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佐賀オスプレイ基地建設反対・阻止行動(基地被害防止ボランティア その5) [反核・平和]

沖縄での基地建設反対運動への参加についての記事を、 #基地被害防止ボランティア のシリーズとして「その4」まで書いてきましたが、地元にまでその問題が押し寄せて来ました。すでに、例えば6月19日の記事に書いたように、佐賀空港のすぐ隣に、自衛隊のオスプレイ基地の建設が始まりました。

現地での抗議・阻止の行動には、工事開始2日目の6月13日と、7月20日に加わりました。自宅からは直線距離で30キロ程で、決して近くはありませんが、沖縄に比べればものの数ではありません。(佐賀の人に、「久留米は佐賀県ですよ」と言われました。)

6月13日の写真と、7月20日は写真を紹介します。後者では加えて、警備員の人たちに向けた「スピーチ」を再現してみます。

なお、タイトルの「基地被害」とは、隣接地などの住民への騒音、墜落の危険などだけでなく、むしろ最大の被害は戦争の原因となることによる被害です。

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ハザードマップのレッドゾーンで起きた久留米の土砂災害 [社会]

今回の #久留米市 田主丸町竹野地区の #土砂災害 ですが、メディアの空撮グーグルマップ久留米市のハザードマップを並べると、まさにハザードマップのレッドゾーンで起きたことが分かります。私の家はかからないけれども、近くにはそのゾーンがあります。皆さんも自分の地域のハザードマップを確認して下さい。
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ロシアのウクライナ侵攻3日後の安倍晋三氏の発言 [社会]

前の記事で、安倍晋三氏への銃撃が、山上容疑者がいた背後からなされたとするのでは辻褄が合わないということを、当日執刀に当たった奈良県立医科大学の福島教授の記者会見の内容から述べた。不思議なのは、こんな素人でも分かる話を、なぜメディアは全く無視するのかということだ。前の投稿にいただいたコメントのように、銃弾さえ発見されていないことも不問にされている。となると、背後に陰謀があると疑わざるを得ない。こう言うと、すぐ「陰謀論」という言葉で切り捨てる人が出て来そうだが、そんな人は、この世界には「陰謀」というものは全く存在しないとでも思っているのだろうか?

natoexpansion-abe.jpgさて、その陰謀のヒントになるかも知れない、ロシアのウクライナ侵攻に関する安倍晋三氏の発言が、動画と文字で記録されている。2022年2月27日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」への出演においてである。ロシアのウクライナ侵攻開始の3日後のことである。
リネールさんのTwitterに動画が、東洋経済ONLINEの2022年2月28日にその記事がある。
https://twitter.com/Riner0804/status/1677450752275677184
https://toyokeizai.net/articles/-/534929

この番組全体としては、「核共有」を進めるべきであると言うようなとんでもないものだが、しかし誰かの気分を害したかも知れない、次のような安倍氏の発言も含まれている。上記、東洋経済ONLINEから引用する。
安倍元首相:(プーチン氏は)基本的な不信感を米国に対して持っている。「NATOを拡大しないはずだったのにどんどん拡大し、ポーランドにはTHAADミサイルまで配備をしているではないか」と。その基本的な不信感の中で、プーチンとしては領土的野心ということではなく、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしているということだろう。もちろんそれを正当化はしない。彼がどう考えているかを正確に把握する必要はあるだろう。
メディアの方々、陰謀かどうかはともかく、少なくともいくつもの事実の矛盾については、是非追及して下さい。
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安倍晋三氏を死に至らしめた銃創についての担当医の詳細な説明 [社会]

安倍晋三氏を死に至らしめたのは、山上被告がいた背後からの銃弾ではあり得ないという疑問を、孫崎享氏が以前から述べておられますが、当日(2022年7月8日)の執刀医の記者会見の映像を確かめて見ました。
その、テレ東BIZの動画です。(朝日新聞デジタルにも。)
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15m02s-neck.jpgその中で、重要な銃創の(銃弾入射の)位置を示す福島教授(動画15分経過のあたり)。これではどう考えても背後からの銃弾ではあり得ないでしょう。この会見に出席した大勢の記者は、その後の展開をどう思っているのでしょうか?

この動画の、銃創に関するやりとりの部分だけを文字起こししたものを孫崎氏がツイッターで紹介しています。画像なので、改めて文字化して、こちらに転載します。一箇所、[ ]の部分は私が修正した部分です。スキップ部分がいくつもあるので、チェックしやすいようにところどころ経過時間を{ }で挿入しました。

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科学者会議福岡支部での話題提供--数学による平和教育、軍拡か軍縮か、代替防衛とは [反核・平和]

1401577.gif7/22追記:この話の内容をベースに、不定期誌向けの短文を作りました。PDFで公開, ブログに転載(HTML), 7/27付で掲載誌も発行されました。
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科学者会議福岡支部の「談話会」で、6月30日に話題提供をしました。内容は、数学による平和教育、軍拡か軍縮か、代替防衛とは、の三題。そのスライドと、録音のうち冒頭の私の発表部分(34分)を公開します。
[スライド発表部分の音声]
およそ、次のような内容です。

抑止力による平和か,非軍事による平和か
~議論の枠組みの提案、ほか~
     豊島耕一

序 数学による平和教育
「自分の国が他国から攻められる」確率と「自分の国が他国を攻める」確率とは、場合の数の確率としては全く等しい。したがって、もし国に「防衛省」を作るなら、それと同等のウェイトで、自国軍が侵略軍になることを予防するための「他国侵略防止省」を作らなければならない。
1 軍備による平和維持と、非武装による平和維持の「公平な」比較
 軍拡v.s.軍縮のメリット・デメリットを全て数え上げて平等に比較すると、「どっちもどっち」であることが分かる。したがって「時間軸」で評価しなければならない。
2 「代替防衛」について
 ナチスの侵略に対する抵抗や、ソ連からのバルト3国の独立などで歴史的にも実績があり、ウクライナでも一部勢力により実践されている「代替防衛」についての議論を紹介。

次の画像はスライドの13枚目です。
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原水禁世界大会2022でのウクライナ平和主義者運動代表のスピーチ全文 [反核・平和]

YuriiSheliazhenko.jpg2022年の原水禁世界大会(原水協)での、ウクライナ平和主義者運動代表ユーリイ・シェリアゼンコ氏のスピーチの一部を、昨年9月のブログ記事で紹介しました。そのうち原水協のサイトにも出るだろうと思っていたのですが、もうすぐ今年の大会が近づいているのに、未だに掲載されません。そこでやむを得ず、こちらに許可を得て全文を掲載します。(原水協に電話したところ、紙の「報告集にある」と言う返事で、ネットにあげるつもりはないようでした。驚くべき姿勢・態度と言う他はありません。英文は掲載しているのですから。)
また、これだけでなく、昨年の大会の報告すら、まだ一切ウェブには出ていないのです。最新が2021年分。これまた驚きで、怠慢という他はないでしょう。

苦言はここまで。さてスピーチ本文です。(今年1月の同氏のインタビュー記事もどうぞ)
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(ユーリイ・シェリアゼンコ氏の2022年原水禁大会へのオンラインスピーチ全文)

親愛な友人の皆さん、ウクライナの首都キーウからのご挨拶を送ります。

私が住んでいる所で原水爆の廃絶を主張するのはお門違いだと言う人がいるかもしれません。無謀な軍拡競争が進む世界では、「ウクライナは核兵器を捨てたから攻撃された。核兵器を手放したのは間違いだった」という主張がよく聞かれます。しかし私はそうは思いません。核兵器を保有すれば核戦争に巻き込まれる危険性が高くなるからです。

ロシアがウクライナに侵攻した時、ミサイルが轟音とともに私の家の数キロ先で爆発しました。通常兵器の戦争のうちは、私は何千人もの同胞より幸運に恵まれ、まだ生きていますが、自分の街が核攻撃されたら、生き残れるかどうかは疑問です。ご存知のように、爆心地では人体は一瞬にして焼かれ、周辺の広大な地域は100年にもわたり人が住めなくなるでしょう。

インドやパキスタンの例に見られるように、核兵器を持っているということだけで戦争は防げないのです。

だからこそ、包括的かつ完全な核軍備撤廃という目標が、核不拡散条約の下で国際法の規範として普遍的に認められてきたのです。だからこそ、当時ロシア、米国に次いで世界第3位だったウクライナの核兵器の放棄が、世界の平和と安全に対する歴史的貢献として、1994年に世界的に祝賀されたのです。

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