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教育委員に取材しない教育報道 [メディア・出版・アート]

先ほど終わったクロ現.「『はだしのゲン』はなぜ“消えた”」?,いろいろ調査して掘り下げていて,問題点が少し明らかになったと思います.ただ,この番組でもそうでしたが,対象が教育委員会の場合,その委員会本体への取材・インタビューが全くと言っていいほど無いと言うのが通例です.これはとてもおかしなことです.もっぱら対象は,課長や部長などの事務職員ばかり.

考えて見て下さい.市議会を取材する,国会を取材するときに,議会事務局ばかり取材して,議員に取材しないなどと言うことがありますか?

この委員会の実態が,委員会はほとんどお飾りで,実権は官僚が握っているということなのでしょうが,ではそのこと自体の問題を指摘すべきでしょう.

それから,この問題が浮上したとき,広島市民の何人が教育委員会会議を傍聴しに行ったでしょうか?

ちなみに,広島市教育委員会のメンバーはこちらの6名の方々です.
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/education/17344.html
educommittee.jpg
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「オスプレイ裁判支援市民の会」で上映された動画 [社会]

「オスプレイ裁判支援市民の会」が7月29日に400名の参加で発足しましたが、その冒頭に上映された動画「はっちゃんのオスプレイ反対日記⑨」です。田中正照さん制作。始めの方に私も写っています。

その⑧までは「住民の会」のサイトにあります。
https://sagaosprey.wixsite.com/mutsugoro/はっちゃんのオスプレイ反対日記
#佐賀空港の軍事基地化 #オスプレイ
関連記事:佐賀オスプレイ基地建設反対・阻止行動(基地被害防止ボランティア その5)
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オスプレイ配備反対の地権者による裁判を支援する会が設立 [社会]

昨日、佐賀のメートプラザで、「佐賀空港オスプレイ等配備に反対する裁判を支援し、地権者とともにたたかう市民の会」が設立されました。とりあえずその呼びかけ文、規約、入会申込書などを、イメージデータ(クリックで拡大)と、その下からPDFにジャンプします。
yobikake1.jpgyobikake2.jpg
   呼びかけ文PDF
kiyaku1.jpgketsui.jpg
   規約PDF           決意表明PDF
callers1.jpgcallers2.jpg
   呼び掛け人名簿PDF
joining.jpg
   入会申込書PDF

次はNHK佐賀の夕方のニュースから。

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コロナの実態隠蔽、福岡県の場合 [社会]

(続けてフェイスブック7月21日投稿からの転載です。)
福岡県のコロナ発生数、県のウェブサイトの奥の奥に「隠して」ある。
この「トップ」ページから辿り着くのは至難。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/life/3/21/393/
運よく数分内に見つかれば、こちら。
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~idsc_fukuoka/idwr/idwr-f4.html

covid-fukuoka-28th-week.jpgまず「インフル」のグラフが出てくるので、左コラムのリンクで「新型コロナ」に切り替えなければならない。しかも時間軸は「週」の単位。アナログに読み取って、さらにカレンダーで何月何日に換算するのがまた至難。

これによると、7/8までの週が最新で、急増していることが分かる。特に福岡市と筑後地域。おそらく元凶は西鉄大牟田線ではないか。駅員は、「今日(5月8日)から換気やめました」と言った。
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2023-05-08

平和運動のような「意識高い」系の集まりでも、まるで「コロナ明け」のようなムード。先日の会議は狭い部屋にぎっしりでしかも窓開けなし。遅刻して、入室するなりCO2濃度計のスイッチを入れると、なんと2,300ppmほどを示したので、慌てて勝手に窓とドアの2ヶ所の開けた。それでも800台まで落ちるのに15分ぐらいかかった。
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汚染水放出反対のスタンディングで使ったパネル [仕事とその周辺]

フェイスブックで紹介していたものですが、一般への露出度や検索対応ではブログが有利なので、こちらに転載します。

no-diffusion.jpg7月17日「海の日」、17時30分から18時まで,汚染水海洋放出反対のスタンディングに参加しましたが、ちょっと手の込んだパネルを準備しました.場所は西鉄久留米駅前(西口,一番街入口)。

元の画像です.(転載転用自由)
上の部分
下の部分

ネタ元は、7月14日の北海道新聞の「処理水巡るIAEA報告書 基準合致はまやかしだ」という、廃炉制度研究会主宰・尾松亮氏の聞き書き記事です。メディア報道なども徹底的に批判した見事な論説で、重要な基準の一つである「正当化(Justification)」に関して評価していないことをIAEA自身が認めていることを指摘。同紙に転載を申し込みましたが断られました。しかしそれを詳細に紹介しているブログ記事がこちらにあります。
https://blog.goo.ne.jp/choshibeach/e/7cfb708f5904530a0f2883d0cf9fae68
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殺傷力による防衛と市民力による「代替防衛」 [反核・平和]

科学者会議福岡支部の「談話会」で6月30日に話題提供をした内容を、文章にまとめました。「9条を活かす九州ネットワーク」という、福岡をベースとする市民グループの不定期誌に掲載するためですが、「版元」は著作権を主張しないので、発行前ですが、このブログで公開します。いわゆる「防衛論議」に少しでも役立ててもらえれば有難いです。pdfでも公開しています。
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殺傷力*による防衛と市民力による「代替防衛」

           豊島耕一(元佐賀大学理工学部・物理学)

自国の軍隊が防衛軍になるか侵略軍になるかの数学的確率は半々である

なぜ人は、またどの国の政府も、「攻められるかも知れない」という心配はさかんにするのに、逆に自分の国が外国を「攻めたらどうするのか」という心配は、なぜ全くと言っていいほどしないのだろうか?少し考えれば、いや、ほとんど考えなくても分かることだが、自分の国が他の国から攻められる確率と、逆に自国が他国を攻めてしまう確率は、「場合の数の確率」(先験的確率)としては全く等しい。(筆者はこれをわざわざ数式化して「証明」している[1]。「センター試験」の数学の問題にちょうどよいレベルである。)思うに、まわりに国がたくさんあって、自分の国は一つしかないので、なんとなく「攻められる」確率が高いように錯覚して、「攻められる」心配だけをするのかも知れない。

この等確率性を明確に意識すれば、もし国に「防衛」省を作り軍隊を持つならば、それは同時に50%の確率で侵略軍になるのであり(まさしく現在のロシア軍、そしてかつての日本軍)、それを同じウェイトで心配するならば、それが侵略軍になることを予防する「侵略軍化防止省」とでも言うものを作らなければならないはずだ。主流の防衛論議の中にも「安全保障のジレンマ」という、自国の軍拡の負の作用を表す言葉があるが、しかし自国の軍隊が侵略者になりうるというリスクまではほとんど意識されていないようだ[2]。

今から200年以上前、カントはその有名な著書「永遠平和のために」の中で、これとは別の理由で「常備軍そのものが先制攻撃の原因となる」と書いているが、結果的に同じことのようにも思える。

軍拡と軍縮、どちらが平和と主権を守るのか

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