しています。引き続きクラウドファンディングへのご協力よろしくお願いします。こちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/726223
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アンジーさんの本の出版クラウドファンディング継続と第4回セミナー [メディア・出版・アート]

アンジーさんの本の出版クラウドファンディング、12月8日で終了し、86人の方から、376,500円の支援を頂きました。厚くお礼申し上げます。残念ながらまだ資金が不足するため、第二次として継続することにしました。こちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/726223

また、第4回セミナーを対面とズーム併用で、以下の通り実施します。関東圏の方はぜひ会場においで下さい。

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アンジーゼルター著『非暴力直接行動が世界を変える』
翻訳者と本書翻訳の意義について語る座談会

友人の皆様、メディアの皆様

イギリスの平和運動家アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"、邦題「非暴力直接行動が世界を変える 核廃絶から気候危機まで 一女性の軌跡」という本の翻訳出版計画を進めてまいりましたが、ようやく来年初めに出版の運びとなりました。出版社からの「400部買取り」の資金捻出のため、クラウド・ファンディング(CF)第2回目を開始します(第一回目は12月8日に終了)。
出版に先立ち、翻訳者3人から刊行の意義や、和訳の困難さなど、肩の凝らぬ座談会を以下のように開きます。どうぞご参集ください。

日時:12月17日 午後1時半~4時半
会場:北沢タウンホール 集会室1 東京都世田谷区北沢2-8-18
電話:03-5478-8006
最寄駅:下北沢駅[東口 徒歩3分

座談会メンバー

大津留公彦
「ファスレーン365」日本実行委員会メンバー、ブロガー、歌人俳人、新日本歌人協会常任幹事、文化団体連絡会議事務局長、「私が東京を変える」事務局長。

川島めぐみ
翻訳家。書籍「山谷ブルース」「くたばれ、ジャップ野郎!」「電話カウンセリング」、映画字幕「でくの空」「馬毛島クロス」など、社会問題や人権問題に関する書籍などの翻訳を多数手がけてきた。

豊島 耕一
長年、平和活動に関わり、ブログなどで活発にメッセージを発信。アンジー・ゼルター氏が原潜研究所非武器化行動で無罪を勝ち取った後、日本に招待して全国公演ツアーを敢行。「ファスレーン365」日本チームを結成、参加。佐賀大学理工学部元教授。

Sung-Hee Choi(メッセージ.豊島が代読)
韓国・チェジュ島で米軍基地建設反対闘争などに従事

お問い合わせ先:
kimihiko_ootsuru3[アットマーク]yahoo.co.jp(大津留)
atoztransproject[アットマーク]gmail.com(川島)
toyosima[アットマーク]ta2.so-net.ne.jp(豊島)

クラウド・ファンディング(2次)のサイト: https://camp-fire.jp/projects/view/726223
カンパ振込のご案内:
三菱UFJ銀行新宿中央支店 (普)5314271
アイダブルピーエス パレスチナ

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第四回セミナーを兼ねて以下にてzoom配信を行います。
https://us02web.zoom.us/j/9246513214?pwd=VmRKTnFGSXZ0b056WmNJOXBZci90QT09
ミーティングID: 924 651 3214
パスコード: 803142
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アンジーさんの本の出版セミナー第3回の録画 [メディア・出版・アート]

angie-zoom.jpg11月27日夜のアンジーさんの"Activism for Life"の翻訳出版セミナー第3回の録画を公開していますが、その見出しを作りましたのでご利用ください。それぞれの場面にジャンプして見ることができます。
なお、クラウドファンディング(1次)は本日8日が最終日です。どうぞよろしくお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/view/675547

1 プログラム、話し手紹介(豊島) 20:00開始
2 アンジーさんのスピーチ https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=27
  同Q&A https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=625
  →テキスト
3 太田光征さん https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=1510                        
4 小倉正さん https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=2450
5 大畑豊さん https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=3580
6 池永修さん https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=4755
7 クラウドファンディング協力依頼と『週刊金曜日』記事紹介(大津留)および
  竪場勝司さんコメント https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc&t=5360
 終了 21:30
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"Activism for Life" 翻訳出版のための「セミナー」、無事終了 [メディア・出版・アート]

昨夜(11月27日)の"Activism for Life" 翻訳出版のための「セミナー」、無事終了しました。まもなく録画を公開できると思います。(公開しました→ https://youtu.be/J4q8m_5Qkgc )登壇者の皆様、参加された皆様、どうもありがとうございました。(1401577.gif追記:『週刊金曜日』11月24日号にこの出版活動が紹介、27日に同誌のサイトで公開されています。)

angie-zoom.jpg今回は、市民運動における「非暴力直接行動」と、「逮捕」の問題がテーマでした。著者アンジーさんも冒頭約24分ほど参加、話がパレスチナ問題に及ぶと涙ぐむ場面もありました。

クラウドファンディングもあと10日ほどとなりました。引き続き皆様のご支援をお願いします。
クラウドファンディングのサイト: https://camp-fire.jp/projects/view/675547

この本の付録にある文章の多くはすでに原文が公開されているもので、その日本語訳も私たちで公開しています。
警察とのリエゾン・レターの例 (付録1D)
ライト・ライブリフッド賞受賞スピーチ (付録2B)

もちろん本への収録にあたっては、改めて訳出しています。
上記2文書だけでも、彼女らの運動の目的と原則が、強い説得力を持って語られています。

しばしば運動弾圧の道具となる警察に対しても、その本来の目的に沿った活動をするように、運動の側から働きかけると言う姿勢が付録1Dの文章に見られます。この点だけでも、日本の市民運動も学ぶべきところが大きいと思います。

次の図は、昨日のセミナーで、もし余裕があれば提示しようと思っていたスライドです。日/英の市民運動の「逮捕」の捉え方の違い、また日本市民でも英国で逮捕・留置された経験(2007年のファスレーン365日本チーム)を持つ方のそれはまた違うと言うことを言いたかったのです。残念ながら時間の関係で、司会として登壇者の発言時間を制限しながら、自分のスライドを出すわけには行きませんでした。
get-arrested-UKvsJapan2.jpg
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アンジー・ゼルターの本・翻訳出版ZOOMセミナー第3回のご案内 [メディア・出版・アート]

アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"(仮題「非暴力で世界を変える―活動家という生き方」)という本の翻訳出版のための翻訳出版のためのクラウドファンディングを実施中ですが、これをプロモートするための「ZOOMセミナー」第3回を11月27日20時から90分の予定で、イギリス、ポルトガルと結んで開きます。どなたも参加歓迎です。今回も著者のアンジーさんが参加されます。

プログラムなど内容の詳細は、追ってこのページに追記します(下記)。
参加ご希望の方は豊島または大津留までメールでお知らせください。
kimihiko_ootsuru3[アットマーク]yahoo.co.jp
toyosima[アットマーク]ta2.so-net.ne.jp

seminar2kawasaki.jpg前回、第2回の録画は11月1日の記事で公開しています。(右はその時の、ICAN国際運営委員・川崎哲さんの講演シーン)

17日11時追記:次の方々が参加されます。気候危機問題の活動家、小選挙区制廃止に取り組む方、沖縄の平和運動家、馬毛島の問題に関わっている方、原発問題などに取り組まれている弁護士

22日9時追記:話題提供者には次のようなテーマにまたがって、ないしいずれかについて話していただくようお願いしています。

- 現在取り組まれている活動の内容
- 日本の市民運動における「非暴力直接行動」の活用の可能性・有効性
- 市民運動の中での「逮捕」に対する見方、対処の仕方

韓国・チェジュ島(済州島)で基地反対運動に取り組んでいる方が参加されるかも知れません。

wkin-yobi231124.jpg24日12時追記『週刊金曜日』最新号(11月24日)の「金曜アンテナ」に、この出版活動の記事があります。どうぞお読み下さい。
巻末の「金曜日から」(編集後記)にも、小林和子さんが、パレスチナ問題に絡めて、この翻訳プロジェクトのことを書いておられます。

1401577.gif26日23時追記:プログラムです。*韓国からの参加は今回はありません。
 話し手              時刻(2以降はおよそ)
1 (豊島) プログラム、話し手の紹介・ 20:00
2 アンジー・ゼルターさん・・・・・・ 20:05
3 同 Q&A  ・・・・・・・・・・・ 20:20
4 太田光征さん ・・・・・・・・・・ 20:25
 (小選挙区制廃止の活動家)
5 小倉正さん ・・・・・・・・・・・ 20:40
 (気候危機問題の活動家)
6 大畑豊さん ・・・・・・・・・・・ 20:55
 (辺野古抗議船船長)
7 池永修さん ・・・・・・・・・・・ 21:10
 (弁護士、原発問題などで活動)
終了 ・・・・・・・・・・・・・・・ 21:30
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NHKニュースウオッチ9がネフセタイさんを取り上げる・WBSはイスラエル支援企業ボイコット運動を取材 [メディア・出版・アート]

他局も含めNHKの報道番組もほとんど見るに値しませんが、昨夜(11月10日)のNHKニュースウオッチ9は違っていました。なんと、ダニー・ネフセタイさんを長尺で取り上げたのです。とりあえずいくつかのシーンです。
NHK40s.jpegNHK10s.jpeg

friend-of-nefsetai.jpgmaybemyself.jpg

水曜日(8日)の、テレ東WBSも、ハマス報道官のインタビュー、イスラエル支援企業ボイコット運動、西岸地区でのイスラエルの殺戮行為を取り上げていました。
hamas-spokesman.jpgbds-logo.jpg

3m31s.jpegsecondcousinkilled.jpg

しかし、やはり国内の抗議デモは一切伝えません。過去に何度も書いたようにメディアそのものへの抗議デモが必要です。優れた内容の番組を作ってくれるスタッフへの応援も兼ねて。
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アンジー・ゼルターの本・翻訳出版ZOOMセミナー第2回の録画 [メディア・出版・アート]

(11/4)タイトルロール、エンドロール付きに差し替えています。)
アンジー・ゼルターの"Activism for Life"(仮題「非暴力で世界を変える―活動家という生き方」)という本の翻訳出版のためのクラウドファンディングを実施中ですが、これをプロモートするために10月30日に開いた「ZOOMセミナー」の録画です。(一般参加の方の顔が出ないように編集・加工)
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員の川崎哲さんのスピーチ、著者アンジーさん本人のあいさつ、そして参加者とのやりとりもあります。
1401577.gif大津留さんのYoutubeチャンネルです。

私のvimeoチャンネルにもあげています。

本の内容の簡単な紹介(10分)に続いて、アンジーさんの挨拶(通訳:川島、10分)、川崎哲さんのスピーチ(25分)、川崎さんへの質疑応答 (10分)、主催者からのカンパの要請 (5分)、最後に自由討論です。
自由討論では、非暴力直接行動に関することだけでなく、日本や欧米の多くの国で採用されている小選挙区制の問題にも話がおよびます。
一般参加者の顔の露出を避けるため、それが写り込んでいるシーンは別の静止画で置き換えています。また、冒頭の参加者の自己紹介の部分もカットしています。
なお、この本の出版計画とクラウドファンディングの宣伝チラシはこちらの記事にあります。ご協力いただける方はどうかご利用下さい。

追記:動画の各部分にジャンプする目次です。関心のある部分を選んでご視聴下さい。1401577.gif(11/12)リンク先をYouTubeに変えました。

アンジーさんの挨拶 https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=84
本の内容紹介 https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=305
川崎さんのスピーチ https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=922
川崎さんへのQ&A https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=2445
主催者からの要請 https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=3050
自由討論
放射能・原発の問題 https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=3335
ピース・ミュージアムの方から「内容をパネルにして各地に展示しては? 」
 (発言者によるチャット欄への書き込みは末尾*)
アンジーに質問:最近の活動は? https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=3825
(パレスチナ問題/気候危機への取り組みについて若い世代へのワークショップ/日本に来る予定は?)
放射能、原発についての取り組みは? https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=4260
選挙制度、特に小選挙区制と政治のあり方、野党共闘 https://youtu.be/9doOiwI3Fm8?t=4410

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*ピース・ミュージアムの方による「世界の平和のための博物館」の紹介(チャット欄から転載)
「2020年に「世界における平和のための博物館」での平和教育についてまとめましたので、ご覧下さい。303館あります。(日本は84館)英語版と日本語版があります。是非活用してください。」
Museums for Peace Worldwide
https://sites.google.com/view/inmp-2020/museums-for-peace-worldwide?authuser=0
trident-british-war-crime.jpg------------
11/4追記: タイトルロールとエンドロールを追加しました。背景音楽は、オラトリオ"Trident – A British War Crime"です。タイトル:第二楽章、開始51秒から、エンド:第一楽章の最後。歌詞は上のページからリンクされているCD付録のブックレットにあります。

11/8追記: タイトルロール画面の「400フィート反核ピンク・スカーフ行動」の動画はこちら。同じくBBCの報道'Knighton's 400ft pink scarf anti-nuclear demonstration'。まさにスペクタクル。別の動画「7マイルのスカーフを70秒で見る」
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翻訳出版ZOOMセミナー第2回は約20名の参加で盛況 [メディア・出版・アート]

・・・・クラウドファンディング、よろしくお願いします・・・・
昨夜(10/30,20時から)の、アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"(仮題「非暴力で世界を変える―活動家という生き方」)という本の翻訳出版のための「ZOOMセミナー」第2回は、約20名の参加でたいへん盛況でした(プログラム、案内はこちら)。参加者の地域も、英国、ポルトガル、イタリア、そして日本と4カ国にも及ました。
アンジーさん本人も最初から最後まで参加され、他の参加者とのやりとりもありました。その中には、直接行動に関した話だけではなく、各国で共通する小選挙区制の弊害と、それを克服する方法にまで及びました。
川崎さん、アンジーさんはじめ、(日本では)夜の、しかも90分という長時間にも関わらず参加いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
参加者の皆さんの了解を得た方法で(音声は100パーセント)、出来るだけ早く公開します。
slide1c.jpg
kawasaki.jpg
angie.jpg
追記:冒頭の私の、本の紹介のスライドはこちらです。
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(更新)アンジー・ゼルターの本・翻訳出版ZOOMセミナー第2回のご案内 [メディア・出版・アート]

アンジー・ゼルターさんの"Activism for Life"(仮題「非暴力で世界を変える―活動家という生き方」)という本の翻訳出版のためのクラウドファンディングを実施中ですが、これをプロモートするための「ZOOMセミナー」第2回を10月30日20時から、イギリス、ポルトガルと結んで開きます。川崎哲さん(核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員、ピースボート共同代表)、そしてアンジーさん本人が参加されます。

プログラムは次のとおりです。時間の伸縮はあらかじめご承知おき下さい。
  (関連記事、リンク末尾
---------------------
開始 20時
1 本日のスケジュール紹介 (1分)
2 参加者自己紹介(名前と地域/団体名のみ) (9分)
3 本の内容の簡単な紹介(豊島) (10分)
4 アンジーさんの挨拶(通訳:川島) (10分)
5 川崎哲さんのスピーチ (25分)
6 質疑応答 (10分)
7 主催者からの要請 (5分)
8 自由討論,参加者の活動紹介など (20分)
閉会 21時30分
---------------------
参加ご希望の方は豊島または大津留までメールでお知らせください。
kimihiko_ootsuru3@yahoo.co.jp
toyosima@ta2.so-net.ne.jp

本書の9章の写真を紹介します。
2013年から14年にかけて、オルダーマストンの核兵器製造工場に抗議するための、ウェールズ・ナイトンで、「ウール・アゲインスト・ウェポン」(武器に対抗する毛糸)と称する、長い編み物を作るアクションが行われました。以下はその時の写真です。(本書139ページ。書籍では白黒)

ウェールズのナイトンでピンクの平和スカーフを編む。2013年。
23a-Knitting-Pink-Peace-Scarf.jpg
ウェールズ、ナイトンのブロードストリートでのナイトンスカーフお披露目。2014年7月5日。
23b-Knighton-scarf-roll-out .JPG
このアクションの後、この長い編み物は数ヶ月かけて赤ちゃんと大人用の毛布に作り替えられ、難民や路上生活者に届けられました。
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ブログ内のアンジーさん関連記事
クラウドファンディング宣伝チラシ
非暴力行動で世論を動かす--アンジー・ゼルターの新しい本
   -- この本の当ブログでの最初の紹介記事。目次を収録。後続記事へのリンクも。
関連外部リンク
Trident Ploughshares -- 英国のサイト
ゴイル湖の平和運動家を支援する会 -- アンジーさんが設立した「トライデント・プラウシェアズ」を支援するサイト。アーカイブ。
ファスレーン365日本
「非暴力で世界を変えるー活動家という生き方」和訳本出版 -- 大津留公彦さんによるページ

日本語に訳されたアンジーさんの文章、トライデント・プラウシェアズの文書、日本での報道
「地球市民の責任 東チモールとプラウシェアの平和運動」,アンジー・ゼルター,岩波書店『世界』,1999年11月号
「私たちはなぜ核兵器を破壊するのか」,アンジー・ゼルター,岩波書店『世界』,2000年9月号
トライデント・プラウシェアズ ハンドブック,日本語訳,2004年11月
2000年の日本縦断講演の内容,関連報道,記事,AV資料
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