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会食などでの会合の人数と感染リスク [社会]

(末尾に関連リンク追記)
第5波までとは比べものにならないほどの感染数であるのに,政府もメディアも無策どころか,「緩める」方の話ばかりしている.社会の空気は大手メディアが決めるので,警戒の話をすると変わり者という目で見られそうだ.しかし,例えば第5波までの自宅死,つまり医療にたどり着けないままコロナで亡くなった人の数が675人(2020年1月から21年末)であるのに対し,第6波の今年1月から3月では,わずか3ヵ月で954人にも上るのである[1].かつてあれほど問題視した「自宅死」だが,もはや当たり前になったかのようだ.

前より少し進歩したのは,無料PCR検査が身近に簡単に受けられるようになったことだ.そこで,「自粛」ではなく,PCR検査を前提としてイベントも積極的にやるように考えた方がいいだろう.そこで,それほどの手間をかけるべきかを考える参考に,会合の規模に伴うリスクを評価してみる.

kurume.jpg私の住む久留米市は非常に成績が悪く,過去1週間の感染者数が10万人あたり275.4人と,沖縄県に次ぐ高いレベルである(図は少し前のデータ.今は少し改善).このリスクの高さが,このような計算(と言っても数学は高校レベル - いや中学かな -です)を始めた動機である.

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大人数の会食など,接近・マスクなしのイベントで,感染のリスクがどのくらいあるのか,数量的に見積もってみる.全員が事前に(無料の)PCR検査をすれば,リスクは限りなくゼロに近くなるが,そこまでの手間を取るかどうかはリスク評価に依存するからだ.

N人の会合で,少なくとも1人が感染している確率P,つまり,P =1-(誰も感染していない確率)を求める.[以下で小文字の p は大文字の P と紛らわしいので,cに変えました(contaminated の c)]

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