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ウォーキング・レコーダー/Walkiing Recorder [趣味]

8/6 末尾に追記あり(電源改良)
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先日、散歩中に、まだ明るい空に流れ星を見ました。火球と言えるほどのものかどうか分かりませんが、同時刻、同じ方向に見たという情報がSNS上にありました。(8/8追記:「火球掲示板」にそのイベントの報告がありました。#12830 ココナッツさん、2022年7月22日19:35)

乗る頻度が最近ずいぶん減った車があり、付けて間もないドライブ・レコーダーも一緒に遊休状態なので、これを「ウォーキング・レコーダー」に、つまり散歩中の常時録画に使おうと思い立ちました。

walkingrecorder-r.jpg5ボルトのUSB電源で動くので、最初、単三電池4個でなんとかなるだろうと気軽に始めましたが、なかなか難物。苦労の末、昨日やっと試運転しました。これでUFOでも火球でも、なんでもOKです。

19h21m00s-c.jpg
以下に電源の作り方の詳細を書きます。

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耳納連山スーパー3D映像 [趣味]

当ブログの「特異」ネタ、スーパー3D写真です。右目用と左目用の写真を、相互に数メートルも(基線長)離れた位置から撮影し、得られる視差から遠距離まで立体感を持つ映像体験を得るというものです。当ブログで取り上げた写真で最も基線長の長いものは、ほぼ地球の直径によるもので、満月に近い月を撮影しました。これだけ基線長が長いと、月ほどの遠方の物体でも立体感が得られます。「盆のような月」ではなく、文字通り「球体」としての月です。こちらをどうぞ。
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2009-10-04#rot

さて、前置きはそれぐらいにして、筑後平野の南に屏風のように立つ耳納連山のスーパー3D写真を撮りましたのでご紹介します。基線長は7mほど。人間の両眼の感覚は7cmほどなので、その100倍、つまり身長170mもの巨人の視覚を体験します。次の画像をpc画面上で適切なサイズにして、右目で右の写真を、左目で左の写真を見てください(平行法)。3枚並んで見えるようになったら、真ん中が立体像です(クリックで拡大)。山のいくつもの尾根の凹凸まで見えますか?中央に見える白いタワーは福岡県森林林業技術センターです。
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DSC_5341tr.jpgいかがですか、リリパット国の風景は?

裸眼で見るのはあまり容易ではなく、こちらの記事で紹介したビューワーを使うと楽です。なお、雲が異常に近くに見えるのは、2枚のシャッターの間に雲が動いたためと思われます。

上のような視覚を持つ巨人になるには、カメラを高く持ち上げなければなりません。つまり「身長」もそれなりに大きく。このために右の写真のように、庭木の剪定用のロッドの先端(ハサミの所)にスマートホンを取り付け、タイマーをセットした後、引き起こして立て、シャッターが降りるのを待ちます。それでも長さは3mしかないので、いわば寝そべった巨人の視覚です。そのため前景は視差が大きすぎで見づらいため、画像の下の部分は大きくカットしています。なんとかドローンを使って100mぐらいの高度から撮影したいものです。

また、ビューワーも、上のような「古典的」なものでなく、今時はヘッドマウントディスプレイ(HDM)を使うべきでしょう。
1401577.gif2/17追記:「ハコスコ」という超簡易型"HDM"があるのを知りました。スマートホンを2つの虫眼鏡で見る箱です。現在、Rakutenで入手可能、早速注文しました。超廉価ですが、送料が本体価格の4倍以上。
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庭に来る野鳥,ほか [趣味]

庭木にみかんを刺しているとメジロとヒヨドリが食べに来るようになりました.それで窓越しに至近距離から望遠で.クリックで拡大します.(多くがすでにFBに載せたものです.)
DSC_4419t2.jpg DSC_4416t2.jpg

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あけましておめでとうございます [趣味]

あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。
minoumountains.jpg

筑後川の堤防から望む耳納連山の風景の「超」立体写真をお届けします。善導寺町〜北野町の筑後川南側堤防から撮影。平行法(左の目で左の画像、右は右の画像)です。“謹賀新年”の看板が集落と山の中間の上空あたりに見えれば正解です。雲も山よりは手前に見えるはず。フェイスブックに出したのと同じ写真ですが、看板を変えてみました。
ルーペをかけて、間に間仕切りを入れると見やすいかも知れません。
紙の年賀状では昨年10月29日投稿のブログの写真から2組を使いました。
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飛行機の窓からの「スーパー3D写真」 [趣味]

当ブログの得意ネタです。立体感が強調される「スーパー3D写真」でもっとも「スーパー」なのは、飛行機の窓から2枚を時間差で撮る方法でしょう。「右目」と「左目」の間隔が百メートル以上にもなります。ゴジラどころではない、スーパー巨大生物の視覚です。
平行法、つまり左の写真を左目で、右を右目で見て、画像が3つ見えるように目玉を制御し、真ん中の像が3D像になります。慣れると裸眼で見られますが、パソコンの画面一杯に拡大して、市販のビューワーを使うとより迫力があります(末尾)。画像クリックで拡大。ただし拡大したらビューワーを使わないと無理です。

福岡→出雲、右側(南側)の窓から。左上の端の突起のようなものはプロペラ。iPhoneのシャッターは相当高速ですね。
IMG_1301L1297R80.jpg

目的地近く。水面はたぶん宍道湖。
IMG_1309L1308R80pc.jpg

出雲→福岡、左側の窓(南側)
IMG_1365L1366R.jpg

大きな画像になると、平行法では眼球のコントロールが不可能なので、次のようなビューアーが便利です。

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アンドレ・プレヴィン演奏のヒンデミット [趣味]

アンドレ・プレヴィン死去のニュースを聞き,昔(この録音の前置きアナウンスによれば1964年),彼の演奏のAM放送を録音していたのを引っ張り出しました.少し前に「テープ起こし」(デジタル化)していたものです.

(テープの後に出る)写真の右は,この演奏当時に近いと思われるプレヴィン.
Hindemith piano sonata no.3 by André Previn
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今朝の天体ショー [趣味]

朝早く目覚めて南の空を見たら、月と明るい2つの星が並んでいました。急いでカメラを向けました。
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月に近い明るいのが「明けの明星」金星、遠いのが木星。
フォトショップで無理やり明るくすると、雲が見えてきました。
DSC_3408br-h.jpg
もっといい写真を、と思ってレンズを探したりしていると雲が出てくるし、空も白みかけてきて・・・。ギリギリ撮れたのがこのシーン。
DSC_3415h.jpg
参考サイト:2019年2月1日 細い月と金星が大接近
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シャンゼリゼ/凱旋門の新年花火 [趣味]

Youtubeには撮影直後にアップロードしていましたが,遅まきながらブログでも紹介します.シャンゼリゼ/凱旋門の2019年の新年花火です.このお祭りを現地では Reveillon (レベイヨン,大晦日)と言っていました.
2019年ゼロ秒の瞬間


次は,花火が終わり,漂う煙を使った光のアート,その1.実はこちらの方が印象的です.

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日本語の歌詞で歌われたシューベルト歌曲(その2) [趣味]

先日の記事でシューベルトの歌曲を現代日本語の歌詞で歌ったCDを紹介しましたが,その末尾で,母語の歌詞で聴くのが「正しい」鑑賞の仕方ではないかと書きました.
ところが,同じような考えの人がだいぶ前から活動しているのを知りました.「国際フランツ・シューベルト協会」というサイトがあります.
http://schubertiade.jp
その「活動の柱」の3番目の項目に「『シューベルトの歌曲集』の日本語版を作成、日本語で歌うことによってリードを普及させる」とあり,「邦詩で歌える」訳詞を公開しています.
http://schubertiade.jp/schubertmusik.htm

そこで,前の記事で紹介した「白鳥の歌」の第7曲“Abschied”(別れ)の訳詞を見てみると,松本訳の「じゃあね」はやはり「さらば」になっていましたが,3番の冒頭「優しい少女よ」(松本訳,原文はihr freundlichen Mägdlein dort)はなんと「やさしいギャルたちよ」.ここで「ギャル」は全くいただけません.

ところで,ドイツ語の歌詞を日本語に訳する場合,盛り込める情報量に決定的なハンディがあります.ドイツ語では子音で始まり子音で終わる単語が多いし,しかもどちらにもしばしば複数の子音が重なります.このため1音節で1単語を表現できるケースが多い.ところが日本語では1音節は1つの子音+1つの母音で1文字のため,1単語でも2音節以上を要する場合が多い.つまり歌では2つ以上の音符を消費してしまいます.上の,“ihr freundlichen Mägdlein dort”では7音節(音符8個),訳ではいずれも8〜9音節と多いが全部訳し切れてない.つまり日本語で歌うためには,訳詞というよりは「作詞し直す」というほどの作業が必要のようです.

それにしても,「正しく」鑑賞するためには日本語の訳詞が是非必要と思うので,松本隆氏のような人が次々と現れて欲しいと思います.シューベルト,シューマンなどの歌曲は200年近いロングヒットを続けていますが,ファンの層という点では,今日,少なくともたまにでも聴くという人は日本で1,000人に1人もいるでしょうか.人の好みは様々とは言え,これらの作品群は人類的な宝だと思うので,ファンがもっと,少なくとも人口の1パーセント程度までは増えるように,クラシック音楽業界の方々には営業努力をお願いしたいものです.

ところでこの“Abschied”は,ある若い男がそれまで住んでいた街を去る時の情景を歌ったものですが,子馬(Rößlein)が出てくるのでその乗り物は多分馬車でしょう.あるいは一人で騎乗しているのかもしれませんが,ピアノの伴奏は私には馬車の乗り心地(乗ったことはないですが)を思わせます.繰り返される不意の強拍(楽譜の赤のマーク)は,道路の凸凹で車体がガクンと揺れるのを表しているのではないでしょうか.(この曲の48小節からをフリー楽譜サイトから転載)
swing1h.jpg
楽譜の部分の少し前から(バリトン:クリスチャン・ゲルハーヘル,ピアノ:ゲロルド・フーバー)

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日本語の歌詞で歌われたシューベルト歌曲 [趣味]

1401577.gif10/6: 訳詞者コメントブロガーコメントを追記
1401577.gif11/10: 「その2」はこちら
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matumototakashi-t.jpgシューベルトやシューマンの素晴らしいロマン派の歌曲が日本語の歌詞で歌われることは殆どない.歌曲集「白鳥の歌」の“セレナーデ”や同じく「冬の旅」の“菩提樹”ぐらいだろう.しかし歌曲というのは歌詞の意味とメロディーの両方で心に訴えるものだから,ドイツ語で歌われた音源では広くファンを獲得することは出来ない.こんな素晴らしい作品群のファンが,いわゆる「クラシック愛好家」に限られているのは,本当にもったいないことだと長年思っていた.自分自身で「歌える訳詞」を作ろうかと思ったほどだ.

ところが,先日NHK-FMの「きらクラ!」(9月9日か翌日の再放送)を聴いていたら,なんと歌曲集「白鳥の歌」の “ドッペルゲンガー”の日本語バージョンをやっていた.訳詞の松本隆氏もゲストとして出演していた.松本氏は数々のヒット歌謡曲の作詞者ということだ.

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